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ソニーのレンズ一体型カメラ「RX1R III」実機触ってきた。作例つき - AV Watch

https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/2032146.html


AV Watchに、ソニー「RX1R III」の先行レビューが掲載されています。


  • ソニーは7月15日に発表したフルサイズセンサー採用のレンズ一体型コンパクトカメラ「RX1R III」(型番:DSC-RX1RM3)。8月8日の発売に先駆けて実機に触れてきた。
  • 筆者は普段、ソニーのレンズ交換式ミラーレスカメラではもっともコンパクトな「α7C」をメインカメラとして使っている。
  • 同じフルサイズセンサー採用カメラだが、実際にRX1R IIIを手に持ってみると「軽い!」と思わず声が漏れてしまった。
  • ちなみにα7Cの重さはバッテリー/カード込みで約509g、RX1R IIIは同約498g。
  • グリップについては、α7Cのほうがよりしっかり握り込める形状。
  • しかし、RX1R IIIは本体が軽量、グリップに新テクスチャーを採用していることなどもあり、とくに持ちにくさは感じなかった。
  • オートフォーカス(AF)は、AIプロセッシングユニットを採用していることもあり、高速な被写体認識を実現。人物の瞳はもちろん、今回はぬいぐるみだったが動物の瞳も素早く認識。
  • 動画撮影は最大4K/29.97pに対応。手ブレ補正は電子式で「アクティブ」に対応しているが、「アクティブ」にすると、画角がクロップされる。またカメラを構えるとUIも縦表示になるので、ショート動画/縦動画も撮影しやすい印象。
  • 10年を経てのモデルチェンジとなったが、採用するレンズは前モデルと変わらずZEISS ゾナーT* 35mm F2のまま。
  • ZEISS ゾナーT* 35mm F2というレンズは、非常に多くのお客さまから高い評価を得ていた。『このレンズが良いんだ』という声を頂いていたのが背景
  • そして「このレンズの良さを最大限に引き出すのが、今回刷新したCMOSセンサー」。
  • 最新のαシリーズで実現している忠実な色再現性は踏襲しつつ、ISO感度は常用ISO 32000、拡張ISO 102400と、α7R Vや、α7CR同等を実現し、15ストップのダイナミックレンジも実現。
  • オートフォーカス(AF)性能も、α7R Vとα7CRと同等「従来モデルから測距エリアが広くなり、暗い部分でも動作するようになった」のが強み。
  • 新機能として画角を35mm、50mm、75mm相当にワンタッチで切り替えられる「ステップクロップ撮影機能」
  • カメラ単体で思い通りの表現ができるクリエイティブルックに、落ち着いた発色のノスタルジックな表現ができる「FL2」、クリアな発色の軽快な表現が可能な「FL3」を採用。
  • バッテリーは主にコンパクトデジタルカメラで採用されているXバッテリー(NP-BX1)からαシリーズで使われるWバッテリー(NP-FW50)に変更。
  • センサーや画像処理エンジンの強化などにより、システム全体での消費電力量は増加しているものの、バッテリー強化も相まって、最大撮影可能枚数は従来の背面モニタ使用時約220枚/EVF使用時約200枚から、モニタ使用時約300枚/EVF使用時約270枚に強化。
  • EVFは従来のポップアップ式から「速写性に寄り添うために」固定式を採用。
  • 最終光学面からのアイポイントも、従来の約19mmから約22mm。
  • これら性能の強化、バッテリーの大型化が行なわれたにもかかわらず、本体の軽量化を実現。
  • 従来のバッテリー/カード込み約507gから、同約498gに軽量化。
  • これには背面液晶の固定化(従来はチルト式)も影響しているとのこと。
  • カメラの製造は「国内の幸田工場で製造していて、クリーンルームでひとつひとつ、レンズとボディ、センサーを手作業で調整しながら製造しています。この繊細さ、設計があるからこそ実現できている画質だと思っている。(同社レンズ交換式ミラーレスカメラでもっともコンパクトな)α7CRに35mm F2のレンズを装着した状態とは、まったく別のカメラだと考えて欲しい」
  • そのほか、グリップに新テクスチャーを採用し、外装塗装も「まったくαと違う」新開発のアイアンブラック塗装を使うなど、ユーザビリティも強化されている。

とのこと



SONY デジタルカメラ Cyber-shot RX1R 2470万画素 光学2倍 DSC-RX1R



RX1シリーズの新機種として10年ぶりに登場した「RX1R III」ですが、国内の工場でひとつひとつ手作業で製造してたんですねえ。そう考えると価格が上がってしまうのも仕方がない感じもしますね。あと、画角を35mm、50mm、75mmでクロップする機能が搭載されてたんですね。ここら辺はライカQを意識してたりするんですかね。あと、背面液晶の固定化が軽量化に繋がってるとのことですが、個人的には少し重くなってよかったのでチルト式にして欲しかったですねえ。なお、外装塗装は新開発の塗装のようですが、どんな仕上りなのか実機で確認したいですね。
CAMEOTA
cameota.com管理人
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