• 24時間ランキング
  • 3日ランキング
  • 1週間ランキング
  • 30日ランキング

当サイトでは広告による収益を受けています

価格.comマガジン ニコン「D810」の画質を従来モデル「D800/D800E」と比較してみた

http://magazine.kakaku.com/mag/camera/id=1709/

D810vsD800vsD800E

価格.comマガジンに「D810」と「D800」、「D800E」の比較レビューが掲載されています。


  • 「D810」はローパスフィルターレス仕様、各画素が蓄積できる光の情報量を増やすことでベース感度ISO64を実現した新開発センサー。
  • 「D800E」がローパスフィルターレスモデル「D800」がローパスフィルター採用モデル。
  • 画像処理エンジンも異なり「D810」は最新の「EXPEED 4」、「D800/D800E」は「EXPEED 3」。
  • このように、センサーと画像処理エンジンが異なっているため「D810」では画質の傾向が従来から大きく変わる。
  • 「D810」の色再現性については、従来モデルからよくなっている。
  • 色調の傾向が変わったところもあるのだろうが、それ以上にオートホワイトバランスの精度が向上しより忠実な印象。
  • 「D800E」「D800」では青空がややマゼンタ寄りで、わずかに色かぶりが見られる。
  • 「D810」はそういったことはなく、クリアーで抜けのよい色描写。発色もよい。
  • 「D800E」と「D800」ではグリーンからシアンの色かぶりが見られるが、「D810」はすっきりとした色。
  • この精度向上は、最新の画像処理エンジン「EXPEED 4」によるところが大きい
  • 極端な色転びが減ったのもポイント。安定した撮影が行えるという印象。
  • 「D810」は階調性がよくなっていることもあってか、色つぶれやトーンジャンプが起こることなく、高コントラストな描写が得られるのがポイント。
  • 露出についても安定性が高まった印象。どちらかというと明るめに仕上がることが多いが、露出オーバーになりにくい。
  • また、赤色の再現性が上がっている。特に屋内での撮影において、「D800/D800E」はアンバー寄りの色味になり、赤色が朱色に近くなることがあった。
  • 「D810」は赤がより正確に再現できるようになっている。


解像感

  • 「D810」「D800E」「D800」の3モデルとも、有効3635万画素。
  • 「D810」と「D800E」はローパスフィルターレス仕様で「D800」はローパスフィルターあり。
  • 比較作例をチェックすると、細かいところの解像感については「D810」と「D800E」が「D800」を上回る。
  • 「D810」と「D800E」を比べると、コントラストが高くなったこともあって、「D810」のほうがシャープでエッジの立った描写。
  • 輪郭を無理に強めている感じがなく、線が太くなったり、リンギング(擬似輪郭)が目立つようなことがない。
  • 画像処理が向上している印象で、高周波成分の多いところにおいて、にじみが減り、ディテールの再現性がよくなっている。
  • 「D810」はローパスフィルターレスセンサーのポテンシャルをさらに引き出せるようになっている。


まとめ

  • 「D810」は、オートホワイトバランスの精度が高まり、より忠実な色再現が得られる。
  • 解像感も、同じローパスフィルターレス仕様の「D800E」を上回る結果。
  • コントラストが高くなったのも特徴で、「D800/D800E」とは描写が大きく変わっている。
  • 色と解像感の両方で、従来モデルからの進歩を感じる結果。
  • 今回試用した限りでは、「D810」は、操作感が向上したことも大きいと感じた。
  • 「D810」は、ミラーバランサーを搭載するなど機構ブレを軽減する仕組みを取り入れているが、シャッターフィーリングは「D800/D800E」よりも確実によい。
  • また、オートフォーカスについても、従来以上に食いつきがよくなっている。
  • ファインダーも抜けがよくなり、クリアーで見やすくなった。
  • さらに、液晶モニターが約122.9万ドットに高精細化。
  • ライブビュー撮影でマニュアルフォーカスを行う際に、ピント位置が確認しやすい。



