要約
CP+2026のLK SAMYANGブースでは、シュナイダー・クロイツナッハとのコラボ第3弾となる「AF 60-180mm F2.8 FE」が披露された。一方で、一般展示はされていないものの、会場には複数の開発中レンズのプロトタイプも持ち込まれていたという。「AF 28-85mm F2 FE」「AF 20-50mm F2-2.8 FE」、さらに「AF 200mm F1.8 FE」「AF 300mm F4 FE」などが特別に公開され、今後の展開を示唆する内容となっていた。
シュナイダーとコラボした大三元レンズが完成! ナイショの試作モデルもこっそり紹介【CP+2026】SAMYANG | CAPA CAMERA WEB
https://getnavi.jp/capa/news/492487
CAPA CAMERA WEBで、SAMYANGがCP+2026で特別公開した未展示の開発レンズが紹介されています。
- 海外のサードパーティーレンズメーカーとしては早くからAFレンズを展開してきた韓国のLK SAMYANG (サムヤン) 社。
- 昨年の「AF 14-24mm F2.8 FE」からドイツのシュナイダー・クロイツナッハ社とのコラボによる高性能レンズを矢継ぎ早に展開。
- 11月には標準ズームレンズの「AF 24-60mm F2.8 FE」を発売し、これに続く大口径ズームレンズをCP+2026会場に持ち込んだ。
- シュナイダー・クロイツナッハ社とのコラボ第3弾は「AF 60-180mm F2.8 FE」。詳細は未定だが、2026年夏以降の発売を予定。
- 「AF 14-24mm F2.8 FE」「AF 24-60mm F2.8 FE」と組み合わせることで大三元レンズが完成する。
- ブース内には展示されなかったが、開発中のレンズのモックアップを特別に公開。
- 「AF 28-85mm F2.0 FE」、左は「AF 20-50mm F2.0 FE」。
- 今後、開放F2の大口径ズームレンズを検討しているとのこと。
- 望遠レンズのモックアップ。「AF 200mm F1.8 FE」、「AF 300mm F4 FE」。
- いずれもどこまで開発が進んでいるかは不明だが、記者やカメラマンの意見を集め、最終的な仕様を検討していると考えられる。
とのこと
Additional information on the Schneider Kreuznach × LK Samyang lens prototypes - Photo Rumors
https://photorumors.com/2026/03/03/additional-information-on-the-schneider-kreuznach-x-lk-samyang-lens-prototypes/

Photo Rumorsに、SAMYANGがCP+2026で特別公開した未展示の開発レンズが紹介されています。
- 以下は、Schneider Kreuznach × LK Samyangのレンズプロトタイプに関する追加情報である。
Samyang「AF 20-50mm F2 FE」

- 焦点距離・開放F値:20-50mm F2(通し)
- マウント:ソニーE(FE)
- 主なポイント:既存の「AF 24-60mm F2.8」よりも明るく、広角側も広い設計。ただしサイズと重量は大きくなる見込み。
- 状況:非常に初期の開発段階(「AF 24-60mm F2.8」との競合を避けるため、発売は2028〜2029年の可能性)
- レンズ構成、サイズ、重量などの詳細スペックは未公表。
Samyang「AF 28-85mm F2-2.8 FE」

- 焦点距離・開放F値:28-85mm F2-2.8(可変)
- ※当初はF2通しの予定だったが、サイズを抑えるため変更
- マウント:ソニーE(FE)
- 主なポイント:新しい「AF 24-60mm F2.8」よりやや大型。手ブレ補正は非搭載。
- 状況:初期コンセプト段階。フィードバックが良好なら、2027年後半〜2028年春の登場の可能性。
- その他のスペックは未公表。
Samyang「AF 28-135mm F2.8 FE」
- 焦点距離・開放F値:28-135mm F2.8(通し)
- マウント:ソニーE(FE)
- 主なポイント:新しいリニアVCMオートフォーカスモーターを採用。従来のステッピングモーターより高速かつ静音で、動画やアクション撮影に適する。
- また、28-105mmや35-100mm F2.8などの競合ズームよりも汎用性の高い焦点距離レンジを持つ。
- 状況:すでに生産段階。2025年のIBCでプロトタイプが展示されており、最短で2026年後半に登場する可能性。
- 光学設計やサイズ、重量などの詳細は未公表。
Samyang「AF 300mm F4 FE OIS」


- 焦点距離・開放F値:300mm F4
- マウント:ソニーE(FE)
- 主なポイント:Samyang初の光学式手ブレ補正(OIS)搭載レンズ。
- さらに1.4倍テレコンバーターを内蔵しており、420mm F5.6として使用可能。
- 複数のカスタム操作系も搭載予定で、野生動物やスポーツ撮影向けに「70-200mm F2.8」より軽量で安価な選択肢として位置付けられる。
- 状況:初期開発段階。競争力のある価格設定を目指している。
- その他の詳細スペックは未公表。
Samyang「AF 200mm F1.8 FE OIS」


- 焦点距離・開放F値:200mm F1.8
- マウント:ソニーE(FE)
- 主なポイント:OISを内蔵した大口径望遠単焦点。
- Laowaやシグマの200mm F2クラスのレンズに対抗する技術的ショーケース的モデル。
- 状況:初期開発段階。望遠単焦点は2本計画されているが、内部競合を避けるため最終的にどちらか1本のみ製品化される可能性がある。
- その他の仕様は未公表。
- なお、米国では一部のLK SamyangレンズがRokinonブランドで販売されている。
- ヨーロッパではSamyangレンズはFoto ErhardtやWEX Photoなどで販売されている。
Via Phototrend
とのこと

SAMYANG 単焦点レンズ AF 24mm F1.8 FE ソニーEマウント フルサイズ対応 フォーカスホールドスイッチ 887506 ブラック
SAMYANGはCP+で「AF 20-50mm F2 FE」など試作機も披露するという噂がありましたが、ブース展示が見当たらず残念に思っていたら、実はモックアップを持ち込んでいたんですね。メディアやカメラマン向けに、密かに公開していたようです。
なお、CAPAでは「AF 28-85mm F2 FE」と記載されていますが、Photo Rumorsでは「AF 28-85mm F2-2.8 FE」となっています。「当初はF2通しの予定だったが、サイズを抑えるため変更した」というコメントもあるので、現時点ではF2-2.8に落ち着いた可能性が高そうですね。
個人的に一番気になるのは「AF 20-50mm F2 FE」です。写真を見る限り、そこまで巨大には見えませんし、少なくとも「FE 28-70mm F2」よりはかなりコンパクトにまとまりそうな印象があります。
発売は2028〜2029年とのことなのでまだ先ですが、これは続報が楽しみですね。