2016.11.03
オリンパス、「OM-D E-M1 Mark II」を年内発売 - デジカメ Watch
http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1027902.html
デジカメ Watchに、オリンパスのフラッグシップ機「OM-D E-M1」後継機「OM-D E-M1 Mark II」の正式発表が掲載されています。
オリンパスは「OM-D E-M1 Mark II」を12月下旬に発売。
価格はオープン。ボディ単体の店頭予想価格は税別22万円前後の見込み。
現時点でレンズキットの設定はなし。
- E-M1の有効1,628万画素からアップした、有効2,037万画素のLive MOSセンサー。
- 感度はISO200-6400(拡張でISO64相当-ISO25600も設定可能)。
- イメージセンサー上のシールガラス両面に反射防止のARコートを施し
- センサー面の反射に起因するフレアやゴーストを軽減。
- 新画像処理エンジン「TruePic VIII」は4つのCPUコアと4つの画像処理コアによる構成。
- 従来より3.5倍の高速化し、フル画素記録での高速連写を実現。
- 最高シャッター速度は1/8,000秒、シンクロ速度は1/250秒以下。
- 新開発のシャッターユニットは動作耐久20万回のテストをクリア。
- バネダンパー方式で振動がボディに伝わりにくいというフローティングシャッター構造。
- メカシャッターを使わない電子シャッター撮影では、最高1/32,000秒。
- 動画記録は最大237Mbps シネマ4K(4,096×2,160/24P)に対応。外部モニタリング用のHDMI出力なども可能。
- ボディ内のみでシャッタースピード5.5段分。
- 対応レンズと協調する「5軸シンクロ手ブレ補正」では最大6.5段分の補正効果。
- 高解像度の画像を得る「50Mハイレゾショット」にも対応。
- これまでの対応機種と同様、三脚必須で、解像力の高いレンズを推奨。
- 一新したAFシステムでは、121点オールクロスの像面位相差AFを利用可能。
- シングルAF(S-AF)と動画撮影時はコントラストAFも併用。
- E-M1は縦線検出のみ37点、測距点配置も縦横6割程度の面積だったが、Mark IIでは8割程度まで広がっている。
- EVF撮影時に背面モニターを利用した「AFターゲットパッド」にも対応。
- 新動体追従アルゴリズムは、被写体の高速移動や急停止/急加速にも強くなった。
- 撮影シーンに合わせて追従感度も設定可能。
- 新アルゴリズムは25万枚の撮影テストを通じて鍛え上げたとしている。
- レンズごとにAF駆動範囲をプリセットできるAFリミッター機能も搭載。
- AF/AE追従(電子シャッター):最高約18コマ/秒(RAWで77コマ、JPEG LNで105コマまで)
- AF/AE追従(メカシャッター):最高約10コマ/秒(RAWで148コマ、JPEG LNで容量一杯まで)
- AF/AE固定(電子シャッター):最高約60コマ/秒(RAWで48コマ、JPEG LNで48コマまで)
- AF/AE固定(メカシャッター):最高約15コマ/秒(RAWで84コマ、JPEG LNで117コマまで)
- 新設のプロキャプチャーモードでは、シャッターボタンを半押しからフル画素でRAW記録を開始。
- 全押ししたところの前後コマがメモリーカードに記録。全押し前は最大14コマまで遡れる。
- 記録スピードは60fps-15fpsを4段階から選べる。
- 15fpsで14コマを遡ると、シャッター全押しのおよそ1秒前を記録できることになる。
- EVFフレームレートはE-M1の60fpsから120fpsに向上。最短表示タイムラグは16m秒から5m秒に短縮。
- 10コマ/秒の連写時でもコマ間にファインダー像が長く見られるようになった。
- 光学ファインダーのような見えを再現する「OVFシミュレーションモード」は、E-M1ではHDR技術を用いていた。
- E-M1 Mark IIではHDR技術を使わず実現できたため、表示タイムラグが大幅短縮。
- ファインダー倍率35mm判換算0.74倍。表示解像度は約236万ドットでE-M1と同じ。
- レリーズタイムラグは、E-M1の45m秒から30m秒に短縮(メカシャッター時)。
- 再生時のコマ送り速度も3コマ/秒から10コマ/秒以上に高めた。
- 「マイセットバックアップ」を新搭載。カスタマイズした設定をPCに保存。
- 必要時にカメラへ書き戻せる。ファームウェアアップデート時の設定保持可能。
- 記録先のフォルダ指定/フォルダ新規作成や、ライブビュー画面の罫線表示色を選べる機能なども盛り込む。
- ボディはE-M1に引き続き、防塵・防滴・耐低温(-10度)の仕様。
- 対応記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード。片方がUHS-II対応のダブルスロット。
- 順次記録、振り分け記録、同一書き込みが可能。
- カメラ側面のUSB端子はUSB Type-C採用。USB3.0高速データ転送が可能。
- バッテリーは新型の「BLH-1」。容量が約37%アップし、充電所要時間は約4時間から約2時間に短縮。
- また、残量のパーセント表示が可能。
- 撮影可能枚数は、同梱のフラッシュを装着しない状態で約440枚。
- 新搭載の低消費電力撮影モードでは同約950枚の撮影が可能。
- 同梱フラッシュは、E-M5 Mark IIのものと同様に発光部を動かせる「FL-LM3」。
- 別売で「パワーバッテリーホルダーHLD-9」を用意。
- カメラ本体とは別に1本のバッテリーが入り、2つのダイヤルとファンクションボタン、十字キーが備わる。
- E-M1 Mark IIの外形寸法134.1×90.9×68.9mm。重量約574g(バッテリー、メモリーカード含む。アイカップ除く)、約498g(本体のみ)。
- 従来モデルE-M1は130.4×93.5×63.1mm。重量約497g(バッテリー、メモリーカード込み)、約443g(本体のみ)。
とのこと
→OM-D E-M1 Mark II | OM-D | オリンパス
Olympus OM-D E-M1 Mark II - Concept Video
オリンパス OM-D E-M1 Mark II 機能紹介 - 高速連写
オリンパス OM-D E-M1 Mark II 機能紹介 - OM-Dムービー
【メーカー主催】OM-D E-M1 MarkⅡ発売記念キャッシュバックキャンペーン