要約
2025年のソニー噂は過熱中である。「RX1R III」「FX2」に続き、次弾として「FX3 II」「α7S IV」「α6200」らの名が挙がる。Vlog強化と共通センサー戦略で“横展開”を狙う一方、α7S系の存続やAPS-Cの棲み分けなど論点も多い。最新像を整理する。
Sony rumors 2025 - Camera rumors in 2025: what cameras are coming, officially and otherwise! - Page 4 | Digital Camera World
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Digital Camera Worldに、ソニーの2025年のカメラの噂の振り返りと2026年に登場する可能性があるカメラの噂が掲載されています。
ソニーの噂 2025年
- ソニー関連の噂は、今年も相変わらず飛び交っており、それに紐づくカメラたちも次々と登場している状況だ。
- ソニー「RX1R III」やソニー「FX2」は、その典型で、噂から実製品になるまで一瞬だった。
- そしてソニーは、この流れにすぐ続きそうな「α」ボディをまだまだ多数抱えていると言われている。
- さらに、いまもっとも“騒がしい”ジャンルになりつつあるのがVlogカメラの世界である。
- ソニーがこのカテゴリーにかなり力を入れていることもあり、コンテンツ制作分野におけるソニーの噂は、ひときわ強力だ。
- とくに、今世代で派生したカメラの数を考えると、誰もが「α7S」シリーズは一体どうなっているのか、と気になっているところだ。
ソニー「FX3 II」
- ソニー「FX3」は登場からすでに4年が経っており、その中身はソニー「α7S III」という10年前のアーキテクチャの上に成り立っている。
- そこへ、キヤノン「EOS C50」やニコン「Z R」といった新世代機がぶつかってきており、愛用者の多いこのカメラも、さすがに“年季もの”感が否めなくなってきた状況だ。
- もっとも、ソニー「FX3」は非常に人気の高いボディであり、アップデートされるのは時間の問題だと以前から見られていた。
- そしていま、そのポジションが初めて本格的に脅かされつつある以上、ソニーが後継機の投入を急ぐと考えるのが自然だろう。
- こうした後継機についての噂やささやきは、ここしばらく続いているが、現時点で実際に登場したのは、正直あまり好意的な評価を得られていないソニー「FX2」だけである。
- とはいえ、この「FX2」が、少なくともソニー「FX3 II」にどの程度の性能を求めてよいかという“最低ライン”を示したとも言える。
- ソニーがセンサーを使い回すのが得意なメーカーであることを考えると、「FX3 II」は、複数機種同時投入の“波”の一部になる可能性も高いだろう。
ソニー「α7S IV」
- 現時点では、「α7S」ラインにはもう“フォークが突き立てられてしまった”、つまり終止符が打たれた、と言いたくなる気持ちもある。
- 技術的に見ると、このシリーズが最後に登場したのは、2020年10月発売のソニー「α7S III」である。
- しかし実際には、その後にソニー「FX3」、ソニー「FX6」、ソニー「ZV-E1」といった“実質的な後継機”が少なくとも3機種出ており、いずれも同じセンサーを採用し、「ZV-E1」を除けば機能面でもかなり近い内容になっている。
- ソニーの“万能ビデオボディ”が、いまやシネマ志向のラインとクリエイター志向のラインという2つの系譜を生み出してしまった以上、オールラウンダーとしてのソニー「α7S IV」に、果たしてまだ存在意義はあるのか、という疑問は当然出てくるだろう。
- それでも、自分は「α7S」シリーズがこれで終わりだとは思っていない。
- むしろ、今世代で起きたこと――とくにソニー「FX3」の後継が長らく求められている状況――を踏まえると、ソニーは次世代の「α7S IV」「FX3 II」(さらには「FX6 II」や新しい「ZV」シリーズのボディ)に共通して使う、新しいセンサーを設計するために、あえて“待ち”の状態にしているのではないかと考えている。
- そのため、最終的には共通アーキテクチャを採用したソニー「α7S IV」、ソニー「FX3 II」(おそらくはソニー「FX6 II」も)、そして新しいソニー「ZV」カメラが一斉に登場し、ソニーが1つの(非常に採算性の高い)センサー投資から、複数ジャンルで“何度もおいしい”展開を狙ってくる可能性が高いと見ている。
ソニー「α6200」
- 当初は夏頃の登場が予想されていたソニー「A6200」(「α6200」)は、ソニー「α6700」と同じ優秀な2600万画素センサーを搭載すると言われている。
- このセンサーは、ソニー「ZV-E10 II」にも採用されているものだ。
- そこで気になってくるのが次の点である。
- ソニー自身にとっても、そしてユーザーにとっても、「α6700」と「α6200」に加えて「ZV」シリーズという第3の選択肢まで用意するほど、本当に“両方(どれも)必要なのか?”という疑問だ。
- このあたりのラインナップの棲み分けが、今後のソニーのAPS-C戦略において、ひとつの焦点になってくるだろう。
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