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要約

ソニー「α7 V」は、写真も動画も1台で高水準にこなしたい“全方位派”のための標準機。プロのサブから初のフルサイズ志望、風景・ポートレート・動体・Vlogまで、AI強化AFと30fps、ノークロップ4K60p、4軸チルトで現場適応力を引き上げる万能の1台。


Sony a7 V Hands-On: Dynamic Range, Speed, and AI in One Hybrid Body | Fstoppers

https://fstoppers.com/reviews/sony-a7-v-hands-dynamic-range-speed-and-ai-one-hybrid-body-718667

ソニー「α7 V」

Fstoppersに、ソニーの「α7 IV」後継機「α7 V」のレビューが掲載されています。


  • 今年最も待ち望まれていたカメラの一つがついに登場した。
  • しかも前世代のユーザーが喜ぶであろう大きなアップグレードを引っさげてきたのだ。
  • ソニー「α7 V」は見た目こそほとんど同じに見えるかもしれないが、内部ハードウェアと操作性には多くの進化が詰め込まれている。
  • ソニーのαシリーズカメララインナップは、ここ数十年で進化と拡大を続けてきたが、その中で「標準(スタンダード)」の立ち位置にいるのが常に「α7」である。
  • ソニー「α7S」は動画向けの機能と卓越した低照度性能を提供し、「α7R」シリーズはさらに高解像度を追求する。
  • ソニー「α9」シリーズはスピードを重視し、ソニー「α1」はフラッグシップラインとしてトップクラスの機能を(ほぼ)すべて詰め込んだ存在だ。
  • そのなかで「α7」の新世代となるソニー「α7 V」は、この“中庸”のポジションを一段押し上げ、「ベイビーα1 II」とすら呼べるカメラに仕上がっている。

このカメラは誰のためのものか?

  • 中間ポジションの製品ラインという性格上、このカメラはフルサイズボディを手にしたいすべてのユーザー──趣味であれプロ用途であれ──のためのものだと言える。
  • さまざまな機能の組み合わせが、写真・動画における多様なワークフローでの性能を引き上げてくれる。
  • 新機能の多くは画質、AF、色再現の向上を通じて、あらゆるジャンルの撮影に恩恵をもたらす可能性がある。
  • ポートレートや、人の見た目を重視するその他のジャンルでは、厄介で色同士がぶつかり合うような環境でも強化されたカラー処理の恩恵を受けられる。
  • ダイナミックレンジの向上により逆光シーンでのディテール描写も改善される可能性があり、もちろんAIオートフォーカス機能によってピント合わせはより高速かつ高精度になっている。
  • 動きの速い被写体やアクション撮影も大きく強化されている。
  • 高速で適応的なAFトラッキングと組み合わせることで、毎秒30コマでの撮影でも成功率はかなり高くなる。
  • これはスポーツやダイナミックなイベント撮影だけでなく、飛翔する鳥のような動物を撮る場合にも当てはまる。
  • 背面モニターの物理的な改善によって、ハイアングルやローアングルからの撮影も、よりエルゴノミクスに優れたものになった。
  • 一見すると小さな変更のようだが、その影響は、よりスムーズで快適なワークフローをユーザーにもたらすという点で大きい。
  • これは特に、静物や物撮りにおけるトップダウンの俯瞰ショット、高い位置からの撮影、さらにはストリートフォトで腰の位置や地面すれすれから撮るようなケースで効果的だ。
  • もちろん、解像度やダイナミックレンジ、AIホワイトバランスがもたらす色彩面の効果は、風景、都市景観、建築撮影にも大きな恩恵をもたらす。
  • 環境光が刻々と変化するようなシーンにも、この機能の組み合わせによってより柔軟に対処できるし、ダイナミックレンジの課題も、拡張されたレンジとコンポジットRAW撮影のオプションによって、より扱いやすくなっている。
  • 同時に、バルブタイマー機能がソニー「α7 V」に搭載されたことで、超長時間露光も非常に簡単に行えるようになった。
  • すべてを総合して考えると、このカメラは多くのユーザーにとって非常に優れた選択肢だと言える。
  • 特に、さまざまなワークフローをまたいで撮影する人や、「α7S」「α7R」「α9」「α1」といったより専門特化したカメラを何台も揃える予算がない人にとってはなおさらだ。
  • ハイブリッドなフルサイズカメラとして、ソニー「α7 V」は写真・動画のどちらにおいても大半のタスクをそつなくこなし、より専門性の高いカメラよりも実用的な機能を多く備えた存在だと言える。

気に入った点

  • 3300万画素 部分積層型センサー
  • AFと色再現を強化するAIプロセッシング
  • 4軸バリアングルスクリーン
  • 毎秒30コマの静止画撮影
  • ノークロップ4K60p動画

改善してほしい点

  • デュアルのハイブリッドSD/CFexpressスロット構成

とのこと



ACCSOON Toprig NP-FZ100 4チャンネルカメラバッテリー充電器 PD60W急速充電器 バッテリーチャージャー (バッテリー4個まで同時充電可能/USB-C 充電ポート/高速充電/LED数字表示/金メッキ銅ピン バッテリー保護) 、 a9/A9R/9S/a6700/a6600/a7RV/a7IV/A7R3/a7III/a7cなどに対応



ソニーが発表した「α7 IV」の後継機「α7 V」ですが、各所のレビューでは、ハイアマチュア、プロ、そしてハイブリッドクリエイターにとっては、ここ最近のソニー機の中でベストな1台であるとか、キヤノン「EOS R6 Mark III」との比較ではスチルなら「α7 V」、動画性能まで含めると「EOS R6 Mark III」が魅力的といった評価が上がっています。では実際のところ、「α7 V」はどんなユーザーに向いているカメラなんでしょうかね。

元記事では「このカメラはフルサイズボディを手にしたいすべてのユーザー(趣味であれプロ用途であれ)のためのもの」「このカメラは多くのユーザーにとって非常に優れた選択肢」と評価されていますが、自分に当てはめて考えると、「α7 V」はややオーバースペックかもしれないとも感じます。ここまでの連写性能を必要とするシーンは、正直それほど多くなさそうです。

とはいえ、AF性能やダイナミックレンジ、動画での4K120P対応といったポイントは非常に魅力的に映ります。資金に十分な余裕があれば迷う必要はないのですが、限られた予算の中で考えると、もう少し連写性能を抑えて、その分価格も抑えたモデルがあればうれしいところです。

それでも、「α7 V」さえあれば、ほとんどの撮影シーンをそつなくこなせることは間違いない一台だと思います。
CAMEOTA
cameota.com管理人
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