要約
キヤノンはCP+2026で、光学式ウエストレベルファインダーと完全マニュアルフォーカスを備えた箱型の「アナログ・コンセプト・カメラ」を初披露した。往年のフィルム機を思わせる操作感と、ミラー反射を介してデジタルセンサーに記録する独自構造が特徴だ。従来のレトロ風ミラーレスとは一線を画すこの試作機は、写真体験そのものを再考する挑戦といえる。
Canon goes retro! Analog concept camera with optical finder and manual focus is unveiled in Japan | Digital Camera World
Digital Camera Worldに、キヤノンがCP+2026で参考出展して「アナログ・コンセプト・カメラ」の実機レポートが掲載されています。
- キヤノンはCP+2026(横浜)で、光学式ウエストレベルファインダーと完全マニュアルフォーカスを備えた箱型の「アナログ・コンセプト・カメラ」を初披露した。
- AE-1の50周年に合わせてレトロなミラーレスが登場するとの予想が広がっていたが、実際に展示されたのはそれとは大きく異なるアプローチだった。
コンセプトの核心
- 「上から覗き込む光学式ファインダー」
- 「ミラー反射による像確認」
- 「記録はデジタルセンサー」
- 「完全マニュアルフォーカス」
- 操作スタイルは独特である。
- 左手にボディを載せ、右手でフォーカスリングを回す構えだ。
- 試作機ではレンズ鏡筒にフォーカスリングがあったが、プリプロダクションでは側面ホイール方式になるという。
- フォーカス回転量はやや短く感じられ、現段階では精密なピント合わせはやや難しい印象だった。
- ただしこれは極初期の試作機であり、完成品ではない。
構造の仕組み
- シャッターを切ると、二枚目のミラーが動いて像を再反射し、センサーへ導く。
- プロセスはアナログ的だが、最終的な記録はデジタル。
- 構造的には、ハイブリッド発想という意味でInstax Evo系に近い思想ともいえる。
- 試作機の背面はキヤノン「PowerShot V10」を組み込んだような構成に見えたが、操作部は機能しておらず、最終製品に含まれるとは考えにくい。
デザイン思想
- 公式説明によれば、
- 「シンプルで洗練された造形」
- 「持ち歩きたくなるサイズ感」
- 「側面レバーや段付きレンズリングによる心地よい操作感」
- 「写真をじっくり楽しむための設計」
- というコンセプトだ。
キヤノンの姿勢の変化
- 近年のキヤノンは、EOSエコシステムの外側で実験的な取り組みを強めている。
- かつての保守的なイメージから離れ、写真体験そのものを再定義しようとしている印象を受ける。
- 会場では、「操作感」「画質(ヴィンテージ調の質感)」「デザインの好み」「製品化されたら購入するか」
- といった幅広いフィードバックを募っていた。
総括
- 「アナログ・コンセプト・カメラ」は、単なるレトロ外装機ではない。
- 撮影行為そのものを再設計しようとする試みである。
- 市場に出るかどうかは未定だが、CP+会場の反応が示す通り、このカメラには確かに独特の魅力がある。
- ぜひ製品化まで進んでほしいコンセプトである。
とのこと
Canon showcased a new retro concept camera at the 2026 CP+ show - Photo Rumors
https://photorumors.com/2026/02/25/canon-showcased-a-new-retro-concept-camera-at-the-2026-cp-show/
Photo Rumorsに、キヤノンがCP+2026でレトロコンセプト機を展示しているという話が掲載されています。
- キヤノンは2026年のCP+で、新しいレトロコンセプトカメラを披露した。
- このカメラはレトロな光学ファインダーを備え、シャッターボタンがカメラ右側に配置されている。
- 現在のデモモデルは600万画素センサーを搭載しているが、これは最終版ではない。
- 会場では2種類のバリエーションが展示されていた。
- Weiboで、この新しいキヤノンのコンセプトカメラの動画を確認できる。
とのこと
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