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要約

2026年に登場予定のキヤノン“レトロ”カメラに新情報である。AE-1の50周年に合わせたオマージュ機で、最新の3250万画素フルサイズセンサー(「EOS R6 Mark III」「C50」と同系)を採用。動画は最小限、価格はR6 IIIより大幅に低い見込み。


Canon Retro Camera Coming in 2026 - Canon Rumors

https://www.canonrumors.com/the-coming-canon-retro-camera-to-use-latest-32-5mp-sensor/

キヤノンのレトロスタイルのEOS Rが2026年に登場する!?「EOS R6 Mark III」と同じ3250万画素フルサイズセンサーを搭載し、手の届きやすい価格設定になる!?

Canon Rumorsに、キヤノンのレトロスタイルの「EOS R」の噂。


  • キヤノンが2026年に「AE-1」の50周年を記念して、そのオマージュとなるであろう“レトロ”スタイルのカメラを出すという噂や話題は、ここ数か月は比較的静かだった。
  • この間にもいくつかのことは耳にしたが、記事として出すほどの内容ではなかったのだ。
  • しかし先週、このカメラについて誰かと話す機会があり、そこで「このカメラは2026年に登場する」と聞かされた。

EOS R6 Mark III/C50と同じセンサー搭載

  • 新しいカメラは、「EOS R6 Mark III」や「C50」に搭載されている最新の3250万画素フルサイズセンサーを採用すると言われている。
  • これはまったく驚きではない。
  • 同じセンサーをより多く生産すればするほど、製造コストは下がっていくからだ。

いくらくらいになるのか?

  • この“レトロ”カメラの価格は、「EOS R6 Mark III」の2799ドルより「かなり安く」なる見込みである。
  • 搭載される機能は少なめで、動画には最小限しかフォーカスせず、エントリーレベルのDIGIC Xプロセッサーを採用するとのことだ。
  • これも別に驚く話ではない。
  • 一部の人から“ニッチな製品”と見なされるようなカメラを作るのであれば、きちんと売れてそのレッテルを剥がせるよう、価格は手の届きやすいものにしなければならない。
  • 自分としては、このカメラが商業的に成功するためには、1999ドル前後で発売される必要があると思っている。
  • キヤノンは、販売数の少ないコンシューマー/プロシューマー向けカメラを作るビジネスはしていないからだ。

レトロレンズは登場するのか?

  • このカメラのデザインにマッチしたレトロテイストのレンズが「少なくとも2本」登場する可能性がある。
  • それがどのレンズなのかは全く分からないが、おそらく既存レンズの外装を変えたものになるだろうと予想している。
  • Lレンズが“レトロルック”に作り替えられることはないと思う。
  • ズームと単焦点を1本ずつ、というのが論理的な構成だろう。
  • どのレンズになるかについては、あなたの予想も自分の予想も同じくらい当てにならない。
  • もし自分が選べるなら、「RF45mm F1.2 STM」と「RF28-70mm F2.8 IS STM」を挙げたいところだ。

キヤノンはレトロカメラについて何と言ってきたか?

  • キヤノンは2025年初頭の「CP+」展示会の場で、レトロスタイルのカメラの可能性についてオープンに語った。
  • その中で彼らは「AE-1」にも言及し、使い勝手を最大限に保ちながら、そのようなカメラをデザインする際にどのような課題が生じるかについて話していた。
  • これは“キヤノンスピーク”であり、キヤノンがこのカメラに積極的に取り組んでいることを意味している。

  • キヤノンの加藤学氏:AE-1が好きだと聞けて本当にうれしい。自分もあのカメラが好きだからだ。
  • レトロな見た目やスタイル、デザインについての質問に感謝する。
  • ただ単に「よし、このカメラをビンテージ風にしよう」と決めれば済むような単純な話ではないのだ。
  • この「EOS R5 Mark II」のようなカメラでは、ボディの部分、レンズの部分、アクセサリーの部分があり、それらがすべて連携して“1台のカメラ”を形作っている。
  • だからこそ、デザインを始めるときにはまず「ボディのデザインを変えたらレンズにどう影響するのか、アクセサリーにどう影響するのか」を考えなければならない。
  • そういったことを最初に検討してから設計を進めているのである。
  • さらに、グリップのエルゴノミクスや、ダイヤルの配置、ボタンやその他の要素のポジションにも非常に強いこだわりを持っている。
  • つまり、AE-1のデザインをそのまま用いたとして、それで本当にキヤノンのカメラに求められるエルゴノミクスや使いやすさを実現できるのか、というのが大きな問いなのだ。
  • レトロ風のケースに対する需要が非常に多いことはよく理解しているし、それを無視しているわけではない。
  • しっかりと耳を傾けている。
  • しかし同時に、そのようなレトロなデザインを実現するには技術的な課題と、ビジネスとして成立させられるかという商業的な課題があり、それらを慎重に検討したうえでなければ、ビンテージ風デザインへ踏み出すことはできないのだ。

いつ頃登場すると考えられるか?

  • 「AE-1」の50周年は2026年4月である。
  • そのタイミング前後に、この“レトロ”カメラが発表される可能性は十分にあると言ってよいだろう。
  • とはいえ、自分も話を聞いた相手も、発表日に関する確定情報は持っておらず、これはあくまで“理屈としてはあり得る”というレベルの推測に過ぎない。
  • “レトロなんて興味がない”、“そういうものに価値を見いだせない”という人たちがいるのも確かだ。
  • それはそれでまったくもっともな意見だと思う。
  • だが一方で、このカメラを手にすることに大いにワクワクする人たちがたくさんいるのも事実だ。
  • たとえ中身は現行レンズの焼き直しであっても、レトロ仕様のレンズが2本ほど用意されれば、こうした盛り上がりはさらに加速するだろう。
  • 自分としては、やはりこのカメラの名前は「Canon RE-1」にすべきだと思っている。
  • これ以上ふさわしい名前はないだろう。

とのこと



Canon AE-1 35mmフィルムカメラ 50mm 1:1.8レンズ付き (リニューアル)



以前噂の上がっていた、キヤノンのフィルムカメラ「AE-1」をベースにしたクラシックデザインのカメラですが、久しぶりに続報が出てきましたね。
前回は「EOS R6 Mark II」や「EOS R8」に搭載されている2400万画素センサーをベースにするという話でしたが、今回は「EOS R6 Mark III」や「C50」に搭載されている最新の3250万画素センサーを採用する、という内容になっています。
価格については、前回は2,000ドル前後という見立てで、今回は2,799ドルよりもかなり安くなり、結果的に1,999ドル前後になるのではないかという見解になっており、そのあたりは大きく変わっていない印象ですね。クラシック系デザインのカメラは人気がありますし、価格をある程度抑えて登場すれば、かなり話題になりそうです(まあ、最終的にはデザイン次第なところもありますが)。

登場時期は、「AE-1」の50周年にあたる2026年4月と予想されています。これはぜひ発表を楽しみに待ちたいところですね。
CAMEOTA
cameota.com管理人
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国内外のカメラ情報を翻訳・要約し、発信しています。最新の噂から発表後のレビューまでカバー。

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