要約
ニコン「Z90」(あるいは「Z80」)の“来月発表”という噂が再燃しているが、現時点で信頼に足る根拠は皆無である。この記事では、出所不明の情報が拡散する背景を整理し、直近の決算Q&Aで示されたAPS-C需要や製品ミックスの文脈から、近々の発表が考えにくい理由を簡潔に確認する。
Reminder: there is no new Nikon Z90 APS-C camera coming next month - Nikon Rumors
Nikon Rumorsに、ニコンのZマウントAPS-C機「Z90」の噂が掲載されています。
- あらためてお知らせしておきたいのだが、新しいニコン「Z90」APS-Cカメラ(あるいは「Z80」など、最近言われている名称のいずれであれ)について、現時点でも信頼できる情報は一切存在しない。
- そして少なくとも来月に「Z90」が発表されることは絶対にないであろう。
- 現在オンラインで見かける話はすべて、これまで一度もニコンの新製品発表を正確に当てたことのないソースによる、願望混じりの噂話とクリックベイト的なタイトルにすぎない。
- ニコン「Z90」カメラの噂は何年も前から出続けているが、ニコンのロードマップ上にそのようなカメラが存在すると示す手がかりは、これまで一度も確認できていない。
- 直近のニコンAPS-C関連の噂は、おそらくニコンが最新の決算説明会の一環として行ったQ&Aセッションでのコメントが発端になっていると思われる。
Q:今後の見通しや市場環境について教えてほしい。
- A:市場動向を見ると、各社のAPS-C製品の性能向上もあって、フルサイズ機よりもAPS-Cサイズ機の方が人気になりつつある。
- 特に中国市場では、これまで好調だったフルサイズ機の販売が、業界全体としてやや鈍化しているように見受けられる。
- 当社としては、高い評価を得ている「ZR」デジタルシネマカメラのような魅力的なカメラやレンズを投入することで、中・高価格帯モデルのセグメントにおけるシェア拡大を目指していく。
Q:第2四半期(7〜9月期)の業績では、前年同期と比べて売上高も利益率も悪化しているように見える。どのような要因が影響したのか。
- A:製品ミックスの変化が大きく影響している。
- 前期の上期までは高価格帯モデルに注力していたが、前期下期以降は「Z50 II」など中価格帯モデルの販売が伸び、本年度はボリュームゾーン向けモデルの比率が高まっている。
- その結果、販売台数は増えたものの平均販売価格が下がり、営業利益は前年度比で約50億円減少した。
- 加えて、約5億円規模の為替差損と、約10億円規模の米国関税の影響が、それぞれ利益を押し下げる要因として働いた。
とのこと
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