2014.10.22
交換レンズ百景:コンパクトなシステムで“サンニッパ”相当が実現――オリンパス「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」 - ITmedia デジカメプラス
http://camera.itmedia.co.jp/dc/articles/1410/20/news071.html
ITmedia デジカメプラスに「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」のレビューが掲載されています。
- マイクロフォーサーズシステムということで、フルサイズシステムと比較するとこのレンズは実にコンパクト。
- おおむねフルサイズシステムの70-200mm F2.8クラスのサイズ感とお伝えすれば想像しやすいだろうか。
- それでいて300ミリまでをF2.8でカバーできるのが魅力。
- 外装の仕上がりも高級感があって撮る気を盛り上げてくれる。
- AFとMFの切り替えが瞬時に可能なフォーカスリングと、トルク感があるズームリングともに指がかりのいい金属製ローレット仕上げとなっている。
- またさまざまな機能を割り当てられるファンクションボタン(L-Fn)をレンズ側面に設置している。
- 被写体や撮影スタイルに応じてカスタマイズが可能なのも嬉しい点。
- 専用フード(LH-76)も頼もしい。
- レンズに装着したまま伸縮できるので、付けっぱなしでカメラバッグに放り込んでおき、いざ撮影というときにはフードを引き出してやればいい。
- この伸縮にはロックが設けられており、不用意に動かないようになっている。
- フードのバヨネット自体には残念ながらロックがない。
- 12-40mm F2.8 PROのようなロック機構が欲しいところ。
- 写りは素晴らしい。
- 自分がマイクロフォーサーズシステムを所有していたのなら購入したいとさえ思えるほど。
- 12-40mm F2.8 PROと、このレンズと、いくつかの単焦点レンズがあれば、システムは完結してしまうのではと感じる。
- EDレンズを5枚、非球面レンズ、HDレンズを存分に使ったレンズ構成
- 開放域から実にシャープでキレのある描写を見せる。
- それはEVFをのぞいただけでそのクリアさを実感できるほど。
- AFスピードも申し分なく、ススッと合焦する。
- ただ激しい動きものの追従には若干弱い印象。
- しかしながらボケも美しく、ズーム全域で70センチまで寄れ、防塵防滴というこのレンズはとても魅力的に感じた。
- このサイズでフルサイズ換算300mmF2.8というのは実に魅力的。
- レコンバーターキットに同梱される「テレコンバーター M.ZUIKO DIGITAL 1.4x Teleconverter MC-14」を装着して焦点距離を1.4倍にして撮影。
- E-M1で撮ると像がビシッと安定し楽に超望遠域でも手持ちで撮影ができた。
- 合焦時は実に素晴らしいキレ味を見せる。
- ただ一旦フォーカスを外すと復帰まで迷いを見せるシーンが多かった。
- そういう時はフォーカスリングを瞬時にマニュアルにして撮影者がレンズとカメラをカバーすることが必要。
- F2.8絞り開放でもこのレンズはキレキレ。
- コントラストも色再現も安定している。また後ボケも自然でいい感じ。
- 僅かに周辺光量落ちが認められるが自然な落ち方でイヤな感じは受けない。
- 光量が少なくてもヌケがよい。
- ズーム全域で70センチまで寄れるので、さまざまな撮影にこのレンズは対応可能。
- このサイズで、35ミリ版換算80ミリから300ミリという焦点距離で、F2.8通しが手に入るのは撮影に大きなアドバンテージ。
- 気になった遠くの被写体でも瞬時にキャプチャーできる。
- フルサイズシステムの70-200ミリF2.8では焦点距離が足りないと思うシーンが個人的には多い。
- ボケが美しいのもこのレンズの特長。
- 絞り羽根は9枚で円形絞りとなっている。
- 開放からかなりのキレを見せる。
- もしマイクロフォーサーズシステムを持っていて望遠ズームを考えているのならば、比較的コンパクトでF2.8通し、しかも防塵防滴で写りもよいこのレンズを候補に挙げない理由はない。
- 入手の暁にはきっと満足のいく写真が撮れるに違いない。
- 私もちょっとマイクロフォーサーズシステムが欲しくなってしまったほど。
とのこと
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