2025.12.01
要約
キヤノンはここ数か月、「EOS R6 Mark III」と「RF45mm F1.2 STM」の発表で慌ただしい日々が続いている。特にRF45mm F1.2 STMは予約段階から高い人気を集める一方で、フルサイズ用「RF20-50mm F4 PZ」や“手頃な価格”の超望遠「RF300-600」など、次に控えるレンズやボディの登場時期はいまだ読めない。最新の噂と今後の見通しまとめ。
Canon EOS R7 Mark II Coming Soon? - Canon Rumors
https://www.canonrumors.com/whats-next-from-canon-8/
Canon Rumorsに、キヤノンのカメラおよびレンズの新製品噂まとめ2025年11月が掲載されています。
- キヤノンはここ数か月、キヤノン「Cinema EOS C50」、キヤノン「EOS R6 Mark III」、キヤノン「RF45mm F1.2 STM」の発表でかなり忙しい状態が続いていた。
- 中でも最後の「RF45mm F1.2 STM」は、こちらで把握している予約数から判断するかぎり、非常に高い人気を誇っているようだ。
- キヤノン「EOS R6 Mark III」の発表前には、別の「情報解禁日」もいくつか知らされていたが、そのうち11月末に設定されていた日付は、「EOS R6 Mark III」の正式な出荷日だったのだろうと今では思っている。
- 当時はその可能性を考えもしなかったのだ。
- というわけで、今週は新しいレンズの発表は行われない。
新レンズは?
- 少なくとも2本の新レンズが近いうちに発表されることは分かっているが、ニュースがいつ出てくるのか、正確なタイムウインドウはまだ分からない。
- フルサイズカメラ向けのキヤノン「RF20-50mm F4 PZ」が登場することは分かっている。
- このレンズはキヤノン「EOS R6 Mark III」やキヤノン「Cinema EOS C50」のユーザーを主なターゲットにしたものだと思うが、キヤノン「EOS R5 Mark II」との組み合わせでもきっと素晴らしいはずだ。
- 12月に登場する可能性はあるのか?
- キヤノンは過去にも12月発表を行っているので、その可能性は十分にある。
- 2本目は、長らく噂されてきたキヤノン「RF300-600」“手頃な価格”の超望遠レンズである。
- このレンズは野生動物からサーフィンまで、世界各地でテストされていることは分かっているが、こちらもやはり「いつ」という点については正確には分からない。
- キヤノン「RF45mm F1.2 STM」は、4本の新レンズのうちの1本であり、「Cinema EOS C50」の出荷が目前に迫っていることを考えると、「RF20-50mm F4 PZ」がこれと同時に発表されなかったのは少し意外である。
- 結局のところ、今月発表される新レンズは4本ではなく、キヤノン「RF45mm F1.2 STM」1本だけということになる。
- レンズの発表時期を正確に当てるのは、ボディよりもいつも難しいのだ。
- 気に入らないが、自分にはどうしようもない。
新カメラは?
- キヤノン「EOS R7 Mark II」は、キヤノンから次に登場するEOS Rシリーズ機になると見られている。
- 「すぐに」出てくるとは思っておらず、2026年2月26日に開幕する横浜CP+ショーの前後、あるいはショー直後あたりで発表されるカメラになる可能性が高いと考えている。
- 予定どおりに進めば、リチャードと私は現地に行くつもりだ。
- また、キヤノン「EOS R8」についても、2026年前半にMark IIバージョンが登場するのではないかと考えているが、こちらについては直接的な情報があるわけではなく、あくまで勘に過ぎない。
- それ以外のEOS Rカメラについては、何も聞いていない。
- とはいえ、キヤノン「Cinema EOS C400」の上位に位置する新しいシネマEOSカメラについては多少名前が挙がっており、これに関しては特に驚く話でもないだろう。
PowerShot はどうなる?
- PowerShotについては、今後も新製品が登場する。
- 2025年末までに新しい「V」モデルが登場すると聞いていた時期もあったが、今となっては、それは具体的な製品計画というより「そうだったらいいな」という願望に近かったのだろうと感じている。
- キヤノンがキヤノン「PowerShot G7 X Mark III」とキヤノン「PowerShot SX740 HS」の生産を再開し、さらにキヤノン「PowerShot ELPH 360 HS A」を発表したことを踏まえると、現時点のキヤノンは、伸びつつある需要に応えるために製品を出しつつ、その需要が今後どのような形で拡大していくのかを探っている段階だと考えられる。
- カメラという製品は、設計・テスト・製造に時間がかかる。
- だから新しいPowerShotカメラがすぐに出てくるとは期待しない方がいいかもしれない。
- 自分のこの予想が外れてくれることを願ってはいるが。
今後について
- これから1か月ほどの間に、さらに情報が入ってくることを期待している。
- この時期は、何かが本当に間近に迫ってでもいない限り、噂の世界はおおむね静かになりがちなシーズンだからだ。
とのこと
Canon コンパクトデジタルカメラ PowerShot ZOOM 写真と動画が撮れる望遠鏡 PSZOOM
カメラグッズ・本
「Canon」カテゴリの最新記事
「EOS R5 Mark II」「EOS R1」にファームウェアアップデートで2月に新機能が追加される!?Open Gateに対応!?
ソニー「α7 V」vsキヤノン「EOS R6 Mark III」。画質とAF性能では「α7 V」がわずかに優位、動画性能も加味すると「EOS R6 Mark III」の方がやや魅力的。とはいえ、実際の差はごくわずか。
キヤノンが、Wi-Fi 6搭載の新機種を認証機関に登録した模様。「EOS R7 Mark II」の可能性が高い!?
フィルムパトローネ型デジカメ「SnapRoll」。引き出されたフィルムが液晶画面で、フィルム軸にレンズを搭載。
キヤノンが2026年に「RF70-200mm F2.8 IS STM」を発表する!?
キヤノン「PowerShot V1」のダイナミックレンジは「EOS R50」とほぼ互角。裏面照射型センサーではないが、他社の裏面照射型センサーとほぼ同等の性能を備えている可能性が高い。
キヤノン「EOS R6 Mark II」の価格が、信じがたいほどの安値まで下がっている模様。
「EOS R6」vs「EOS R6 Mark II」vs「EOS R6 Mark III」。R6シリーズ比較。
キヤノンのカメラとプリンターのWi-Fi技術が、BlackBerryが設計した無線技術を使用していると特許侵害を提起されている模様。
キヤノン「EOS R6 Mark III」vs「EOS R5 Mark II」!価格差16~20万の価値はあるのか。
キヤノンが予想を上回る注文で「EOS R6 Mark III」の供給不足を発表。ただし、対象はレンズキットのみでボディ単体は大丈夫の模様。
キヤノン「EOS R6 Mark III」レビュー。その圧倒的なパワーにより、ほぼフラッグシップ機。静止画、動画の両面にてトップクラスの性能で、弱点がないカメラ。









































