ニコンD810は素晴らしいカメラに仕上がっていますね。D800Eとはゼンゼン別もの。ムカシのアナタはなんだったの、と、ま、そんな感じ。ニコンの「持病」がことごとく改善、修正されている。D4sから、うすうす、変わってきたなあ…と思ってはいたが、このD810でいっきに変身という印象…
— 田中希美男 (@thisistanaka) 2014, 6月 27
今日のような雨模様での木々の緑を写すと、ニコンのカメラはうーんっと唸り声がでてくるようなヘンテコな色調になることがあったのだが、それがなくなっている。ときどき、なんでこんなに露出オーバーになるか、と呆れていたそれが、なくなっている。マイナス補正しなくてもいい…
— 田中希美男 (@thisistanaka) 2014, 6月 27
ファインダーを覗いたときのクリアーさ、シャッターを切ったときの感触良さにも驚く。ま、ぼくに騙されたと思って、どこかで機会があれば空シャッターを切ってみてほしい。たったそれだけでもカメラの良さがわかると思う。D800/D800Eのユーザーには、かなりショッキングなカメラだと思う。
— 田中希美男 (@thisistanaka) 2014, 6月 27
昨日のtwitterの補足。新型D810と旧型D800Eと、これだけ色調が違うよ、という一例の写真も。
新型D810の色調 http://t.co/s83IAh6IXB
— 田中希美男 (@thisistanaka) 2014, 6月 27
Photo of the Day 新型D810の色調
http://thisistanaka.blog66.fc2.com/entry/863/
TAMRON 28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD (Model A010)を使用してのD810とD800Eの比較。
- どちらも設定モードはまったく同じ。
- ピクチャーコントロールはスタンダード、AWBはオート1。
- レンズはTAMRON 28-300mm F/3.5-6.3 Di VC PZD (Model A010)。
- D810のほうがいささか、ウソっぽく鮮やかすぎる、と見えなくもないが実物を見た色の印象そのまま
- D800Eの色調は"色鮮やかな"木々を撮ったときに、いつもというわけではないが、ときどき転ぶ。
- ニコンの「色」が変わったのはD4sあたりから。
- 色だけでなくヌケも大変に良くなった。
- さらにD4sやD810でいままでの大きく変わったのは露出。
- 露出オーバーの傾向が顕著にあったのが、すーっとウソのようになくなっている。
- 露出が大変に安定した。
- いままでは、ニコンのカメラを使うたびにマイナス補正をしょっちゅうしながら撮っていたが、D810ではその必要が激減した。
追記には以下のようなメッセージも
ニコンのユーザーは現状維持にこだわるコンサバティブな「気もち」を持った人が多いから、こんなふうに色調が違ってしまうと猛烈なクレームやブーイングが出てくるに違いない。
そんなことはニコンの絵づくりを担当しているだけでなく、カメラ開発の人たちは充分に承知していること。しかし、来るであろう強い風圧を覚悟して、あえて一歩踏み込んで大幅な改良をおこなったことに、ぼくは大拍手を送りたい。色調を変えることにどれほど勇気がいることか、皆さん、そのへんのことわかってますか。
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