2015.07.21
[PY] フォトヨドバシ CARL ZEISS BATIS 1.8/85 インプレッション | photo.yodobashi.com |
http://photo.yodobashi.com/gear/sony/lens/czbatis8518.html
フォトヨドバシさんに、ZEISS Batis 1.8/85のレビューが掲載されています。
- 後ボケは極めてスムース。ピントピークも十分にシャープで淀みがない。
- 開放はそこそこに周辺減光がある。レンズの性格を考えるとむしろこのぐらいが望ましい。
- シャープで収差を感じさせないクリアな描写。
- どことなく丸みが感じられて女性のポートレートなどでは大活躍してくれるのではないか。
- 正直、この後ボケの雰囲気だけで欲しくなってしまう。
- 嫌な輪郭もなく、丸くて柔らかい。かといって抜けてしまう様なことはなく量感もある。
- 少々解せないのは、糸巻き型の歪曲収差。ツァイスともあろうメーカーがいかがなものか。
- 恐らくレンズサイズとのバランスだったのだろう。しかし、単純な歪曲で現像ソフトでどうとでもなるレベル。
- かなり距離のあるところから撮影。ファインダーを覗いていてMFで追い込んでもピントピークがくっきりと立って見える。解像力はかなりのレベル。
- F8まで絞り込んで撮影。絞り込んでも線が太くなることはない。緻密に像を結び、絞り値に従って深度が増す。
- ハイキー気味に撮っても、逆にローキー気味でも、どちらでも好印象。つまり階調が豊富なレンズ。
- 絞り開放で軽くもなく重くもない、実によい塩梅の折り重なるような階調再現。雰囲気あるレンズ。
- ツァイスといえば、大きくて重い。サイズというものに思慮はないのか、と昔よく思ったもの。
- αシリーズカメラの一つのコンセプトは、コンパクトであることだと言える。
- もちろんF1.4でも作ることはできる。しかし持ち出すのが億劫であれば、結局画に結びつかない。
- そんな意味で、実に高度にバランスされた1本だと感じた。
- Otusシリーズのようなある種クレイジーさを感じるようなポイントはないかもしれない。
- トータルの描写性能では決してひけをとらないものがある。
- カメラバックに1本忍ばせて、ここぞというシーンだけでなく、マルチパーパスに用いて欲しいレンズ。
- それを叶えるサイズとプライス。
とのこと
Carl Zeiss PLANAR T*1.4/85mm ブラック ZF.2 (ニコンCPU内蔵マウント対応)PLANART1.4/85BKZF2
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