2014.11.23
価格.comマガジン キヤノン「EOS 7D Mark II」 ― 話題のハイスペックAPS-C機に弱点はある? ―
http://magazine.kakaku.com/mag/camera/id=1847/
価格.comにキヤノン EOS 7D Mark II のレビューが掲載されています。
○(いいところ)
- ワイドエリアなオートフォーカスが便利。追従性も高い
- 専用レバーでエリア選択モードをダイレクトに変更できる
- 約10コマ/秒のクラス最高レベルの高速連写を実現
- シャッターフィーリングがよく、操作感にすぐれる
×(気になるところ)
- バッテリー性能がややもの足りない
- タッチパネル&可動式のモニターを採用してもよかったかも
まとめ
- キヤノンがEOS 7D Mark IIの商品カタログとして、総合カタログのほかに、「野鳥版」「鉄道版」「スポーツ版」「飛行機版」「野生動物版」「モータースポーツ版」といった被写体別のバリエーションを用意していることからも、このカメラが動体撮影をメインとして開発されたことが伝わる。
- 2014年11月時点では、APS-Cデジタル一眼レフではライバルというライバルはいない。
- 現時点では、最強スペックのAPS-Cデジタル一眼レフと言ってもいいだろう。
- EOS 7D Mark IIのボディ単体の価格は、価格.com最安価格(2014年11月18日時点)で20万2,000円程度。
- 2014年11月18日時点では、コンシューマー向けのAPS-Cデジタル一眼レフとしてもっとも高価な製品。
- ただし、動体撮影用としてフル活用するのであれば、EOS-1D Xに迫るような高速性がこの価格で手に入るのはコストパフォーマンスが高いと感じる。
- いっぽう、風景やスナップ、テーブルフォトでの利用がメインなのであれば、EOS 6Dなどのフルサイズ機がもっと安く手に入る状況であることも考慮すると、APS-C機でこの価格は高く感じる。
- このカメラに価値を感じ、購入後の満足度が高くなるのは、やはり、高性能オートフォーカスと高速連写を求める、本格的な動体撮影を行っている人。
- 具体的には、EOS 7Dを持っていて後継機を(長い時間)待っていたのであれば、購入して損はない。
- EOS-1Dシリーズを所有している方であれば、サブ機として手に入れておきたいところ。
- ここまでの高性能を持つカメラであると、EOS-1D Xとの性能の差が気になるという方もいることだろう。
- 価格.comのクチコミ掲示板でも、EOS 7D Mark IIとEOS-1D Xを比較する書き込みが見られる。
- EOS-1D Xは価格.com最安価格で約52万円と、EOS 7D Mark IIと比べて約2.5倍高い。
- 価格差に見合うかどうかは別にして、使い比べてみた限りでは、EOS 7D Mark IIとEOS-1D Xは、当たり前ではあるが、まったく違うカメラである。
- EOS 7D Mark IIはAPS-C機の最高峰であり、EOS-1D XはEOSシリーズ全体の最高峰。
- EOS-1D Xは、有効約1810万画素に抑えた35mmフルサイズセンサーを搭載
- 高感度画質にすぐれているというだけでなく、操作性や堅牢性など、さまざまなところで作り込み度が高い。
- オートフォーカスも、EOS 7D Mark IIのようにワイドエリアではないが、中央に高密度に集まっており、しっかりとカメラで追えていれば、一度捉えた被写体を離さないという能力はEOS-1D Xのほうが高い。
- 現行ラインアップの中では、EOS 7D Mark IIは「EOS-1D Xにもっとも近いカメラ」と言ってもいいかもしれない
- トータルで見ると、プロフェッショナル向けのEOS-1D Xにはかなわない。
- 比べられること自体がすごいことなのだが、EOS 7D Mark IIは、あくまでも、ハイアマチュア向けの動体撮影カメラとして最高レベルの製品
- (もちろん、プロフェッショナル用途にも耐えられる性能ではあるう)
- 価格.comでのEOS 7D Mark IIのライバルランキングをチェック。
- キヤノンではEOS 5D Mark III、EOS 6D、ニコンではD750、D810といった35mmフルサイズ機と比較しているユーザーが多い。
- APS-C機ではEOS 70Dや旧モデルのEOS 7Dがその後に続いている。
- さらにその下に位置しているのがEOS 1D-Xだ。EOS 7D Mark IIの性能の比較対象としてEOS-1D Xはあがってくるものの、実際の購入時に比較しているのは、連写性能で劣るフルサイズ機が多い。
- ニコンからEOS 7D Mark IIの対抗馬となるモデルがまだ出ていない状況なので、他に比較するものがなく、価格帯で検索している方が多いのかもしれないが、これはちょっと意外な結果。
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