[PY] フォトヨドバシ Panasonic LUMIX DMC-LX100 実写レビュー | photo.yodobashi.com |
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フォトヨドバシさんに、パナソニック「LUMIX DMC-LX10」のレビューが掲載されています。
- コンパクトカメラに求められるものをすべて詰め込んだ、あるいは求められている以上のものを搭載してきた、期待のモデル。
- 特長は4/3型という大型センサー。マイクロフォーサーズ機そのままのクオリティが得られるとなれば、ハイエンドコンパクトの最右翼となる。
- 組み合わせられるレンズも35mm判換算24-75mm F1.7-2.8という明るい標準ズームレンズ。
- 4K動画撮影にも対応し、大抵のシーンをこれひとつでこなせてしまうスペック。
- 写真を撮るということに徹した、手抜きのないボディ。
- 無駄のないフォルムに必要なインターフェイスを過不足なく配置した、凝縮感のあるボディ。
- 露出補正がダイヤルで操作できるのは便利。
- 軍艦部のシャッタースピードダイヤルとレンズ鏡胴の絞りリングも直感的な撮影を可能。
- 通常はオートに合わせておけばOK。シャッタースピードを変えれば「シャッタースピード優先オート」絞りを変えれば「絞り優先オート」、両方を変えれば「マニュアル露出」になる仕組み。
- コンパクトカメラにありがちな「モードを変える」必要がない。
- 上級者ほどスムースな撮影ができる。
- いずれのダイヤルも確かなクリック感があって手触りが良いというのが好印象。
- レンズ鏡胴のコントロールリングも良い具合にトルクを感じる仕上がり。
- 手応えがキッチリしていると道具としての安心感は増しますし、何より撮っていて楽しくなる。
- AF/AFマクロ/MFを切り替えるスイッチや、アスペクト比を変えるスイッチもレンズ鏡胴に配置。
- カスタマイズ可能なボタンも豊富。撮り手の好みに合わせて使いやすくしていけるのは嬉しいところ。
- EVFも搭載。撮影時には背面液晶と都合のよい方を使っていくことが可能。
- 欲を言えば背面液晶がチルトしてくれると撮れるシーンが増すが、ボディの厚みが増してしまうとすればこれでよいのかもしれない。
- ぶら下げても鞄に入れてもポケットに入れても負担のないサイズ・重さ。
- あまり大きな荷物では踏み込めない場所でもこのカメラなら持っていける。
- 開放付近の描写。色乗りもコントラストも良好。
- 35mm相当(15.9mm)撮影。これだけの描写ならばあまり絞ることを考えずに使えそう。
- レンズ鏡胴のコントロールリングで24mm・28mm・35mm・50mm・70mm・75mmと段階的にズーム。
- シャッターボタン側のレバーでは連続的にズームを調整が可能。
- 電動ズームなのでスピーディにズームできるわけではないが、焦点距離の違う6本のレンズを切り替えられると考えれば贅沢なカメラ。
- ワイド端で少し絞ったカット。センサーそのものは1600万画素だが、選んだアスペクト比によって有効画素数は異なる。
- 4:3のアスペクト比では1280万画素。解像力には限界があるが実用としては十分。
- 24mm相当というワイド端の設定も、旅の撮影にはぴったり。
- 明るい日中ではEVFが大活躍。約276万ドット相当で見え具合も良く、個人的にはほとんどの撮影をEVFで行ってしまった。
- 液晶モニタを見ながら撮影すると腕を前に伸ばしたスタイルになるが、脇を絞めてファインダーを覗くスタイルのほうが安定する。
- テレ端75mm相当での撮影。F5.6の絞り値でも適度なボケと立体感のある写りを見せる。
- 十分にシャープだが、カリカリではなく柔らか。
- 最短撮影距離がワイド端で3cm・テレ端で30cm。寄れずに困るということはない。
- マクロへの移行はレンズ鏡胴のスイッチひとつ。
- AFを合わせてからコントロールリングでフォーカス微調整も可能。このあたりの使い勝手はなかなかのもの。
- センサーや画像処理エンジンの力でしょうか、昨今のパナソニック製品のJPEGは出来がよく、撮ってそのまま使える仕上がり。
- テレ端開放で1枚。距離の取れないテーブルの上などでも活躍する。ボケのコントロールも楽しめるスペック。
- カメラ内RAW現像も搭載されているので、露出の難しいシーンなどはRAWで撮影し、カメラ内で現像してWi-Fi/NFCでスマートフォンに転送、SNSへのシェア、なんていう動きがその場でできてしまう。
- 高感度もなかなかのもの。ISO3200やISO6400も積極的に使えるのではないかと思う。
- もちろん被写体によってはノイズが目立ってディテールが失われていくので、夜はISO1600くらいを基本にしていくと丁度よい。
- ISO1600あればテレ端の開放F2.8でも、1/30~1/60のシャッタースピードで夜を夜らしく撮影可能。
- このサイズに収まるカメラの中では、頭ひとつ抜けた操作性と画質。
- 軽快で上質な道具がいかに撮影を自由にしてくれるか、強く感じた。
- 旅カメラとしては言うことのない良質なパッケージ。
- 操作性が良く本体がしっかりした作り。
- 上級者にとってもメインシステムを補うスーパーサブ、あるいはそれ以上の存在として頼りにできる1台になる。
- 敢えて苦手なシーンをあげるなら、スピードを求められる場面。
- 電源オンにしてレンズが繰り出すという構造上どうしても撮影までには一定の時間が必要。
- ズームの繰り出しにも時間がかかる。街を歩きながらテンポ良くスナップしたい時など、電源オンのままぶら下げて使うようにした。
- スポーツなど動きの多いシーンなら、メーカーが提唱するように4K動画として撮影してしまい、写真に切り出すという使いかたが有効。
- とはいえ撮影場面の多くは立ち止まってじっくりと取り組むもの。実はそれほど気にする必要もない。
- 重い荷物を背負うことなく、これだけのクオリティの写真が撮れる。本当にいい時代になった。
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