Nikon | ニュース | 報道資料:日本における特許侵害訴訟の和解成立について
http://www.nikon.co.jp/news/2015/0421_01.htm
- ニコンは、2011年5月25日、シグマに対する特許侵害訴訟を東京地方裁判所に提起していまたが、シグマとの間で和解が本日付で成立。
- 本件訴訟が終了したことをお知らせ。
- 知的財産高等裁判所からの和解の勧めを受け、ニコンは東京地方裁判所における判決内容も含めたこれまでの本件訴訟の経緯等を総合的に勘案。
- 結果、和解により本件訴訟を早期に解決することが最善であると判断。
- 今回の和解により、シグマ社から和解金の支払いを受ける。
- 和解金額やその他の和解内容についてはニコンとシグマとの間における秘密保持義務の対象。
- なお、本件によるニコンの業績に与える影響は軽微。
とのこと
和解による訴訟の終了のお知らせ|株式会社シグマ
https://www.sigma-photo.co.jp/new/new_topic.php?id=838
- ニコンがシグマに対して提起していた特許権侵害訴訟が、2015年4月21日、知的財産高等裁判所における和解により終了。
- ニコンは、2011年5月25日、弊社の製造販売に係る一眼レフカメラ用交換レンズにつき、特許権に基づく製造販売等差止め及び損害賠償を求める訴訟を、東京地方裁判所に提起。
- 控訴審の審理において、知的財産高等裁判所から和解による解決を勧告。
- 裁判所の勧告に応えて、早期円満解決の趣旨で和解に応ずることとなった。
- 本和解によって、本件は円満に解決。
- 和解内容の詳細については、守秘義務条項により第三者に公表できない。
- なお、今回の和解はシグマの営業に影響を与えるものではない。
- 弊社は、引き続き、一眼レフカメラ用交換レンズの製造販売を行っていく。
とのこと
過去の経緯
【2013/1/30】
ニコンの請求を棄却 特許侵害訴訟で東京地裁:日本経済新聞http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG30059_Q3A130C1CR8000/
一眼レフカメラ用交換レンズの特許を侵害されたとして、ニコンがシグマに対し、約114億円の損害賠償などを求めた訴訟の判決で、東京地裁は30日、「特許侵害は認められない」としてニコンの請求を棄却した。
【2014/2/14】
「手ぶれ補正」特許侵害でシグマに15億円賠償命令 東京地裁 :日本経済新聞http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1403U_U4A210C1CR8000/?n_cid=TPRN0004
ニコンがシグマに特許権を侵害されたとして、約124億円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は14日、一定の特許侵害を認め、シグマに約15億6800万円の支払いを命じた。
【2011/5/25】
ニコン、1眼レフ用レンズ特許侵害でシグマを提訴:日本経済新聞http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD250BN_V20C11A5TJ2000/
ニコンは、一眼レフカメラ用交換レンズの特許をシグに侵害されたとして東京地裁に訴訟を起こしたと発表。約126億円の損害賠償と日本における特許侵害行為の停止を求める。手ぶれ補正機能を搭載した交換レンズに関する特許を侵害されたと主張。具体的にはシグマが展開するレンズ製品7機種が特許を侵害しているとしている。