2014.10.13
【小寺信良の週刊 Electric Zooma!】第682回:レンズスタイルカメラからレンズも取った!? ソニーILCE-QX1。APS-C最小? iPhone 6と撮り比べ - AV Watch
http://av.watch.impress.co.jp/docs/series/zooma/20141008_670320.html
AV Watchにレンズスタイルカメラ「QX1」のレビューが掲載されています。
- 液晶を取っただけでも相当チャレンジングな商品なのに、今度はレンズも取って、とうとう撮像・記録部分だけになったのがQX1。
- そもそもミラーレスの大半の機能をよくこの中に入れたなと思う。
- バッテリの容積をマイナスして考えると、本当に中身のスペースはちょっとしかない。
- スマホ並みのイージーさでデジタルカメラを使わせる手段としては、ついにここに着地したかという点で感慨深い。
- その一方で、商品の位置付けをどう考えるかはちょっと複雑な商品。
- レンズスタイルカメラのコンセプトである「スマホのカメラではイマイチと思っている若者層」には、まず意味がわからないだろう。
- ミラーレスカメラではレンズ付きでもっと低価格のものもある。
- 写真撮影のレスポンスや利便性は、普通のカメラのほうが上。
- その一方で、すでにEマウントレンズをいくつか持っている人にとっては、サブ機としてカメラバッグに放り込んでおくと、そこそこ役に立つカメラ。
- 旧NEX、α4桁台のバックアップ機としてもいいだろう。
- 昔買ったNEXが古くなって使わなくなったという人も、またEマウントのレンズが活躍できるチャンス。
- 個人的にはどこかへ固定しておいて、遠隔リモート撮影できるビデオカメラとして使いたいところ
- 動画になると極端に絵が眠いのが残念。
- モニター表示に若干ディレイがあるので、瞬間を狙う写真も難しい。
- 連写も可能だが、最速でも秒間約3.5コマと、いまどきのカメラとしてはそれほど速くない。
- ただ連続撮影時間が150分もあり、モニターがないぶん待機時間も結構長くとれる。
- そのあたりにうまい使い方のヒントがありそうだ。
- 今回はiPhone 6と比較してみたが、実はiPhoneは構造上QXシリーズと相性がいい。
- なぜならば長辺の真ん中あたりにちょうどボタン類がない。
- 挟み込むときにほぼセンターに取り付けられるから。
- この点、Xperiaは真ん中に電源ボタンがあるため、センターから微妙にずれた位置しか挟めない。
- ただでさえ見た目デリケートなことになりそうな製品なのに、真ん中に取り付けられないことで見栄えも悪いし水平も取りにくい。
- QX1のポイントは、シリーズの中からどれを選ぶ? という悩みがなく、レンズさえ変えればどうにでもなるというところ。
- これが今後ミラーレスに代わるとは思わないが、面白い使い方を思いついた人の勝ち、という商品であろう。
とのこと
Sony レンズスタイルカメラ QX1 ボディ(レンズ別売)(ブラック/デジタル一眼) ILCE-QX1
カメラグッズ・本
「Sony」カテゴリの最新記事
ソニー「α7 V」は「α7 IV」からどう変わった? 部分積層センサーやAIなど15の劇的進化。
中国のサードパーティ製Eマウントレンズは、「α7 V」で正常に動作しない模様。
ソニー「α7 V」は誰のためのカメラか? 多くのユーザーにとって非常に優れた選択肢。
ソニー「α7 V」vsキヤノン「EOS R6 Mark III」。画質とAF性能では「α7 V」がわずかに優位、動画性能も加味すると「EOS R6 Mark III」の方がやや魅力的。とはいえ、実際の差はごくわずか。
ソニー「α7 V」ファーストインプレッション。よりスマートで高速なオールラウンダーへと進化。ハイアマチュア、プロ、そしてハイブリッドクリエイターにとっては、ここ最近のソニー機の中でベストな1台。
ソニーが「FE28-70mm F3.5-5.6 OSS」のⅡ型「FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS II」を発表。
ソニーが「α7 V」を正式発表。αシリーズで初めて「16ストップのダイナミックレンジ」「AIプロセッシングユニットを画像処理エンジンとして1チップに統合」「1枚のRAWから高解像画像を生成する『エクステンデッドRAW撮影』機能」を搭載。部分積層型センサーで連写機能に関しては「α1 II」に匹敵。
ソニー「α7 V」には、αシリーズ“初”のハードウェア機能が2つ搭載される!?
ソニー「α7 V」は、6Kおよび7Kでの動画記録には非対応!?
ソニーが1/1.12型・約2億画素のモバイル用センサー「LYTIA 901」を発表。モバイル用センサーとして初めてセンサー内にAIチップ内蔵。
ソニーから「FE 16-28mm F2 GM」が登場する!?「α7 IV」はブラックアウトフリーで30コマ/秒の連写が可能!?
ソニードイツが「α7 V」の画像をティザー投稿した模様。





































