要約
発売当時に酷評され、フォーラムで炎上したカメラほど、中古では“掘り出し物”になりやすい。記録メディアの普及やニーズ変化で、批判点の多くは2026年には重要度が低下。プロ品質の画が出るのに当初価格の一部で買える例もある。ここでは「EOS R」「Z6」「X-H1」「LUMIX S1」「α7C」を“失敗作”のレッテルごと再評価する。
5 Used Camera 'Flops' That Are Now Incredible Bargains in 2026 | Fstoppers
https://fstoppers.com/gear/5-used-camera-flops-are-now-incredible-bargains-2026-721884
Fstoppersに、2026年に驚くほどお買い得になった中古カメラ「失敗作」5選が掲載されています。
- インターネットは一度ついた評価を長く引きずり、中古カメラ市場ではそれが露骨に表れる。発売当時に酷評された機種は、後に欠点の重要度が下がっても「失敗作」のレッテルが残りやすい。
- その結果、画はプロ品質なのに相場だけが沈み、真の制約と時代遅れの文句を切り分けられる撮影者にとっては大きなチャンスになる。
- 2018〜2019年当時と比べると、記録メディアは普及して安くなり、「必須」とされた機能の多くが実はニッチ用途向けだと分かった。
- さらに新製品サイクルが速すぎて、十分使えるボディが「新型が出た」というだけで見捨てられる。
- ここで挙げる5機種は、その歪みでコスパが異常に高くなった代表例だ。
キヤノン「EOS R」
- RF初期機としてタッチバーや4Kクロップ、1スロットなどが叩かれたが、実質的に「EOS 5D Mark IV」系のセンサーを持ち、色や肌の再現は今でも強い。
- 高速動体には向かない一方、ポートレートや風景、イベントなら十分実用で、何より高性能なRFレンズ群へ最安で入れる“入口”として価値がある。
ニコン「Z6」
- 1スロット+XQDが炎上の中心だった。しかし後にCFexpress対応となり、カード自体も一般化した。
- 冗長記録が必須な仕事は例外として、多くの撮影者にとっては結局大問題にならない。
- 堅牢なボディ、見やすいEVF、24MP BSIの画質、手に馴染む操作系は今も通用し、中古では割安感が大きい。
富士フイルム「X-H1」
- 登場直後に「X-T3」が出た不運で埋もれたが、IBISの価値は今むしろ効く。
- 手持ち暗所やオールドレンズで撮れる幅が広がり、静かなシャッターと頑丈な耐候ボディも魅力。
- 24MPのX-Trans IIIも実用上不足しにくく、富士フイルムらしい“写真の気持ちよさ”を得られる。
パナソニック「LUMIX S1」
- 巨体とDFDコントラストAFが動画文脈で嫌われたが、静止画主体なら掘り出し物になる。
- 576万ドット級EVFや過剰なほどの堅牢性、フルサイズの階調と色は武器で、動画を重視しないならプロ機材の質感を趣味価格で手にできる。
ソニー「α7C」
- 操作系の妥協やEVFの小ささで評価が割れた。
- しかしフルサイズをAPS-C級の携帯性に収めた価値は明確で、旅やストリートなど「持ち出すこと」が勝負の撮影では今でも強い。
- 結局、2026年の中古市場では「昨日の欠点のあるプロ機」が「今日の完璧な入門機」より魅力的なことが多い。
- 批判の多くは時代とともに重みを失い、画質の基礎体力は発売日から大きく変わっていない。
- 中古選びはネットの空気ではなく、自分に必要な条件で判断すべきだ。
とのこと
富士フイルム(FUJIFILM) ミラーレス一眼カメラ X-H1ブラック X-H1
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