要約
キヤノンが開発中とされるワイヤレスマイク「WM-E1-R」の画像と主要情報が明らかになった。本機はBluetooth対応のコンパクトなラベリア型システムで、EOS Rシリーズ向けに最適化された純正アクセサリーになる可能性が高い。FCC認証情報や外観から見える仕様を整理し、価格や発売時期の見通しについても考察する。
Canon Upcoming Wireless Microphone Images Leaked « NEW CAMERA
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NEW CAMERAに、キヤノンのワイヤレスマイク「WM-E1-R」の噂が掲載されています。
- キヤノンはワイヤレスマイクの開発を進めており、今回そのマイクの画像と主要な情報が明らかになった。
- マイク本体とトランスミッターは2024年に登録されており、ワイヤレスマイクのコードネームは「WM-E1-R」である。
- これはキヤノンのEOS RFカメラ向けに最適化されたコンパクトなBluetoothデバイスで、コンテンツクリエイター向けにキヤノンのワイヤレスマイクシステムを拡張する目的で開発された。
- 市場にあるサードパーティ製ワイヤレスマイクに対する、優れた代替選択肢になり得る存在というわけである。
- ここでは、現時点で分かっている機能や予想価格、そして画像について見ていく。
キヤノン「WM-E1-R」ワイヤレスマイクについて分かっていること
- ワイヤレスマイクのリーク画像が確認できた。
- 画像には、キヤノンのロゴと「WM-E1-R」の表記が入った、黒色で楕円形のスマートなデバイスが写っている。
- さらに、それと並んで四角形のコンパニオンユニットも写っており、こちらは高度な受信機(レシーバー)である。
- これらはFCC ID「AZD250」「AZD251」と一致しており、モデル「DS586233」(マスターユニット)と「DS586234」(スレーブユニット)に対応する。
- 申請者は日本のキヤノン株式会社で、認証は2024年6月10日に付与された。
- また、レシーバーはRFシステム機のマルチアクセサリーシュー(Multifunctional hotshoe)に完全対応するとされている。
FCC文書から読み取れる主なポイント
- 機器の種類:ワイヤレスラベリアマイク(音響・映像機器、放送、一般用途向け)
- 通信技術:Bluetooth(GFSK変調)で、低消費電力かつ安定したワイヤレス通信を実現
- アンテナ:小型化に適した基板内蔵のPCBパターンアンテナ
- 電源:バッテリー駆動。規制対応のため、USB充電中は送信を停止
- SAR適合:SAR(比吸収率)の測定値はAZD250が0.13W/kg、AZD251が0.37W/kgで、上限1.6W/kgを大きく下回る
- 試験規格:FCC Part 15 Subpart Cに基づく放射、帯域幅、出力などの試験を通過
- ラベリング:本体が小さいためFCC IDは機器表面ではなく、ユーザーマニュアルおよびパッケージに記載
- トランスミッターの外観は、Rodeのワイヤレスマイクにかなり近いデザインに見える。
- また、レシーバー(「WM-E1-R」)はEOS Rシリーズのマルチアクセサリーシュー向けに設計されている一方で、3.5mmジャック入力端子も備えるようだ。
- そのため、従来型の接続で他社カメラなどに接続して使うことも可能で、汎用性も確保している。
想定される機能と用途
- 提出書類やリーク画像から判断すると、「WM-E1-R」は携帯性の高い筐体でプロ品質の音声収録を狙った製品になりそうだ。
- 注目点は次の通りである。
- ワイヤレス運用:Bluetooth LEにより低遅延で安定した接続が期待でき、映像制作、ポッドキャスト、YouTubeなどで機動力が上がる
- 小型設計:衣服にクリップしても邪魔になりにくいラベリア用途に向く
- キヤノン機との親和性:「EOS R5」「EOS R6」「EOS R10」などとシームレスに連携し、内蔵マイクより大幅な音質向上が見込める
- 充電と電源管理:USB充電に対応しつつ、干渉を避けるための制御が入っている
- 用途の幅:一般用途から放送・商用まで想定されており、ホームビデオからプロ現場まで対応可能
- 特に「キヤノン純正でのネイティブ統合」を求める動画制作者には、セットアップ時間の短縮や安定性の面でメリットが大きいはずである。
- 「WM-E1-R」は、その点で最も強みを発揮するだろう。
なぜ今まで発表されていないのか?
- FCC認証が2024年半ばに通っているのに、2026年第1四半期の段階でもキヤノンが「WM-E1-R」を公式発表していないのは興味深い。
- 一般に、FCCや3C(中国)などの認証は発売の数か月前に出ることが多いため、2026年に登場する可能性は十分ある。
- キヤノン公式サイトにある現行マイク製品は「DM-E1D」や「DM-E100」などの有線系が中心で、純正ワイヤレスには空白がある。
- その空白を埋めるのが「WM-E1-R」という位置付けになりそうだ。
- また、DJI、Hollyland、Rodeなどが市場を強く押さえている中で、キヤノンは「純正・カメラ連携」に価値を置いた、エコシステム前提の製品として差別化を狙っている可能性がある。
- 一方で、近年は低価格帯の選択肢も増えているため、価格設定次第で評価は分かれそうである。
価格と発売時期の予想
- 価格帯は以下のように推測する。
- 「DM-E100」は約160ドル
- 「WM-E1-R」は、受信機+送信機セットで200~300ドル程度になる可能性
- 発売時期は、次のEOS Rシリーズ関連の発表タイミングに合わせて2026年に出る可能性があり、場合によってはカメラと同梱される展開も考えられる。
- リークされたキヤノン「WM-E1-R」ワイヤレスマイクは、Bluetooth技術、小型筐体、FCC適合という裏付けもあり、かなり期待が持てる。
- 未発表のままではあるが、キヤノンのエコシステム内で高品質なワイヤレス音声を実現する“純正解”になり得る存在である。
とのこと
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