The Nikon Z7 III To Use The TowerJazz 67MP Sensor? - Canon Rumors
https://www.canonrumors.com/the-nikon-z7-iii-to-use-the-towerjazz-67mp-sensor/
Canon Rumorsに、ニコン「Z 7II」後継機「Z7 III」の噂が掲載されています。
- 次に登場するニコンのフルサイズカメラは「Z7 III」である。
- Z7シリーズは、手頃な価格で高解像度を提供することに重点を置いたラインである。
- 現行の「Z7 II」にはソニー製の4570万画素センサーが搭載されているが、次世代モデルではこの点が変更される見込みである。
- キヤノンがこれまでに採用した中で最も高解像度だったセンサーは「EOS 5Ds」および「EOS 5Ds R」に搭載された5060万画素のものである。
- ご存知のとおり、現在キヤノンが製造している中で最も高解像度なのは「EOS R5」および「EOS R5 Mark II」に採用されている4500万画素センサーである。
- ただし、これらはまったく異なるセンサーである。
- キヤノンは解像度よりもセンサーの高速性を重視しているようである。
- フレームレートや読み出し速度などは、センサーに詰め込まれた画素数によって影響を受けるためである。
- キヤノンユーザーの中には、6000万画素を大きく超えるセンサーを望んでいる者も多いようであるが、キヤノンが近い将来に解像度重視の方向へ大きく舵を切る計画があるかは不明である。
- 仮にその方向へ進むとしても、5シリーズとの差別化を図るためには、6000万画素を大きく超える必要があると考えられる。
- 現時点では、その可能性は低いと思われる。
- 一方、ニコンは高解像度のZシリーズを推進しており、TowerJazz製のイメージセンサーを使用する予定である。
■Tower Semiconductorについて
- Tower Semiconductor Ltd.はイスラエルの企業であり、SiGe、BiCMOS、シリコンフォトニクス、SOI、ミックスドシグナルおよびRFCMOS、CMOSイメージセンサー、非イメージセンサー、電源管理(BCD)、不揮発性メモリ(NVM)ならびにMEMS技術など、特殊プロセス技術を用いた集積回路を製造している。
- また、Tower SemiconductorはNuvoton Technology Corporation Japan(NTCJ)との合弁事業であるTPSCoの51%を所有している。
■TowerJazz製イメージセンサー
- 「Z7 III」に関する最新の噂によれば、ニコンはTowerJazz製の6700万画素センサーを採用する見込みである。
- 2022年には、ニコンがTowerJazzのセンサーを試作している画像がニコン中国から誤って流出し、その後すぐに削除された。
- 現在、ニコンは「Z50 II」「Z30」「Zfc」においてすでにTowerJazz製センサーを採用している。
- 今回が、ニコンがフルサイズカメラでTowerJazzセンサーを初めて採用するケースとなるようである。
- ソニーは6100万画素センサーを製造しており、これが次期Z7シリーズに搭載されるとの予想もあったが、ニコンは自社でセンサーを製造していないため、単に「α7R V」に搭載された6100万画素センサーを使うのとは異なる道を選んだ形である。
■ニコン「Z7 III」仕様(噂)
- 6700万画素 フルサイズ(FXフォーマット)BSI CMOSセンサー
- 8K30pおよび4K60p動画、10bit内部記録、ProRes RAW対応
- 最大20fpsの連写
- 493点AF
- AIベースの被写体認識
- 3.2インチ 4軸チルト式タッチスクリーンLCD
- デュアルUHS-II SDカードスロット
- 5GHz Wi-FiおよびBluetooth搭載
■まとめ
- より多くの画素数を求めるユーザーは、フレームレートや読み出し速度を重視しているわけではない。
- 「Z7 III」は8K動画撮影に対応し、動画性能も優れてはいるが、このカメラの主なターゲット層は動画制作者ではない。
- 現代ではスチル(静止画)向けに特化したカメラは稀少であるが、高解像度はそうしたカメラの明確な訴求点となる可能性がある。
- ライカ、ハッセルブラッド、富士フイルムのようなブランドは、写真家に焦点を当てた製品を展開している。
- キヤノンでは「EOS R1」がその理念に最も近いが、動画機能も豊富であり、動画目的で購入されることは少ないと思われる。
- 他ブランドからは非常に興味深いカメラが続々と登場している。
- キヤノンにもこの波に乗ってもらいたいところだが、今後の展開を見守る必要がある。
source: NEW CAMERA
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