• 24時間ランキング
  • 3日ランキング
  • 1週間ランキング
  • 30日ランキング

当サイトでは広告による収益を受けています

Canon: No Plans for a High-Resolution Canon EOS R1 - Canon Rumors

https://www.canonrumors.com/canon-no-plans-for-high-resolution-r1/

EOS R1

Canon Rumorsに、キヤノン「EOS R1」の高解像度モデル(EOS R1s?)の話が掲載されてます。


  • キヤノンはPetaPixelと対談を行い、その中で「EOS R1」に関する話題が挙がった。
  • 2400万画素以上を求めるユーザーは、その願いを叶えることができるのであろうか。
  • かつてキヤノンは「EOS-1Ds」と「EOS-1D」の両シリーズを同時に展開しており、高解像度モデルと低解像度の“スポーツ”カメラを両立させていた時代がある。
  • 当時の「EOS-1Ds Mark III」は2110万画素であり、それは当時“超高解像度”とみなされていたことを思い出す。
  • 「EOS-1Ds Mark III」が登場した時、多くの人々は「メガピクセル競争が暴走している」と叫び、「1600万画素以上は誰にも必要ない」と議論していたものだ。
  • しかし、現在では2400万画素ですら十分とされない状況である。

■高解像度版「EOS R1」シリーズの可能性

  • PetaPixelが高解像度モデルについて質問したところ、キヤノン イメージンググループの統括責任者である徳良 剛(Go Tokura)氏は、以下のように答えた。
  • 「我々はフラッグシップモデルを、製品ラインアップの頂点に位置付けている。」
  • 「そのため、フラッグシップモデルを2機種展開することは考えていない。」
  • 「なぜなら、『EOS R1』には、我々が持てるすべての技術と最高の性能、そして信頼性を注ぎ込んでいるからだ。」
  • 「ゆえに、同一のボディを使用した別のモデルを開発することは、おそらく決して考慮しないだろう。」
  • この発言の意図は理解できる。
  • AF(オートフォーカス)性能、演算処理、そして最高レベルのパフォーマンスを極めるためには、解像度とカメラ自体の処理能力の間でバランスを取る必要がある。
  • キヤノンにおいては、その両立は現実的ではないということだ。
  • キヤノンのDPAF(デュアルピクセルCMOS AF)センサーは、通常のセンサーの2倍の画素数を持つため、4800万画素相当のデータをAFのサンプリングレートで処理している。
  • これは、秒間フレームレートよりもはるかに高い頻度で、予測的な被写体追従を実行していると考えられる。
  • つまり、ひとつのパッケージに収められる性能には限界があるというのが、キヤノンの判断なのである。

■「1」シリーズの進化

  • 「EOS-1Ds」と「EOS-1D」シリーズは、高解像度と高速性能を一つのボディで両立できなかった時代の妥協策であった。
  • 当時は、フルサイズセンサーが非常に高価だったことも背景にある。
  • しかし、時代は変わった。
  • 「EOS 5D Mark II」の登場は「EOS-1Ds」シリーズを事実上終焉に追い込んだ。
  • 「EOS 5D」シリーズが「EOS-1Ds」と同等、あるいはそれ以上の性能を手に入れたことで、「1Ds」シリーズの存在意義が薄れたのである。
  • 1シリーズのボディと「EOS 5D」シリーズの機能を求める、非常に限られたニッチ市場以外では、もはや不要とされてしまった。
  • 「5D Mark II」によってもたらされた変化を徳良氏は、次のように説明している。
  • 「たとえば、解像度を上げれば、そのバランスは崩れ、感度性能が低下することは物理的に避けられない。」
  • 「ゆえに、フラッグシップモデルにおいては、特定の性能にのみフォーカスして、バランスを損なうようなことは決してしない。」
  • 「現在の戦略としては、高解像度については5シリーズが担うことになると考えている。」

■これが意味すること

  • つまり「1」シリーズでの高画素モデル、「R1s」は登場しないということになる。
  • だが、キヤノンが必要と判断すれば、「R3s」や「R5s」といった高解像度機を投入する可能性は残されている。
  • それまでは、筆者は「R5s」を待ち望みながら、愚痴をこぼし続けることになりそうだ。

