要約
ここ数日、キヤノン「EOS R3 Mark II」に関する新たな主張が飛び交っている。発端はCPSルームの写真に写り込んだラベル表示だが、それが「新型の証拠」とする解釈まで広がった。さらにWeibo発のデュアル解像度センサーや9K動画対応といった派手な仕様も拡散している。しかし現時点では裏付けは乏しく、存在自体に疑問符が付く状況で。
Will There Be A Canon EOS R3 Mark II? - Canon Rumors
https://www.canonrumors.com/here-we-go-again-more-eos-r3-mark-ii-chatter/
Canon Rumorsに、 キヤノン「EOS R3」後継機「EOS R3 Mark II」の噂が掲載されています。
- ここ数日、キヤノン「EOS R3 Mark II」に関する新しい“主張”がいろいろ飛び交っている。
- 発端は、オリンピックの写真家ジェフ・ケーブルがキヤノンCPSルーム内部から投稿した写真だ。
- 何十万ドル分ものレンズやカメラが積み上がっている様子を見るのが好きな人は多い。
- その記事の中に、棚のラベルに注目した画像が1枚あり、私はそれを十数回も送られてきた。
「EOS-1D X Mark IV」
- まずこれから片付けておく。
- キヤノン「EOS-1D X Mark IV」など存在しないし、今後も出ない。2つ目の「I」をまっすぐに引けずに変になってしまったのだろう。
キヤノン「EOS R3 Mark II」
- 一番上の棚にはキヤノン「EOS R1」が並んでいるが、下の棚の個体とはラベルが違う。そこに「FV120」と書かれているのが見える。
- これについて「キヤノン『EOS R1』のボディに入った『EOS R3 Mark II』では?」という主張がいくつか出ていた。
- 開発段階で別機種の中身を別ボディに入れること自体は、珍しい話ではない。
- 私はミラノで“契約上の守秘義務(NDA)をギリギリ回避する形で”撮影している数人に確認した。
- 結論から言うと、彼らの知る限り、キヤノン「EOS R1」ボディの中にキヤノン「EOS R3 Mark II」が隠れている、という話はない。
- 仮にそういう個体が存在し、彼らがその情報を知らされていないのだとしても、CPSルームの棚に置かれることはないはずだ。
「FV120」とは何か?
- フォーラムで指摘されていた通り、これは Firmware Version 1.2.0(ファームウェア 1.2.0) を意味している可能性が高い。
最近出回っている「EOS R3 Mark II」続報の主張
- この話が盛り上がり始めた直後、冬季五輪で使われているという“キヤノン「EOS R3 Mark II」の特徴”が出回り始めた。
- 表面上はかなり派手だ。
- 主張の出どころは、Weiboの「Camera Beta」というアカウントだという。
- キヤノン「EOS R3 Mark II」はデュアル解像度に対応する可能性がある。
- 最近、ミラノ冬季五輪のテストでキヤノン「EOS R3 Mark II」が公開されたという情報がある。
- キヤノン「EOS R1」の高解像版ではなく、より実験的な製品だ。
- 中核の革新は、業界初の「デュアル・ネイティブ解像度」を持つ裏面照射積層CMOSセンサーにある。
- 5400万画素と2400万画素の2つのネイティブ解像度を切り替えられ、5400万画素で40コマ/秒、2400万画素で90コマ/秒の連写を実現するとされる。
- 2400万画素モードでは強化型ベイヤー配列を用い、隣接画素の統合により感度がキヤノン「EOS R3」比で約80%向上するとされる。
- さらに“3つのネイティブISO技術”と組み合わせ、フルサイズ機として最高レベルの高感度性能を実現する、という。
- AF面では、Quad Pixel CMOS AF(1画素あたり4つのフォトダイオード)を採用し、5400万画素全域でデュアルクロスタイプAFを実現。
- 水平方向・垂直方向・斜め方向など、多方向の位相差検出が可能になるという。
- 動画は、9K 60pおよび6K 120pのRAW動画をカメラ内記録でき、全画素でのAFも維持するとされる。
- (thenewcamera.com)
参考:ライカにも似た仕組みがある
- ライカは現行機で似たような仕組みを採用している。ライカ「Q3」、ライカ「M11」、ライカ「SL3」では、ネイティブで1800万画素/3600万画素/6000万画素の撮影が可能だ。
- 確かに面白い機能だ。
結論
- キヤノン「EOS R3 Mark II」の噂は、1年ほど前に一部YouTubeチャンネルで出ては消え、しばらく沈黙していた。
- 私は「2月上旬に“開発発表”がある」という話も取り上げたが、信憑性は高くないと思っている旨は明確にしたつもりだ。
- 開発発表に関しては、関係者がNDAでガチガチに縛られる類のものではない。
- 今回の騒動は、私としては「そもそも存在しない可能性が高いカメラ」に関する“第2波”に見える。
- 仮にキヤノンが次に「3シリーズ」を出すとしても、グリップ一体型ボディにはならず、ラインアップの中でも別物になるはずだ。
- 私が話した範囲では「R3にMark IIが出る」と考えている人は誰もいない。
とのこと
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