2016.10.11
[PY] フォトヨドバシ Nikon AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED インプレッション | photo.yodobashi.com |
http://photo.yodobashi.com/gear/nikon/lens/afs10514e.html
フォトヨドバシさんに、ニコン「AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED」のレビューが掲載されています。
- 曇天。決していい条件での撮影ではなかったが、全体的に程よくコントラストを感じる。
- 立体感あふれる描写。
- 絞り開放から3段絞り込んでいるが、画に奥行きがあるというか厚みがある。
- 今回使用したD810のセンサーを存分に活かしている。素晴らしい解像力。
- 色の出にくい天候での撮影。ダメもとでカラフルな被写体を収めた。
- ところが、それぞれの色合いがきちんと再現されている。
- こういった条件でも自然な色再現をするのは実に頼もしい。
- 猫が振り向いた瞳を超音波モーターのAF(AF-S)が静かに素早く確実に捉えた。
- 絞り開放から柔らかそうな毛並みを丁寧に描き、奥へとなだらかにつらなるボケ味。
- 完全にとろけてしまうのではなく何が写っているかを感じさせる。
- 写真的表現でありながらもある意味リアリティを感じさせる。
- F1.4なのでそれなりに周辺光量は落ちるが、絞るにつれて徐々に改善していく。
- とはいえこの雰囲気、なかなかいい。
- 絞り開放からホントによく写る。赤錆で覆われた門扉と有刺鉄線の質感が伝わってくる。
- F4あたりまで絞れば、すでに描写力のピークへと達してしまう印象。
- 隅から隅までキリッと解像。歪曲もない。開いてよし、絞ってよし。
- どこにでもあるような何気ない風景が、ちょっとよそ行きの表情で写り込む。
- そう感じさせる表現力が確かにある。
- ボケの傾向としては、ふわっと一気に溶けてしまうのではない。
- 徐々にじんわりと溶けていく、どことなく上品さを感じさせる。
- 開放でキリキリとしたシャープさはないが、立体感を持った描写のためピントピークが浮き上がってくるようなイメージ。
- この絶妙なバランスによって、画に厚みというか奥行きみたいなものを感じる。
- 決して開放のピント面がユルイというのではない。
- 必要にして十分なシャープさを保ちつつも、解像感だけが出しゃばってはこない。
- 開放から徐々に絞っていっても丸みのあるボケは良好。
- 絞って画面全体にシャープさが行き渡った時のキレ味は痛快。
- 天候的にもあまりいい条件ではないにもかかわらず、これだけの成果をもたらした。
- カメラ側の力を差し引いたとしても、本レンズのポテンシャルの高さが伺え知れる。
- レンズの粗まで写してしまう高画素センサー機にこそ相応しいレンズに仕上がっている。
- さらなる極みをものにしたいと望むニコンユーザーが、手に入れたくなる一本であることは間違いない。
とのこと
Nikon 単焦点レンズ AF-S NIKKOR 105mm f/1.4E ED
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