とのこと



銘匠光学 TTArtisan 10mm f/2 C ASPH. APS-C RFマウント キヤノンRF レンズ 銘匠光学



ソニーやニコンはフラッグシップ機を高画素化していますが、キヤノンはあくまでも低画素での高速連写機にこだわるようですね。まあ確かに何でも高画素化する必要はないと思うので、全然アリだとは思いますね。ラインナップ的にも明確にスペックや性格を分けた方が分かりやすくはありますからね。ただ、5DsのようなR5の超高画素バージョンは登場して欲しい気がしますね。1億画素とか期待したいです。
CAMEOTA
cameota.com管理人
cameota.com管理人
国内外のカメラ情報を翻訳・要約し、発信しています。最新の噂から発表後のレビューまでカバー。

カメラグッズ・本

「Canon」カテゴリの最新記事

マップカメラの2025年11月の販売ランキング。「EOS R6 Mark III」が初登場1位。2位以下に大差をつけた模様。 マップカメラの2025年11月の販売ランキング。「EOS R6 Mark III」が初登場1位。2位以下に大差をつけた模様。
ヨドバシカメラの2025年11月下期ランキングで「EOS R6 Mark III」が初登場1位。レンズキットが6位にランクインした模様。 ヨドバシカメラの2025年11月下期ランキングで「EOS R6 Mark III」が初登場1位。レンズキットが6位にランクインした模様。
「α7 V」vs「EOS R6 Mark III」vs「Z6III」 「EOS R6 Mark III」vs「α7 V」vs「Z6III」ダイナミックレンジ比較!「α7 V」が優位の模様。
キヤノンの認証機関に登録されている未発表機3機種。 キヤノンが認証機関に登録しているカメラには、未発表のものが3機種ある模様。「EOS R5 C Mark II」「EOS R3  Mark II」「EOS R7 Mark II」「EOS R5 V」「EOS R6 V」「PowerShot V3」などの可能性!?
EOS R3 Mark II キヤノン「EOS R3 Mark II」は2026年に登場するのか?
「α7 V」vs「EOS R6 Mark III」vs「Z6III」 「α7 V」vs「EOS R6 Mark III」vs「Z6III」!静止画重視は「α7 V」、ハイブリット/動画重視は「EOS R6 Mark III」、コスパ重視は「Z6III」。
キヤノンのレトロスタイルの「EOS RE-1」 キヤノンのレトロスタイルのEOS Rが2026年に登場する!?「EOS R6 Mark III」と同じ3250万画素フルサイズセンサーを搭載し、手の届きやすい価格設定になる!?
キヤノンが認証機関に登録したWi-Fi 6搭載の新機種は、フラッグシップレベルのカメラ!?「EOS R5 C Mark II」の可能性も!? キヤノンが認証機関に登録したWi-Fi 6搭載の新機種は、フラッグシップレベルのカメラ!?「EOS R5 C Mark II」の可能性も!?
「EOS R5 Mark II」「EOS R1」にファームウェアアップデートで2月に新機能が追加される!?Open Gateに対応!? 「EOS R5 Mark II」「EOS R1」にファームウェアアップデートで2月に新機能が追加される!?Open Gateに対応!?
ソニー「α7 V」vsキヤノン「EOS R6 Mark III」。画質とAF性能では「α7 V」がわずかに優位、動画性能も加味すると「EOS R6 Mark III」の方がやや魅力的。とはいえ、実際の差はごくわずか。 ソニー「α7 V」vsキヤノン「EOS R6 Mark III」。画質とAF性能では「α7 V」がわずかに優位、動画性能も加味すると「EOS R6 Mark III」の方がやや魅力的。とはいえ、実際の差はごくわずか。
キヤノン「EOS R7 Mark II」 キヤノンが、Wi-Fi 6搭載の新機種を認証機関に登録した模様。「EOS R7 Mark II」の可能性が高い!?
フィルムパトローネ型デジカメ「SnapRoll」 フィルムパトローネ型デジカメ「SnapRoll」。引き出されたフィルムが液晶画面で、フィルム軸にレンズを搭載。

Canon」カテゴリの人気記事(Monthly)

カテゴリー内での前後ページ

サイト全体での前後ページ

TOPページ ABOUT TAG Privacy Policy SITEMAP RSS Twitter Facebook