2015.02.15
Photo of the Day ハイレゾショットモード
http://thisistanaka.blog66.fc2.com/entry/916/
田中希美男氏が自身のブログで、OM-D E-M5 Mark IIのハイレゾショットの話をしています。
- ハイレゾショットモードは、画素ずらし方式で複数枚の撮影をおこなう。
- その画像を合成処理(コンポジット)して高解像度の画像を生成するもの。
- ボディ内手ぶれ補正機構のメカニズムを活用して、センサーを高速微細にコントロール。
- 1画素~0.5画素づつ正確に移動させながら8カット撮影。
- 画像処理を担当したオリンパスの豊田さんの話によると、「マイクロフォーサーズの約1600万画素イメージセンサーを仮に東京ドームの大きさにたとえると、1画素は野球のボール1個分のサイズに相当」。
- 0.5画素は半分づつズラして露光する。いかに精密にコントロールしているかわかる。
- 8コマのハイレゾショット撮影してカメラ内で処理完了までの時間は、シャッタースピードによって異なる。
- たとえば1/125秒ぐらいで撮影したとすれば「約3.5秒」ぐらい。
- つまりハイレゾショット撮影をして約3~4秒ほど待てば、自動処理されて4000万画素相当のビッグサイズ(7296×5472pixel)のJPEG画像ファイルが記録される。
- ハイレゾショットモードでは専用ハイレゾRAWファイルの記録もできる。
- そのハイレゾRAWファイルは、フォトショップで専用プラグインソフト(オリンパス提供)を使って処理すれば約6400万画素相当の、さらにビッグサイズ(9216×6912pixel)の画像を作り出すことができる。
- E-M5 MarkIIのボディ内処理して得られる約4000万画素の画像と、フォトショップ+専用プラグインソフトで処理した約6400万画素の画像をじっくり見比べてみたが、ほとんど「差」はないという印象。
- フォトショップを使って手間かけて6400万画素相当のファイルを作る必要もない。
- 4000万画素相当のJPEGファイルで充分に満足できる超高解像力の画像が得られる。
とのこと
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