要約
ストリート撮影や旅行では、大きすぎるカメラバッグは目立つうえに邪魔になりやすい。そこで注目したいのが、小型で体に馴染み、必要最低限の機材を無理なく持ち歩けるショルダーバッグやスリングバッグである。今回は実際に試された6製品をもとに、それぞれの特徴と向く用途を整理してみたい。
6 Best Street and Travel Photography Bags | Fstoppers
https://fstoppers.com/reviews/6-best-street-and-travel-photography-shoulder-bags-722887
Fstoppersに、行やストリート撮影向けの小型ショルダーバッグ6選が紹介されています。
- 旅行やストリート撮影ではバッグ選びが非常に重要である。
- 大きすぎるバッグは目立つうえ、長時間肩に掛けて歩くと負担になりやすい。
- バックパックも収納力は高いが、人混みではかさばり、振り向いた拍子に他人へぶつけてしまうこともある。
- そこで理想となるのが、存在を忘れるほど小さく、しかも必要な機材だけはしっかり収まる小型ショルダーバッグやスリングバッグである。
- 筆者はここ数年さまざまな選択肢を試した末に、完璧な小型バッグ探しを本格化させ、4か月にわたって数多くの製品を比較し、その中から6製品を厳選した。
PolarPro「RoadRunner 6L」

- 「RoadRunner 6L」は今回の6製品の中で最も大きく、最も箱型に近いバッグである。
- 幅は約6インチで、メイン収納はかなり広く、前面にも大きなファスナーポケットを備える。
- ジッパープルは視認性とつかみやすさに優れ、追加ポーチを装着できる前面ウェビングも実用的である。
- 底部には小型三脚を固定できるストラップも常設されている。
- 一方で、その形状は人によってはやや大ぶりに感じられ、終日持ち歩くには動きが制限されることもある。
- 斜め掛けで体に密着させる使い方にはあまり向いていない。
- しかし、機材を安全に多めに持ち歩きたい人にとっては、このサイズ感がむしろ強みとなる。
- 収納力重視なら魅力的な選択肢であり、評価は8点となっている。
Think Tank Photo「PressPass 10」

- 「PressPass 10」は、今回の比較の中で最も実用的かつ汎用性の高いモデルとして評価されている。
- パッド入りのショルダーストラップは快適性が高く、加えて収納式のウエストベルトを備えており、必要に応じてウエストバッグとしても使える。
- 仕切り付きのパッド入りインサートは丸ごと取り外し可能で、レインカバーや複数のジッパーポケットも用意されている。
- 容量は公称ではないものの約6L級と見られ、「RoadRunner 6L」に近いサイズでありながら、角の処理が丸いため見た目はよりスマートである。
- 上面の開口部は大きく開き、レンズ交換もしやすい。
- 旅行用として非常に優秀で、実際に機内持ち込みの身の回り品としても好印象だったという。
- レンズを複数持つストリート撮影や、予備ボディを携行する用途にも適しており、総合評価は10点である。
Wotancraft「MINI RIDER V2 Sling Bag 4.5L」

- 「MINI RIDER V2」は、ミリタリーテイストと実用性を組み合わせた個性的なバッグである。
- 最大の特徴は、着脱式の補助ストラップにより3点支持が可能な点で、撮影中にバッグがずれて脇の下へ回り込み、動きを妨げる問題を大きく軽減している。
- この一点だけでも購入理由になる人がいるだろう。
- ショルダーストラップ自体も取り外し可能である。
- 内部は360度ベルクロ対応で、仕切りや追加ポケットなどカスタマイズ性が非常に高い。
- メモリーカードや鍵を収納しやすいファスナーなしポケットモジュールや、外付けフィルターポーチなども用意されている。
- 外観は一般的なカメラバッグらしさが薄く、街中や旅行先で目立ちにくいのも利点である。
- 側面が硬すぎないため体に沿って薄く持つこともでき、必要に応じて収納量を増やせる柔軟性も魅力だ。
- 細部の作り込みも高く、評価は9点である。
PGYTECH「OneGo Solo V2 4L」

