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要約

ソニー・ヨーロッパのイメージング製品&ソリューション責任者Yann Salmon-Legagneur氏が、Lensvidのインタビューで将来の方向性について語りました。固定レンズAPS-C RXカメラについては「ニッチ市場でビジネス的に難しい」としつつ、個人的には見てみたいとコメント。また「RX1R III」ではツァイス35mm F2レンズを最新センサーに最適化し、10年経ても卓越した描写力を保つことの意義を強調しました。


Sony’s Yann Salmon-Legagneur: “I’d personally love an APS-C RX compact” | sonyalpharumors

https://www.sonyalpharumors.com/sonys-yann-salmon-legagneur-id-personally-love-an-aps-c-rx-compact/

sonyalpharumorsに、ソニーヨーロッパのイメージング製品&ソリューション・マーケティング部門責任者のコメントが掲載されています。


  • Lensvidは、ソニー・ヨーロッパのイメージング製品&ソリューション・マーケティング部門責任者であるYann Salmon-Legagneurと対談した。
  • 彼は、最近の「RX1R III」と「FX2」の発表に関連していくつかの注目すべき見解を共有し、さらに将来の方向性についても垣間見せた。

固定レンズAPS-C RXカメラのアイデアについて尋ねられたとき、返答は明確だった。

  • それは主にビジネス上の判断である。
  • ソニーはすでに幅広いカメララインを展開しており、新しいシリーズを導入することは既存製品からリソースを奪うことになる。
  • さらに、固定レンズAPS-Cセグメントはニッチと見なされており、それに労力を費やす価値があるのかという疑問が残る。
  • そうは言っても、彼は個人的にはそのようなカメラをぜひ見てみたいと認めた。

彼はまた、「RX1R III」と「FX2」の継続的な重要性を強調した。

  • 「RX1R III」に関しては、ソニーが新しい高解像度センサーに合わせてクラシックなツァイス35mm F2レンズを慎重に再調整したことを説明した。
  • 社内テストでは、このレンズは10年経っても依然として卓越した結果をもたらすことが示されたという。
  • それを維持することは、RX1ユーザーが10年以上にわたり評価してきた独自の描写とデザインの伝統を守ることにもつながる。

とのこと



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ソニーは、RX1シリーズ最新機種「RX1R III」を約10年ぶりくらいに出しましたが、他のシリーズは今後どうしていくんですかね。ネオ一眼タイプのRX10シリーズは、2017年9月登場の「RX10 IV」が最後、そして、1インチコンデジタイプのRX100シリーズは、2019年7月登場の「RX100 VII」が最後です。さらに、アクションカム的なボディの1インチセンサー機「RX0 II」が2019年3月に登場となっており、どのシリーズも登場から結構な時間がたってますよ。後継機の噂は「RX100 VIII」や「RX10V」など上がってましたが、いまのところ登場の気配はないですよね。そして、今回はAPS-C搭載機の話になってますが、リコーのGRや富士のX100などAPS-C搭載コンデジは、かなり人気があるので、RXシリーズで出したら、ウケそうな気がするんですけどね。登場に期待したいですね。
CAMEOTA
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