特別企画:緊急レポート!LTE内蔵デジカメ「LUMIX CM1」インプレッション - デジカメ Watch
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/review/special/20141118_676483.html
デジカメ Watchに欧州で発売されたパナソニック「LUMIX CM1」のレビューが掲載されています。
- パナソニックのAndroid搭載デジタルカメラ「LUMIX DMC-CM1」がドイツとフランスで11月13日(現地時間)に発売。
- フランスでも家電量販店fnacのカメラコーナーで販売。
- パリで開催された写真展示会「Salon de la Photo」のパナソニックブースで展示・販売。
- パナソニック自身も「カメラ」として製品を開発している。
- パリでは家電量販店のfnacの5店舗で販売。
- 発売当日に3店回ったが、1店だけ2台の在庫があって2台とも購入。
- 在庫を調べてもらったが、当日は近辺のfnacにほかに在庫はなく、フランス全土でもfnacでは30台しか在庫がなかったらしい
- 撮像素子に1インチ2,010万画素MOSセンサーを搭載。
- レンズには35mm判換算28mm F2.8の単焦点Leica DC Elmaritレンズを採用。
- メカニカルシャッター、6枚羽根の絞りを搭載。
- スマートフォンのカメラ機能とはひと味違うスペックを備えている。
- スペックだけ並べると、まるで高級コンパクトデジカメのよう。
- パナソニックは、CM1を「コミニュケーションカメラ」という位置づけにしている。
- スマートフォン機能を取り込んだことで、インターネットを通じた画像のやりとりが非常に簡単にできる。
- スマートフォンの機能はすべてカバーしている。
- 例えば画像に位置情報を埋め込む場合も、GPS、携帯基地局、無線LANアクセスポイントの3種類を使うので、これまでのデジカメのGPSのように測位に時間がかかることもない。
- 画像の転送も、今までの無線LAN搭載デジカメのように、「無線LANを起動してスマートフォンと接続して画像を選んで転送してスマートフォンでSNSに投稿」といった手順は必要ない。
- SNSアプリを起動して画像を選んで投稿すればいい。
- 無線LANだけでなくLTEにも対応しているので、何も考えずにそのまま転送できる。
- 自動バックアップは、オンラインストレージの「Googleドライブ」に撮影画像を自動的にアップロードする機能。
- Androidは基本的にGoogleアカウントが必要なので、ほぼすべての人がGoogleドライブは利用できる状態にある。
- 容量は標準では15GB。無線LAN接続のみ、さらに充電時のみ、といったバックアップのタイミングも設定可能。
- RAWや動画ファイルも転送できるので、すべての撮影ファイルを自動的にクラウドにバックアップすることが可能。
- これまでのように、いちいちメモリーカードを取り出してPCにつないで画像を吸い出す、といった作業も不要。
- とにかく、いつでもネットに繋がっているというのは、このCM1の最大の特徴。
- コモディティ化したコンパクトデジカメと、同じくコモディティ化したスマートフォン。この2つを組み合わせたら、新たな世界が見えてきた。
- 単に「スマートフォンのデジカメを強化した」のではなく「デジカメに通信機能を入れただけ」でもない。
- 「写真はコミニュケーション手段」という根本的な考え方が、カメラとスマートフォンをうまく融合させた製品を生み出した。
- 世界でも、デジカメとスマートフォンの両方を作っている会社は多くない。
- というより、ソニー、サムスンとパナソニックしかない。
- パナソニックはコンシューマ向けスマートフォン事業からは撤退。
- しかし今も法人向けはあり、もともと携帯電話の蓄積はある。
- そのパナソニックだからこそ作れたのが、今回のCM1。
- 久しぶりに使っていて楽しいデジカメに出会った気分。とにかく嬉しい限りだ。
- 現時点で日本での発売は公式にはアナウンスされていない。
- 日本語環境にも対応していることもあり、早期の発売を期待したい。
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