- 「OneGo Solo V2 4L」は、小ささとスマートさを最優先する人にとって非常に魅力的なモデルである。
- 素材にはポリエステルとポリウレタンの混合コーティングが使われており、防水性は一般的なリップストップナイロン系より優れている可能性がある。
- 光沢のある外装ながら安っぽさはなく、デザインは洗練されている。
- 見た目は非常にコンパクトだが、開いてみると予想以上に収納できる。
- 内部ポケットもよく考えられており、バッテリー、カード、ケーブルなどを整理しやすい。
- さらに、ペンを固定するループがある点は細かいながら実用的である。
- 底部の4つのループと付属ストラップによって、小型三脚や自撮り棒の装着も可能だ。
- 小型カメラに交換レンズ1本、予備バッテリー、スマートフォン、財布を持ち歩く程度なら十分対応できる。
- 目立たず軽快に使えるバッグとして高く評価され、9点を獲得している。
Moment「Everything Sling 2L」

- 「Everything Sling 2L」は6製品中で最小ながら、意外なほど多機能である。
- 底面のユーティリティストラップでコンパクト三脚を装着でき、クイックリリース式ストラップを短くすればウエストバッグとしても使える。
- スマートフォン専用のジッパーポケットも備え、内部収納もよく考えられている。
- さらに、圧縮ストラップにより必要に応じて約4インチ拡張でき、薄手のウインドブレーカーを押し込める余地もある。
- カメラ本体は首や肩から提げ、バッグにはアクセサリー類や老眼鏡、スマートフォンなどを入れたいという人に向く。
- 必要なら小型カメラ本体も収納できるが、基本的には補助バッグ的な性格が強い。
- 評価は8.5点である。
Oberwerth「Sling Pure 5L」

- 「Sling Pure 5L」はドイツ製の上質なレザーを使った高級モデルであり、今回の比較ではラグジュアリー路線を代表する存在である。
- 外側に余計なポケットはなく、体の反対側へ開くメインコンパートメントだけというシンプルな設計がむしろ新鮮で、中身を見つけやすい。
- 金属製のCobraバックルにより、スリングからウエストバッグへ変形できる点も実用的で、外出先でのレンズ交換をしやすくしている。
- 素材と仕立ての品質は群を抜いており、使っていて満足感が高い。
- しかも、派手に高級感を誇示するのではなく、控えめな上質さに徹している点が印象的である。
- 収納力も十分で、取り出しやすさにも優れることから、筆者のお気に入りの一つとなっている。
- 価格は高いが、評価は10点である。
総評
- 今回選ばれた6製品は、それぞれサイズや機能が少しずつ異なるものの、いずれも優れた小型カメラバッグである。
- 最小装備で身軽に撮りたいならPGYTECHが最有力であり、旅行も含めた汎用性ではThink Tankが強い。
- 街撮り中心ならWotancraftも非常に魅力的である。
- 品質と所有感を最優先するならOberwerthが別格という結論である。
とのこと

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ストリート撮影や旅行などに最適な小型カメラバッグ6種の比較ですが、カメラバッグは本当に人によって好みが分かれますよね。見た目を重視する人もいれば、機能性を重視する人もいますし。個人的には、やはり見た目と機能性が両立しているものが好きです。
今回の中では、「Moment Everything Sling 2L」が気になりました。デザインも好みですし、内部ポケットや底部ループなど、機能面もなかなか良さそうです。ただ、その一方でもう少し大きくてもよかったかな、とも感じました。
あと、次点では「ThinkTank PressPass 10」も気になりますね。旅行用途なら、むしろこちらを選ぶかもしれません。ストラップもしっかりしていますし、容量もあるので機材をしっかり持ち運べそうです。もっとも、その分少し大きすぎる気もしますが。
「Moment Everything Sling 2L」と「ThinkTank PressPass 10」を、機材や用途に応じて使い分けるのが良さそうですね。あくまで個人的には、ですが。