2025.12.10
要約
コンデジ再ブームに続き、パンケーキレンズが2025年の主役に躍り出た。Google検索は過去5年で最高を記録し、8月にピーク。小型・薄型レンズはミラーレスを“持ち歩ける高画質”へと最適化し、価格高騰した高級コンデジの代替としても注目度を高めている。
Hot on the heels of the point-and-shoot, the pancake lens is becoming a key photography trend for 2025 | Digital Camera World
Digital Camera Worldに、パンケーキレンズのブーム到来の話が掲載されています。
- コンパクトデジカメブームに続き、パンケーキレンズが2025年の主要な写真トレンドになりつつある。
- Googleのデータによれば、2025年にはパンケーキレンズに関する検索数が劇的に増加している。
- コンパクトデジカメ(いわゆるポイント&シュート)は復活を遂げているが、コンパクトカメラへのトレンドは、写真家がミラーレスカメラに装着するレンズの選び方にも影響を与えている可能性がある。
- Googleの検索データによれば、2025年にパンケーキレンズの検索数が過去5年で最高に達していることから、写真家たちが求めているコンパクトな機材はコンパクトデジカメだけではないことが分かる。
- Googleのデータによると、「pancake lens」というキーワードの検索数は過去5年間で2025年に大きく伸び、2025年8月に5年ぶりのピークに達したのである。
- パンケーキレンズの台頭は、コンパクトデジカメの新たな人気の高まりを受けて考えると理にかなっている。
- カメラはあくまで方程式の半分に過ぎない。
- システムとしてカメラを小さくするコツは、ボディだけでなくレンズにもあるのだ。
- パンケーキレンズとは、小型で比較的薄型のレンズであり、旅行との相性が非常に良いレンズである。
- 多くの主要メーカーがコンパクトカメラを後回しにしていた時期にもかかわらず、ポイント&シュートカメラの人気は高まり、その結果として価格は上昇した。
- 特に、大型センサーやプロ仕様のスペックを備えたコンパクトカメラの価格が高騰している。
- その価格上昇のせいで、人気のコンパクトカメラよりも、パンケーキレンズを組み合わせたミラーレスカメラの方が安く手に入る場合すらあるのだ。
- パンケーキレンズを付けたミラーレスカメラは、おそらくポケットには収まらない。
- しかし小さなレンズによって、「携帯性の高さ」と「ハイエンドな画質」の両方をバランスよく満たすことができる。
- 自分は今回、新しい富士フイルム「X-E5」と新しいパンケーキタイプのキットレンズを旅行に持ち出したが、まるで富士フイルム「X100VI」に近い使い心地だった。
- とはいえ、パンケーキレンズが本当に意味を持つのは、すでにミラーレスカメラを所有している写真家にとってである。
- 富士フイルム「23mm F2.8 R WR」は“はした金”というわけにはいかないが、富士フイルム「X100VI」の価格と比べれば、まだ納得しやすいと言えるだろう。
とのこと
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