2018.01.11
Photo of the Day PENTAXの新型★50mmF1.4レンズ ━━ その3
http://thisistanaka.blog66.fc2.com/entry/1155/
田中希美男氏が、自身のブログに、リコーの未発売の「HD PENTAX-D FA★50mmF1.4 SDM AW」のレビューを掲載しています。
- PENTAX★50mmF1.4レンズとK-1を使っての解像力などのチェック撮影。
- ライブビュー+MF+拡大表示+ピーキング表示(+三脚使用)でおこなった。
- 室内でコントラストチャートを撮ったり、実際に可能な限り条件を変えてフィールドであれこれ撮影。
- そうして得た個人的な印象が以下。
- 解像描写力は大変に優れている。ハイコントラストに頼ったウソっぽい見かけ上の高解像力ではなく、少し柔らかめな描写だがしっかりとした「芯」のあるホンモノの高解像力。
- 近接撮影でも描写性能が損なわれることなく中距離、遠距離と同様に秀逸。
- 近距離で目立ちやすい収差をよく抑え込んでいる。
- 遠距離から近距離まで平均して優れた描写性能を保っているのは注目すべきポイント。
- F1.4開放でも、球面収差が少ないことはもちろん、コマ収差も通常シーンではほとんど目立たない
- 遠景の点光源などを見れば画面周辺部でわずかに目立つ。少し絞り込めば気にならない。
- 周辺部の解像力もコントラストも、開放でも画面中央部の写りと比べてほとんど遜色ない。画面全域で高い解像描写力。
- 強いて欠点らしきものを述べるとすれば、撮影シーンによっては開放絞り値付近で軸上色収差(フリンジ)が目立つことがあることぐらい。
- 高い解像描写力を誇る大口径レンズではそうした軸上色収差は宿命。
- 平坦な被写体を撮っても中心部から周辺部まで均一でシャープなピントが得られる。像面湾曲収差も大変に少ないことがわかる。
- 歪曲収差の少なさにも驚いた。K-1内蔵のディストーション補正機能など必要ないほど。
- 少しの期間、試し撮りしてみただけで、これは素晴らしいデキのレンズではないかと大いに感心させられた。
- 開放からなんの気兼ねもせずにどしどし撮影ができそう、わくわくするようなレンズ。
- ベータ版でここまで高い描写力。製品版レンズではもっと優れた写りになるだろうと期待が持てる。
とのこと
PENTAX 標準ズームレンズ HD PENTAX-D FA 28-105mmF3.5-5.6ED DC WR 21297
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