デジカメアイテム丼:「なかよし」付録のカメラで大人が自由研究した結果 - デジカメ Watch
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/item/20140812_661474.html
デジカメ Watchに「なかよし 9月号」の付録「ピンホールカメラ」のレビューが掲載されています。
- 少女漫画誌「なかよし 9月号」(講談社刊、8月2日発売、税込580円)に、付録として「ピンホールカメラ」が付属。
- 雑誌の付録としては珍しこともあり、本来の読者層とは異なる“大人”が試した。
- このピンホールカメラは夏休みの自由研究向けという触れ込みとなっている。
- 表紙には「遊びも自由研究も200%カンペキ!!」。
- 付録の使い方を記した別冊「最強☆宿題おたすけブック!」も付属。
- ピンホールカメラの仕組みから自由研究のまとめ方までがわかりやすく解説。
- ピンホールカメラというのは、“針穴”をレンズ代わりにしたカメラ。
- 一般のカメラとは異なるゆるい描写が特徴でファンも多い。
- 付録のカメラは35mmフィルム(別売)を使用するタイプ。
- 前面にリングパーツを嵌めてデコレーション用のシールを貼れば完成。
- ボディの内部はシンプルな作り。
- 裏蓋ははめ込むだけだが、不用意に外れることは無い。
- カメラはシンプルなもので、可動部はシャッター板と2つのノブ。
- フィルムカウンターや巻き上げの停止機構は無い。
- シールを貼って完成。型番は「NY-2014」。“NY”は「なかよし」の略か?
- 片吊りだが、ストラップ穴も用意。
- ノブには回転方向が書いてある。ピンホールは円形に近い
- シャッターはスライドする板を上下させて操作。
- 露光時間はISO100のとき晴天で2~3秒以下、曇りで3~5秒以下、夜間で10分以上とある。
- 今回はISO100のネガフィルムを用い、晴天だったため約3秒の露光時間。
- 結果的にはちょうど良い露出となった。
- 露光時間が長いので、カメラが動かないよう柵や地面に押しつけるなどして撮影。
- (三脚穴は無い)。
- フィルムの巻き上げ量は、巻き上げノブの回転数を目安とする。
- 7コマ目までは2回転、それ以降は1回転半。
- コマの重なりを防ぐためかなりマージンが取ってある。
- 36枚撮りフィルムで撮影できるのは約27コマ。
- 巻き上げずに撮れば多重露光が可能だ。
- 撮る前は焦点距離50mmくらいを想定していた。
- しかし、プリントを見るとやや広角の模様。
- ピンホールカメラ独特のテイストで、少し周辺減光もある。光線漏れは起きなかった。
- このカメラを手にする多くのなかよし読者にとって、“銀塩カメラ”で撮ることは初めての体験になる。
- このカメラで写真の楽しさを知ったことで、新たなカメラ女子や女性写真家が数多く誕生するのかもしれない。
とのこと
→今月のなかよし|なかよし|講談社コミックプラス
トイデジ系レビューサイト「変デジ研究所」では詳細なレビューや動画を掲載。
→なかよし9月号(付録はピンホールカメラ!)を買ってみた。【フィルムの入れ方動画あり】
→なかよしのピンホールカメラで撮った写真(個体差や綺麗に撮影する方法など)
ピンホールカメラをデジタル化する猛者(?)も登場
→なかよしのピンホールカメラをミラーレスカメラ使ってデジタル化してみた
- karaage. [からあげとポニーテイル]
ピンホールカメラとレンズを外したミラーレスカメラのボディをワンタッチバンドで縛る。