メーカー直撃インタビュー:伊達淳一のもっともっと知りたい!!:ニコンD750の小型化技術 - デジカメ Watch
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/interview_dcm/20141020_671710.html
デジカメ WatchにニコンD750についてのニコンへのインタビュー記事が掲載されています。
D700番台のポジション、カメラとしての格はどう考えているのか?
- D800番台でもなくD600番台でもない、そしてD700の後継機でもない新たなポジションとしてのD750番台。
- D700の上位後継機としてD800番台が登場してきた現在、D600番台よりも上のクラスにD700番台を使っていきたい。
- このD750はプロの方を対象にしていないのか?と聞かれたことがある。
- D800番台のカメラ機能・性能から小型・軽量化を実現するために何を引き算するという発想で仕様を考えるときに、プロユースまで含めてしまうと、引き算ができなくなる。
- 肝心のコンセプトがブレてしまう。
- そのため、D750は、明確にハイアマチュアをターゲットとして絞り込み、一部の仕様については思い切った仕様になっている部分もある。
- ただしプロでもメインとまではいかなくてもサブカメラとして使えるレベルに十分到達していると思っている。
D750のイメージセンサー自体はD610から進化しているのか?
- ノイズ対策を積み重ねで同じ24メガピクセルのセンサーを搭載しているD610よりも高感度画質が良くなっている。
ローパスフィルターの効きをこれまでよりも弱めているのか?
- 従来どおり。ただ画像処理としては、最新のピクチャーコントロールで導入した「明瞭度」の効果で、同画素数であるD600/D610よりも画像の鮮鋭感が向上している。
- また、輪郭強調処理やノイズ低減機能もEXPEED 4で改良されており、より解像感を引き出すようなチューニングにしている。
D750のカタログには“D810をもしのぐ高感度画像が得られる”と謳っているが、常用最高感度はどちらもISO12800だが?
- 社内的に独自の基準があって、その基準を満たしている感度を常用感度として設定している。
- その中でも、高感度は少し差があって、同じISO12800でもD810よりもノイズ感が少なくなっている。
とのこと
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