要約
Phototrendのインタビューで富士フイルム幹部が、市場の手応えから第6世代機材の改善点、富士フイルム「X-Pro4」方針、1型センサーの将来、GFX100RFやGFX Eterna 55の反響、将来のパンケーキ/MKIIレンズ、AIと真正性標準への対応まで幅広く語った。さらにフィルムシミュレーションは20年来の要で、初搭載が富士フイルム「S100FS」だったこと、将来はJPEG限定が変わる可能性にも言及している。
Fujifilm Managers Talk X-Pro4, Lens Future, Film Simulation Development, GFX100RFII, 1" Camera and More - Phototrend Interview - Fuji Rumors
Fuji Rumorsに、PhototrendのCP+2026での富士フイルム幹部陣へのインタビュー記事まとめが掲載されています。
- 富士フイルムの渡邊淳氏(Xシリーズ プロダクトプランニングマネージャー)、大石誠氏(GFXシリーズ プロダクトプランニングマネージャー)、Shugo Kiryu氏(マーケティングマネージャー)が、フランスのPhototrendのインタビューに答えた。
- 要点は以下である。
富士フイルムの市場
- 富士フイルムは、デジタルカメラとinstaxによって売上と利益を伸ばすことができた。
第6世代機
- 富士フイルムは、第6世代機において、画質、オートフォーカス、動画性能など多くの改善余地があると見ている。
X-Proシリーズ
- 富士フイルムは、ファンの高い期待に応える「X-Proシリーズ」を提供する意向である。
エントリー機種
- 「X-T30 III」と「X-M5」はよく売れている。
- 「X-M5」の売上は安定しており、特定の動画志向の層(Bロール)を想定したものだ。
- 「X-T30 III」は主に写真向けである。
「X-H2S」
- 「X-H2S」は動体を撮るユーザーを引きつけることに成功した。
- 富士フイルムの現在の望遠レンズ群を踏まえると、さらに多くの写真家がこのシステムを採用する可能性があると見ている。
「X half」
- 「X half」はアジアで非常に人気である。
- 欧州の販売も悪くないが、アジアのほうがより売れている。
- アジア向けに「X half」限定のホワイトカラーを投入した。
1型センサーの将来
- 富士フイルムは、将来の1型センサー搭載製品に可能性があると考えている。
- 一部のスマートフォンにも1型センサーがあるため、製品としての独自性を見つけることが重要である(撮影体験、instaxとの連携など)。
「GFX100RF」
- 「GFX100RF」は非常に良いフィードバックを得ている。
- 富士フイルムは「GFX100RF」について、より明るいレンズ、ボディ内手ブレ補正への要望といったフィードバックも受け取っている。
- 「GFX100RF」はこのラインの最初の製品であり、富士フイルムはそれらのフィードバックを考慮するという。
- 「GFX100RF」は本当の商業的成功である。
- 「GFX100RF」はGFXシステムに新規顧客を呼び込んだ。
「GFX Eterna 55」
- 非常に良いフィードバックがある。
- 最も要望の多いファームウェア機能はリモートコントロールである。
- 「GFX Eterna 55」は現在、日本で「相棒:東京ディテクティブ・デュオ」という大きなテレビシリーズで使われている。
将来のパンケーキレンズ
- 「XF27mmF2.8 R WR」の販売は堅調である。
- 「XF23mmF2.8 R WR」もよく売れている。
- 将来的にパンケーキレンズ群が登場する可能性がある。
- コンパクトさを保つには、広角寄りの焦点距離のほうが適している。
将来のMKIIレンズ
- 「XF50-140mmF2.8」「XF10-24mmF4」「XF90mmF2」のような古いレンズを更新することについて問われた際、富士フイルムは次のように述べた。
- 富士フイルムの目標は、MKIIレンズと並行して、まったく新しいレンズも投入することである。
- 新レンズの投入とMKIIの更新のバランスを取ることが重要である。
- レンズを刷新する際、最も重要な要素はサイズと性能である。
- より良い画質、より良い性能、より小型なサイズが求められる。
AIについて
- Xシリーズ機は、被写体検出などのタスクにAIプロセッサをすでに使っている。
- C2PAやCAI(Content Authenticity Initiative)のような標準にもコミットしている。
フィルムシミュレーション
- フィルムシミュレーションは主要機能である。
- それは富士フイルムのカメラに20年来搭載されている。
- フィルムシミュレーションを最初に搭載したカメラは富士フイルム「S100FS」であった。
- 富士フイルムはいまもアナログの色哲学に依拠している。
- フィルムシミュレーションは新技術とともに年々進化する。
- 方向性は2つである。「新しいフィルムシミュレーションを拡充し作っていく」「ハードウェアやセンサーの進化に合わせ、将来技術を使って既存シミュレーションを更新・洗練していく」
- 「フィルムシミュレーションは現時点ではJPEGにのみ適用されている。しかし将来、これは変わるかもしれないと思う。」
とのこと
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