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交換レンズレビュー:Speedmaster 50mm F0.95 - デジカメ Watch

http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/lens_review_2/20140602_651165.html

Speedmaster 50mm F0.95

デジカメ WatchにFEマウント用35mmフルサイズ対応の大口径レンズ「Speedmaster 50mm F0.95」のレビューが掲載されています。


  • 焦点工房で販売される。価格は税込99,800円の予定
  • ソニーEマウントを採用したMFレンズ。35mmフルサイズ対応でα7/7Rでケラレなく撮影可能。
  • 50mm F0.95は、ライカ「ノクティルックスM F0.95/50mm ASPH.」と同じスペック。
  • ライカは120万円以上するのに対し、Speedmaster 50mm F0.95を取り扱う焦点工房は、税込10万円以下での販売を予定。
  • 中国ではファーストロットは3日で完売。
  • スペックもさることながら、価格面でもインパクトの大きいレンズ。


■デザインと操作性

  • フィルター径は58mm。
  • レンズ構成は7群10枚。1枚のAPOレンズ、4枚のEDレンズを採用。
  • 最短撮影距離は0.5m。絞り羽根は9枚。
  • マウントはソニーEマウント。APS-Cイメージセンサーおよびフルサイズイメージセンサーに対応。
  • MFレンズで電子接点はなく、ピント合わせと絞り操作は手動。
  • 絞りリングはクリック感のない無段階式。動画方面での用途も念頭に置いているため。
  • フォーカスリングと絞りリングはともに十分なトルク感。
  • 絞りリングの方がいくぶん重い動作になっている。
  • フォーカスリングは無理に力を入れる必要がなく、開放F0.95でも微細なピント合わせが可能。
  • ピントの山はそれなりにつかみやすいが、やはり拡大表示を使わないと開放では厳しい。
  • 金属製のスクリュー式レンズキャップが付属。


  • ■遠景の描写

  • 開放F0.95はさすがに甘さを感じるが、滲みはスペックのわりに抑えられている。
  • F2まで絞れば滲みが消え、コントラストもよくなる。
  • 周辺減光はかなり大きく、F2.8から四隅が明るくなり、F5.6でほぼ気にならないレベル。
  • 周辺部は多少解像感が甘くなるものの、極端に流れるようなことはない。
  • 絞れば全域にわたってシャープ。
  • 大口径レンズらしさを感じるのは開放からF2あたりの緩さのある描写。


  • ■ボケ味

  • ボケ味はなだらかで、絞り込んでも嫌な固さは感じない。
  • 開放でのボケ量の多さは格別で、中距離で背景がうっすらとボケる様は大口径標準レンズならでは。
  • 状況によってぐるぐるボケが発生するが、それを抑えようという意志は伝わってくる。
  • 開放では周辺部の玉ボケがレモン形になる。


  • ■逆光性能

  • 太陽を写し込んだ状態では、フレアとゴーストがいくぶん目立つ。
  • ややシャドウが浮き気味だが、コントラストの低下に悩むほどではない。
  • 必要以上に太陽の位置を気にせずに済む。
  • 太陽を外せば逆光下でも堅実な描写。


  • ■まとめ

  • アンダー10万円の大口径標準レンズと聞き、はじめは価格相当の描写をイメージしていた。
  • いざ使ってみると想像以上に手堅い描写。
  • 開放はF0.95のわりにシャープで、滲みもよく抑えられている。
  • 大口径レンズの利点である開放を、積極的に使っていける。
  • 周辺光量落ちは多めだが、雰囲気づくりに興を添えてくれる。
  • 欲を言えば開放近辺でもう少しコントラストが強いと、合焦した被写体がより際立って見える。
  • アンダー10万円というコストパフォーマンスは相当なもの。
  • 大きなボケを楽しみたいという人にとって、圧倒的な魅力に満ちたレンズ。

  • とのこと



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    ライカは120万円に対して、このレンズは10万以下…考えさせられるなあ。
    しかし、この大口径レンズ独特のボケ感はたまらんなあ。特に「ぐるぐるボケ」が大好物な私にとってはたまらないレンズですね。
    中国メーカーということで二の足を踏んでしましますが、この写りと値段を考えると良いかもですね。
    CAMEOTA
    cameota.com管理人
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