2026.03.17
要約
YouTubeチャンネル「Dustin Abbott」が、「Tamron 35-100mm F2.8 VXD」のレビュー動画を公開した。このレンズは35-100mmという珍しいズームレンジを採用し、標準ズームと望遠ズームの中間を担うユニークな存在だ。重量はわずか565gと軽量で、価格も899ドルと比較的手頃。レビューでは高速AFや動画適性、優れた光学性能などを検証し、この個性的なズームレンズの実力を詳しく評価している。
Tamron 35-100mm F2.8 VXD レビュー | この変わり種のズームは優れているか?
YouTubeチャンネル「Dustin Abbott」による、「Tamron 35-100mm F2.8 VXD」のレビュー動画から、主要な評価と要点を整理。
1. 全体的な評価とコンセプト
- 型破りなズーム域: 35-100mmというこれまでにないユニークな焦点距離を持つ。標準ズーム(24-70mm等)と望遠ズームの中間的な立ち位置であり、広角側を妥協する代わりに、実用的な望遠域を手に入れたレンズだ。
- 軽量・コンパクトと価格: 重さはわずか565gで、「Tamron 35-150mm」(1,165g)の半分以下と非常に軽量だ。価格も899ドルと手頃で、コストパフォーマンスに優れている。
- 対象ユーザー: 万人向けではないが、ストリートスナップや、広角をあまり使わないポートレート撮影などに最適だ。また「Tamron 35-150mm」は重すぎると感じるユーザーにとって、魅力的な妥協点(選択肢)となる。
2. ビルドクオリティと操作性
- カスタマイズ性: レンズ側面のUSB-Cポートからアプリに接続でき、カスタムスイッチやフォーカスリング(絞りリングとしても使用可)の動作を詳細に設定できる。
- 防滴構造: マウント部のガスケットや各スイッチ部のシーリング、最前面のフッ素コーティングなど、しっかりとした防滴構造を備えている。
- ズーム機構: インナーズームではないが、ズーム時の繰り出し量は約19mmと小さく、ジンバルに載せてもバランスが崩れにくい。ズームリングの動きもスムーズで、動画撮影中のズーム操作もしやすい。
3. オートフォーカスと動画性能
- 高速・静音なAF: リニアモーター「VXD」を搭載し、AFは極めて高速かつ正確だ。スポーツ撮影や犬の動体追従などにも十分に対応し、駆動音もほぼ無音だ。
- 動画撮影への適性: フォーカスブリージングが非常に少なく抑えられており、スムーズなピント送りが可能だ。小型軽量でバランス変動も少ないため、ジンバルでの動画撮影に非常に適している。
4. 光学性能
- 解像度とシャープネス: 絞り開放(F2.8)から中央部は非常にシャープだ。ズーム全域で優れた解像力を発揮し、F5.6まで絞ると画面の隅々まで極めてシャープな描写になる。
- 歪曲収差: 35mm側では歪曲がほぼゼロという素晴らしい結果を出している。望遠側では糸巻き型歪曲が見られるが、プロファイル等で簡単に補正可能だ。
- ボケ味とフリンジ: ボケの輪郭が少し硬く(エッジが立ち)なる場面もあるが、ズームレンズとしては十分良好だ。また、ごくわずかに色収差(フリンジ)が見られる箇所もあるが、実用上大きな問題にはならない。
- 逆光・星景耐性: コーティングによりフレアやゴーストはよく抑えられている。サジタルコマフレアも少なく、星景撮影などにも十分使用できる性能を持っている。
結論:
- このユニークなズームレンジが自分の用途に合致するならば、光学性能・AF性能ともに文句のつけようがなく、大満足できる優れたレンズだと言える。
とのこと
タムロン 35-100mm F/2.8 Di III VXD ソニーEマウント用 (Model A078S)
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