2019.05.06
「平成」デジカメ栄枯盛衰史 (1/3) - ITmedia NEWS
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1905/01/news005.html
ITmedia NEWSに、「平成」のデジカメの歴史まとめが掲載されています。
平成4年(1992年):PhotoCD
- 現像したフィルムをCDに焼いてくれるサービス。CD-ROM1枚につき写真100枚。
- 値段は覚えてないが、1枚フルに写真を詰め込むと1万円くらいかかった記憶。
- サムネイルサイズからプリント用まで写真1枚につき5種類の解像度で記録。
- 最高解像度「3072×2048ピクセル」。画素数でいうと約600万画素あった。
- 今見てもまったく遜色ないクオリティ。
平成6年(1994年):デジカメ黎明期の始まり
- 1994年、最初のコンシューマー向けデジタルカメラ登場。アップル「QuickTake100」。
- 1995年、カシオから画期的なカメラが登場。「QV-10」
- 1996年になると、各社からどんどんコンパクトデジカメが出てくる。
平成11年(1999年):デジタル一眼レフが始まる
- デジタル一眼レフ自体はずいぶん前から合ったが「これはいけるかも」となったのが1999年のニコン「D1」
- キヤノン「D2000」は200万円コース。D1は65万円と道楽の人なら手を出せる値段。
- その後ミノルタが「α-7 Digital」ペンタックスが「*ist D」と続いた。
平成14年(2002年):デジカメ黄金期に突入
- CIPAの統計によると、2002年にデジタルカメラと銀塩カメラの出荷台数が逆転。
- デジタルカメラの時代が本格的に始まった。
- 潮目が変わったと感じたのはキヤノンが「IXY Digital」を出した平成12年。
- ポイントは二つ。一つは「IXY」という銀塩で馴染みあるブランド名を持ってきたこと。
- もう一つは、皆が慣れ親しんだ「四角い形のカメラ」にしたこと。
- 各社が「デジタルカメラならではの新しいデザイン」を模索していく中で、結局、昔ながらの四角いカメラが受け入れられた
平成20年(2008年):出荷台数が頂点に
- 2009年に凹んではいるものの(リーマンショックのせい?)、2008-2010年がピーク
- 2005年に世界初の顔認識AFがコンパクトデジカメに搭載
- 2006年に画素数が1000万画素を超え
- 2008年には、パナソニックが世界初のミラーレス一眼を発売した。
平成24年頃:急激にコンデジの出荷台数が落ち込む
- 理由の一つは、明らかにスマートフォン
- カメラの画質や使い勝手がある程度のレベルに達した時点で、カメラの買い換えサイクルが長くなったのも理由の一つ。
- デジカメの買い換えサイクルが長くなったのとスマホの登場がかぶった結果だろう
最後の数年
- 減り方は明らかに緩やかになっている。
- カメラ好き、写真好きの人がいなくなることはないし、進化の余地もまだたくさんある。
- さらに減っていくことはないかと思う。個人的にはこの先も楽しみにしている。
とのこと
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