[PY] フォトヨドバシ SONY α7S 実写レビュー | photo.yodobashi.com |
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フォトヨドバシさんにα7Sのレビューがアップ。
- 記憶と一致する、気持ちのよい色。リッチなトーンに思わず唸る。
- 派手な赤が出ればいいわけではない。目で見た色がどうであったか、そしてそれを余すことなく写し取れるかどうか。
- 赤い被写体はデジカメの進化を示してくれるところがあるが、α7Sで撮影したワンカットに、なんとも艶かしくリアリティのある描写で息を呑んだ。
- 余裕のあるセンサーと、最新の画像処理エンジンの成せる業。
- 今回は基本的にJPEG撮って出しの写真。本モデルの力をストレートに感じてみてほしい。
- 画素数が抑えられているため、等倍で見た時の解像力には高画素モデルのような驚きはない。
- しかし鑑賞する限りにおいては十分に解像感があり、不足を感じることはない。
- 実際ピクセル数としては4240 × 2832というサイズになり、A4サイズの紙に300dpiで印刷できる情報量。
- これ以上の解像度が絶対に必要な場面というのは、限られる。
- 木の葉一枚一枚がしっかりと分離して描かれている。
- 「高感度に強い」とノイズを軽減する方向にチューニングされリアリティを犠牲にしていくのではないかと心配だが、α7Sの画は素直に受け止めた光をきちんと画に落としてくれる。
- センサーサイズと画素ピッチの大きさから生まれるゆとりが、この写りを生む。
- 高感度は流石の一言。人間の目でもよく見えない低照度でピントを合わせてシャッターを切れる。
- ISO40000という設定でもノイズは自然なレベルで、写真撮影の常識が変わっていくことを感じる。
- ISO3200といったレベルはもはや常用感度。ボディがこのように進化してくれば、レンズも無理な明るさを求めず、携帯性と描写性能を追求していくことができる。
- スポーツやイベントを撮影する機会は体育館など光の乏しい場所が多い。家庭で使うカメラとしても魅力的なボディ。
- ISO65535という高感度で蛍にチャレンジ。暗闇の中の撮影で流石にノイズが多くなるが、ここまで写る。
- 敢えて画素数を抑え、1画素あたりの面積(画素ピッチ)を大きくしたセンサーを新規開発。この意欲的な試みを実行に移し、そして製品化できるというのは、センサーそのものを作れるソニーだからできたこと。
- センサーサイズや画素数だけでなく、画素ピッチがどれだけ重要であるか。中判デジタルバックが大きなアドバンテージを持っていたひとつの理由でもあり、35mm判フォーマットにおいてもフラッグシップモデルがむやみに高画素化しないことを見れば、その意味するところは明らか。
- そのような意図を以って開発されたセンサーに最新の画像処理エンジンを擁し、現時点で35mm判フルサイズ最高の「画」を追求したモデルがこの「α7S」。
- 高感度の強さというよりも、質の高く懐の深い画に注目。
- 実際に手にとって写真を撮れば、ひと皮もふた皮も剥けたような次元の高い写真に驚く。
- 本機の登場によってα7シリーズに3つのモデルが並ぶ。
- 三機種三様の個性があり、魅力的なラインナップになってきたと感じる。
- 単純な進化というより、シリーズとしての深化。求めるものに応じた選択肢がある。
- 解像度ではなく画の質を選ぶなら、α7Sは期待を裏切ることはない。
とのこと
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