Fujifilm 調光素子を用いた像面位相差AFの特許
http://egami.blog.so-net.ne.jp/2014-08-06
エンジニアの嗜みさんに富士フイルムの像面位相差AFの特許の話が掲載されています。
- 富士フイルムが調光素子を位相差画素に組み込んだ像面位相差AFの特許を出願中。
- 位相差画素は画素の半分が遮光されるのでドット抜けの扱いをされて画質劣化するが、調光素子は透過率を電気的に制御出来るので、位相差画素と撮像画素に対応するハイブリッド画素として機能し、画質劣化を最小限に抑えられる
- 像面位相差AFは、面積の約半分を遮光した画素を、幾つか設けることで実現する。
- それらの画素は撮像としては使えない。
- 像面位相差AFに対応したカメラは、ドット抜けの多い撮像素子を積んでいることになる。
- しかし周辺画素の情報を用いて補正するので、通常用途で困ることはない。
- 富士フイルムの特許申請は、画素の遮光に液晶を設けたようなもの。
- 位相差専用の画素ではなく撮像にも対応するハイブリッド画素として扱える。
- ドット抜けが発生しない。
- 光学要素を含むので透過率100%ではないが、画質劣化を最小限に抑えることが可能。
- キヤノンのEOS70Dは1ピクセルの中に2つのサブピクセルを含むような構成で、位相差画素と撮像画素に対応するハイブリッド画素を実現している。
- 富士フイルムは、キヤノンとは別のアプローチでハイブリッド画素を実現する。
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