カメラメーカーとしてのソニーの評価を変えたのは「RX100」

自社開発のデバイスで映像も変える　ソニーのデジカメ - 日経トレンディネット

http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/column/16/042000042/042500004/

日経トレンディネットに、ソニーDI事業本部の松下洋之氏へのインタビューが掲載されています。

• 「デジタル一眼レフカメラの分野において、ソニーは“チャレンジャー”」。
• 「チャレンジャーである以上、他社と横並びではダメ」
• 2012年6月発売「Cyber-shot DSC-RX100」が「ソニーのカメラ事業の転換点になった1台」
• 画質の高さと小型軽量ボディーのバランスの良さで、このクラスでは異例のヒットを記録。
• 発売から4年が経とうとしている現在も、現行モデルとして販売を継続。
• 高級コンパクトのスタンダードの地位を獲得。
• 同年9月、「Cyber-shot DSC-RX1」発表。驚きを持って市場に受け入れられた。
• 2012年これらRXシリーズの2機種を立て続けに投入してヒット
• 「カメラメーカーとしてのソニーの評価が変わったのを感じた。プロやハイアマチュアの人たちの本気の選択肢に加われた」

とのこと

SONY デジタルカメラ Cyber-shot RX100 光学3.6倍 DSC-RX100

いまでは1インチセンサーコンデジは各メーカーからも登場し、珍しくなくなってきましたが、RX100がそのカテゴリーを切り開きましたからね。そして、フルサイズコンデジはいまだRX1とライカQぐらいですからね。まあ、キヤノンとか噂だけは出てたりしていますが。そして、RX1に続き、その翌年に、レンズ交換式フルサイズミラーレスのα7が登場するわけですもんね。狙ったのか偶然なのかはわかりませんが、RX100とRX1のヒットで道を切り開き、満を持してのα7って感じもしますね。その後もISO409600の超高感度性能なα7 Sや、ボディ内手ブレ補正内蔵のα7 II、4,240万画素フルサイズ裏面照射センサー、ファストハイブリッドAF、4K動画など全部のせのα7R IIなどに続くわけですが、これからも驚くような製品にチャレンジして欲しいですねえ。