要約
なぜ今、「OLYMPUS PEN-F」なのか。最新機種はより高速で、より高解像で、より賢い。しかし写真の楽しさは、必ずしもスペックシートの数値に比例しない。物理ダイヤルのクリック感、手にしたくなる美しさ、撮影プロセスへの能動的な参加。「OLYMPUS PEN-F」は、カメラ選びの基準そのものを問い直す存在である。
Specs Don’t Matter — This Camera Proves It
https://www.youtube.com/watch?v=ZTRCeETGKB4
プロ写真家/映像制作者のTom Calton氏が、YouTubeでオリンパス「PEN-F」のついて話をしています。
- なぜ今、オリンパス「PEN-F」なのか?
1. スペック表には載らない「魅力」
- 現代のカメラはより速く、より賢く、より安価になっているが、PEN-Fにはそれらに勝る「魂」や「楽しさ」がある。
- 画質やAF(オートフォーカス)について懸念があるかもしれないとしつつも、PEN-FのAFは2026年の基準でも十分実用的。
- マイクロフォーサーズセンサーも十分なダイナミックレンジと色再現性を持っていると評価。
- むしろ、過剰な画素数はストレージや編集の負担を増やすだけであり、適度なスペックが写真の楽しさを維持する考えている。
2. 物理ダイヤルと「クリック感」の重要性
- PEN-Fの最大の特徴は、機能をメニュー画面の奥深くに隠すのではなく、物理的なダイヤルとして表面に出している点。
- 操作感: モードダイヤル、露出補正、2つのコマンドダイヤルなどが指の届く範囲にあり、その「カチッ」というクリック音と感触は、単なる懐古趣味ではなく、実用的で満足感が高いもの。
- クリエイティブダイヤル: 前面にあるダイヤルでカラープロファイルやモノクロモードに直接アクセスできるため、設定を忘れることなく、積極的に実験的な撮影を楽しむことができる。
3. 「セクシー」であることの実用性
- カメラの「見た目(美しさ)」が重要であると考える。
- 持ち出す動機: 「セクシー」で見ていて楽しいカメラは、持ち出す頻度を高める。見た目が良いという理由だけで、高スペックなカメラよりも撮影の機会(チャンス)を増やしてくれる。
- サイズ感: 小さすぎず、適度な重さがあるため、プロ用機材のように気負うことなく、「とりあえず持って行こう」という気にさせてくれる。
4. プロセスへの参加 vs ロボットの運搬
- 最新のハイエンドカメラは最適化が進みすぎており、撮影者が「パイロット」ではなく「乗客(パッセンジャー)」のように感じてしまう。
- プロセスの重要性: 現代のカメラは、ピントも露出も完璧に合わせてくれるが、それは撮影者を「カメラというロボットを運ぶ係」にしてしまうリスクがある。
- PEN-Fのバランス: PEN-Fは不便すぎず、かといって全てを自動化しすぎない絶妙なバランスを持っており、撮影者を写真撮影のプロセスに能動的に参加させてくれる。
結論
- PEN-Fを買うべきということ以上に、「カメラの選び方」への提言である。
- スペックシートの数値ではなく、「そのカメラがあなたに『撮りたい』と思わせ、外に連れ出させる力があるか」こそが最も重要。
- 引き出しに眠ったままの高性能カメラよりも、使いたくなるカメラの方が常に優れている。
とのこと
OLYMPUS ミラーレス一眼 PEN-F Body BLK
写真集 話題のアイテム
「OLYMPUS」カテゴリの最新記事
天体撮影専用「OM SYSTEM OM-3 ASTRO」登場:Hα透過“ほぼ100%”のIRカット最適化、2/27発売(受注生産)
2016年発売でも現役:2026年でも「まだ良い」カメラ7選
90周年イヤーのOM SYSTEMから何が登場するのか?「OM-1 Mark III」「OM-D E-M10 Mark V 」「PEN-F II」「PEN E-P8」など。
ソニーから2800万画素のマイクロフォーサーズセンサーが登場する!?ソニーの1億8000万画素中判センサーに基づく推測
部分積層2400万画素センサーの「PEN-F II」を夢見る
17年前の「OLYMPUS PEN E-P1」が、2026年でも十分実用的だった。
BCN2025年のミラーレス一眼売れ筋ランキングは、「EOS R50」がトップに。2位「VLOGCAM ZV-E10 II」、3位「EOS R10」。
レトロカメラブームはいつ始まったのか?クラシックスタイルカメラの年表。
マイクロフォーサーズ復調の兆し。検索トレンドと中古価格が示す「再燃」
CAMEOTA.com 2025年メーカー人気ランキング TOP10
CAMEOTA.com 2025年の人気機種(タグ)ランキング TOP20
CAMEOTA.com 2025年の人気記事ランキング TOP20



















