とのこと

もう「D810」の完全勝利な感じですねえ。かなり完成度の高いカメラに仕上がってる感じ。いやあ、「D810」いいわあ。
CAMEOTA
cameota.com管理人
cameota.com管理人
国内外のカメラ情報を翻訳・要約し、発信しています。最新の噂から発表後のレビューまでカバー。

カメラグッズ・本

「Nikon」カテゴリの最新記事

ニコン「Z50II」は、エントリークラスの定義を塗り替えるカメラ。この価格帯としては異例のオートフォーカス性能とタフな作りを備えている。 ニコン「Z50II」は、エントリークラスの定義を塗り替えるカメラ。この価格帯としては異例のオートフォーカス性能とタフな作りを備えている。
マップカメラの2025年10月の販売ランキング。ニコン「ZR」が初登場でトップになった模様。 マップカメラの2025年10月の販売ランキング。ニコン「ZR」が初登場でトップになった模様。
ニコンのカメラ&レンズの新製品噂まとめ。「Z9II」「Z 70-200mm f/2.8 VR S II」「Z 14-24mm」「Z 14mm」「Z 24-105mm」「NIKKOR Z100-300mm」「NIKKOR Z120-300mm f/2.8」「NIKKOR Z85mm f/1.4」など。 ニコンのカメラ&レンズの新製品噂まとめ。「Z9II」「Z 70-200mm f/2.8 VR S II」「Z 14-24mm」「Z 14mm」「Z 24-105mm」「NIKKOR Z100-300mm」「NIKKOR Z120-300mm f/2.8」「NIKKOR Z85mm f/1.4」など。
「EOS R6 Mark III」と「EOS R6 Mark II」「Z6III」「α7 IV」のスペック比較。 「EOS R6 Mark III」vs「EOS R6 Mark II」vs「Z6III」vs「α7 IV」!ミドル級フルサイズ機の熾烈な争い。
NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S II ニコンが数ヶ月以内に「NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S II」を発表する!?
ニコン「Z9 II」 ニコン「Z9 II」は、2025年には登場しない!?
パリの「Salon de la Photo 2025」でのニコンへのインタビュー。ラインアップ全体で好調、「ZR」も好調、サードパーティーレンズの増加は前向きに捉えている模様。 パリの「Salon de la Photo 2025」でのニコンへのインタビュー。Zシリーズはラインアップ全体で好調、「ZR」も好調、サードパーティーレンズの増加は前向きに捉えている模様。
内蔵プロジェクター搭載の異色機、ニコン「COOLPIX S1200pj」を再評価。 内蔵プロジェクター搭載の異色カメラ、ニコン「COOLPIX S1200pj」を再評価。
NIKKOR Z DX MC 35mm f/1.7 ニコンがAPS-C向け単焦点マクロ「NIKKOR Z DX MC 35mm f/1.7」を発表。
NIKKOR Z DX 16-50mm f/2.8 VR ニコンがAPS-C向けF2.8通しズーム「NIKKOR Z DX 16-50mm f/2.8 VR」を発表。
アメリカ大手カメラ量販店で2025年9月に最も多く売れたカメラがリコー「GR IV」、2位がハッセルブラッド「X2D II」だった模様。 アメリカ大手カメラ量販店で2025年9月に最も多く売れたカメラがリコー「GR IV」、2位がハッセルブラッド「X2D II」だった模様。
キヤノンがEOS RシリーズのAPS-Cエントリー機「EOS R10」を発表。小型軽量で2420万画素、メカシャッター15コマ/秒、電子シャッターで23コマ/秒の連写が可能。 BCN9月のデジタル一眼カメラ月間売れ筋ランキングは「EOS R10」が首位維持。「EOS R50」や「ZV-E10 II」「X-M5」「Z 30」が上位に。「EOS RP」が急伸した模様。

Nikon」カテゴリの人気記事(Monthly)

カテゴリー内での前後ページ

サイト全体での前後ページ

TOPページ ABOUT TAG Privacy Policy SITEMAP RSS Twitter Facebook