価格.comマガジン 期待を込めて!! 2015年に登場する(であろう)新型カメラを予想してみました
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2014年のカメラ市場を振り返りながら、これから登場する(登場してほしい)カメラをあれこれと考えてみた。 極めて私的な予想になるが、2015年に登場する(であろう)新型カメラについて、デジタル一眼レフ、ミラーレス一眼、コンパクトデジカメに分けて掲載。
■デジタル一眼レフ:フルサイズ:ハイエンド機
- 35mmフルサイズ機とAPS-C機の両方で、ニコンとキヤノンからお互いの既存ラインアップを意識したカメラが登場するのではないか?
- 35mmフルサイズデジタル一眼レフについては、「高画素」を巡る動きに注目。
- 高画素フルサイズは、これまでニコンが市場を開拓してきた。
- 有効3630万画素の「D800/D800E」を2012年3月~4月。
- D800/D800Eを刷新した有効3635万画素の「D810」を2014年7月にリリース。
- いずれも好調なセールスを記録。
- その理由は、高画素センサーによる圧倒的な解像感の高さはもちろんのこと
- 高画素化によるデメリットを感じさせないことも大きいのではないか。
- 豊かな階調性で高感度ノイズもうまく抑えている。トータルの画質力が高い。
- ユーザーの評価も上々で、ニコンは今後も、高画素フルサイズの開発を継続するのは間違いない。
- ただ、D810が好調なこともあり、2015年中に高画素フルサイズの新モデルが登場するかは微妙なところ。
- キヤノンは、画素数だけを見ると「EOS 5D Mark III」の有効約2230万画素が最高。
- これまで3000万画素を超える高画素フルサイズはリリースしていない。
- 今年はいよいよ動きがありそう。
- 正式な開発発表というわけではないですが、カメラの展示会イベント「Photokina 2014」でキヤノン担当者のインタビュー記事などを見ると、高画素フルサイズ機の開発を進めていることがうかがえる。
- 「EOS 3D」や「EOS 5D Mark IV」などの型番がウワサされている。
- 2015年中に、同社初の高画素フルサイズ機を発表すると見ていいだろう。
- D810と同じように、3000万画素超えのローパスフィルターレス仕様になる可能性もある。
- 2014年10月発売の高性能APS-C機「EOS 7D Mark II」のように、予想を超える魅力的なカメラになることを期待したい。
- フルサイズ機に対しては、すぐれた解像感が得られる高画素へのニーズだけでなく、階調性や高感度画質で有利な低画素へのニーズもある。
- 「ニコンとキヤノンが、これまで培ってきた高度な画像処理で1200万画素程度の低画素機を作ったらどんな画質になるのか」と考えるとワクワクする。
- 全体的なトレンドは高画素化かもしれないが、個人的には、低画素機についても製品化をお願いしたい。
■デジタル一眼レフ:フルサイズ:エントリー機
- ニコンの「D610」は2013年10月、キヤノンの「EOS 6D」は2012年12月に発売されており、2015年は、フルサイズのエントリー機に位置付けられるモデルのリニューアルも予想される。
- フルサイズデジタル一眼レフは、安くなってきているとはいえ、価格.com最安価格(2015年1月13日時点)でボディ単体が14~15万円程度。
- まだまだ高額な製品であることに変わりはない。
- さらなる低価格を実現した新モデルとしての登場を期待したい。
■デジタル一眼レフ:APS-C:ハイエンド機
- APS-Cデジタル一眼レフについては、2014年キヤノンの「EOS 7D Mark II」が大きなインパクトを残した。
- 従来モデルから約5年ぶりのリニューアルということで、あらゆる点が刷新され、出し惜しみ感のない高速・高性能モデルとして話題を集めている。
- 2015年1月時点では、直接的なライバルがいないカメラと言っていい。
- ということは、2015年、ニコンからEOS 7D Mark IIに対抗するモデルがリリースされるはず。
- かつて人気を集めた「D300」シリーズのコンセプトを継承する高品位カメラとして登場することを期待したい。
- リコーイメージングについては、フラッグシップモデル「PENTAX K-3」も発売して2年が経過する年末のタイミングでリニューアルされるかもしれない。
- シグマからは、Foveon X3 Quattroセンサーを採用する「SD1 Merrill」後継機の登場が待たれる。
■デジタル一眼レフ:APS-C:エントリー機
- エントリー向けのAPS-Cデジタル一眼レフでは、キヤノン「EOS Kiss」シリーズの新モデルが、この春に登場するだろう。
- ニコンからは、タッチ操作対応のバリアングルモニターを搭載する小型・軽量モデル「D5500」が海外発表され、近いうちに日本国内でも展開されるはず。
- リコーイメージングは、家電見本市「2015 International CES」で開発中のAPS-Cデジタル一眼レフ(おそらくエントリー向け製品)を参考出展。2015年春の登場が予定されている。
- ミラーレス一眼は、全体的に、高性能なオートフォーカスやEVFなどを搭載するハイエンドモデルが増えてきている。
- ソニーは、積極的に製品を展開しているフルサイズミラーレス「α7」シリーズに関して多くの噂がある。
- 本命は、プロ向けを意識したシリーズ上位モデルの登場だと予想。
- より高性能なオートフォーカスを搭載したハイエンドモデルになるのではないか。
- α7シリーズの最新トピックは、センサーシフト式5軸手ブレ補正機能を内蔵する「α7 II」が2014年12月に登場したこと。
- 2015年は、このα7 IIの手ブレ補正機能を、有効約3640万画素の高画素モデル「α7R」と、有効約1220万画素の低画素モデル「α7S」に展開してリニューアルする可能性もある。
- APS-Cミラーレス一眼でも、手ブレ補正を内蔵したモデルが登場するかも。
- このほか、超小型のフルサイズ機や、低価格なフルサイズ機の登場も期待されている。
- キヤノンについては、APS-Cミラーレス一眼「EOS M」シリーズのハイエンドモデルの登場が噂されている。確度も高いと思う。
- 「EOS 70D」(もしくはEOS 7D Mark II)と同等のセンサーを搭載し、さらなる高性能・高画質を実現するカメラになりそう。
- 電子ビューファインダーに対応することも期待したいところ。
- 富士フイルムは、電子ビューファインダーと光学ファインダーを切り替えられるAPS-Cミラーレス一眼「X-Pro1」のリニューアルがトピックになる。
- 新型センサーを搭載し、画質面でさらなる進化を遂げるカメラになるはず。
- パナソニックでは、LUMIX GH4の性能を継承した、「LUMIX GX7」の後継機の登場が待たれるところ。
- GXシリーズの後継機はリリースされないという噂もあるが、高性能な小型カメラとして人気が高いシリーズなので、ぜひ新モデルをリリースしてほしい。
- オリンパスからは、マイクロフォーサーズ機「OM-D E-M5」の後継機が出ると噂されている。
■コンパクトデジカメ
- コンパクトデジカメは、大型センサーを搭載したモデルに注目。
- 特に1インチセンサー機。キヤノンが「PowerShot G7 X」をリリースし、それまでソニーの「サイバーショット RX100」シリーズが中心だった1インチコンデジ市場に動きをもたらした。
- あくまでも噂レベルだが、ニコンが製品を投入するということもささやかれている。
- ソニー、キヤノン、ニコンから製品が選べるようになるとうれしい。
- ソニーのフルサイズコンデジ「RX1」シリーズの新モデルとして、世界初曲面型フルサイズセンサーを搭載するモデルの噂がある。
- ニコンからは、APS-Cコンデジ「COOLPIX A」のリニューアルも期待される。
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