富士フイルムが赤外領域を撮影可能な「X-H2 IR」「GFX100 II IR」を発売した模様。

Fujifilm X-H2 IR and GFX100II IR Infrared Cameras Launched - Fuji Rumors

https://www.fujirumors.com/fujifilm-x-h2-ir-and-gfx100ii-ir-infrared-cameras-launched/

Fuji Rumorsに、富士フイルムの赤外領域を撮影可能な「X-H2 IR」「GFX100 II IR」の話が掲載されています。

富士フイルムはすでに「X-T4赤外線カメラ」および「X-T1赤外線カメラ」を提供している。

さらに、2024年5月には「X-H2 Extended Spectrum」と「GFX100 II IR」がFujifilm Xアプリ内に登場していたことを、当サイトでも報告していた。

そして今回、「X-H2」および「GFX100II」の赤外線カメラが、正式に富士フイルムより発表された。詳細は以下の通りである。

概要

IRバージョンのカメラは、撮影感度を赤外線（IR）領域にまで拡張したデジタルカメラである。

カメラレンズの前にさまざまなIRフィルターを装着することにより、異なる波長での撮影が可能となり、被写体内のさまざまなディテールを明らかにすることができる。

富士フイルムのIRバージョンカメラは、オートフォーカス機能により即座に被写体にピントを合わせることができるため、赤外線撮影のワークフローを大幅に高速化する。

さらに、ピクセルシフトマルチショット機能をサポートしており、偽色を伴わない超高解像度の記録が可能である。

赤外線領域においても、かつてないレベルのディテールを捉え、比類なき精度を誇る赤外線画像を生成する。

研究および調査用途において、極めて強力な支援を提供する。

サンプル画像

購入方法

本製品は、法医学、科学研究、文化財保存といった用途のために設計されており、一般の個人ユーザー向けには販売されない。

IRバージョンのカメラを購入するには、カメラの使用条件を定めた「IRユーザー契約書」に署名する必要がある。

※ヨーロッパにおいては、「FUJIFILM GFX赤外線カメラ選定販売契約」を締結した販売店のみがIRバージョンカメラを販売することができる。

IRバージョンカメラの販売地域は、アジア、北米、オセアニア、ヨーロッパの4地域に限定されている。

本製品に関する質問がある場合は、地域の問い合わせ窓口に連絡されたい。

とのこと