キヤノン、積層CMOS搭載のミラーレス「EOS R3」を11月下旬発売。74.8万円 - デジカメ Watch
https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1351063.html
デジカメ Watchに、キヤノンの「EOS R3」正式発表のニュースが掲載されています。
- キヤノンは「EOS R3」を11月下旬に発売。価格はオープン。
- キヤノンオンラインショップでの販売価格は税込74万8,000円(ボディ単体)。
- 「プロスペックを実現したフルサイズミラーレスカメラ」として、シリーズ名にEOSデジタル初の「3」を冠した製品。
- 動体撮影・動画撮影を行うユーザーを想定した機種。
- 電子シャッター撮影時に最高約30コマ/秒のAF/AE追従連写
- 動画では4K60pオーバーサンプリング/RAW 6K60pの内部記録
- 30分上限を廃して最長6時間の連続記録に対応する。
- マグネシウム合金製の外装、EOS-1D Xシリーズ同様という防塵防滴性能
- EOS -1D X Mark IIIと共通のLP-E19バッテリーを採用するといった信頼性もアピール。
- 35mmフルサイズ・有効約2,410万画素の裏面照射積層CMOSセンサーを採用。
- EOS初の積層CMOSセンサーで、自社開発。
- 映像エンジンDIGIC X搭載。感度ISO100-102400。拡張ISO50相当とISO204800相当も選べる。
- 動画記録は最大で6,000×3,164(6K RAW)/59.94pに対応。
- 解像度は4K DCI、4K UHD、フルHD対応。
- 4KおよびフルHDでは、119.88/100.00pのハイフレームレート記録も可能。
- 5軸カメラ内手ブレ補正機構を搭載。
- 対応レンズではレンズ側手ブレ補正と協調し最大8段分の補正効果が得られる。
- メカシャッターで最高約12コマ/秒、電子シャッターで最高約30コマ/秒の撮影に対応。
- ブラックアウトフリー撮影も可能。連続撮影には以下の3モード
- 高速連続撮影+:最高約12コマ/秒(メカ、電子先幕)、最高約30コマ/秒(電子)
- 高速連続撮影:最高約8.0コマ/秒(電子先幕)、最高約6.0コマ秒(メカ)、最高約15コマ/秒(電子)
- 低速連続撮影:最高約3.0コマ/秒(メカ、電子先幕、電子)
- 連続撮影可能枚数、JPEGラージ/ファインで1,000枚以上(CFexpress/UHS-II SDともに)。RAWはCFexpressで1,000枚以上、UHS-II SDで約290枚。
- RAW+JPEGラージ/ファインでCFexpressは1,000枚以上、UHS-II SDは約140枚。
- シャッター速度は1/8,000?30秒・バルブ(メカシャッター/電子先幕)。
- 電子シャッターでは、最高1/64,000秒まで設定可能(Tv/Mモードのみ)。
- シンクロ速度メカシャッター時1/200秒、電子先幕時1/250秒、電子シャッター時1/180秒。
- EOS R5/R6で搭載されたデュアルピクセルCMOS AF IIに対応。
- 測距エリアは最大1,053分割。測距点移動には、既存マルチコントローラーやメイン/サブの電子ダイヤル、タッチパネル入力のほかに、スマートコントローラーと視線入力が使用可能。
- EOS iTR AF Xによる被写体追従は、EOS R5に比べてアルゴリズムが進化。
- 「人物」撮影時は顔や頭部を検出できない状況でのトラッキング助ける「胴体検出」追加。
- 瞳検出の苦手シーン(横顔、顔の陰影、化粧、マスク装着時)に対する強化
- 冬季競技を意識した頭部検出強化(ゴーグルやマスクで顔検出できないシーンへの対応)。
- いずれもディープラーニングを活用。
- 新たにモータースポーツ(車、バイク)を対象とした「乗り物優先」を追加。
- 対象被写体はフォーミュラカー、GTカー、ラリーカー、オンロードバイク、オフロードバイク。車とバイクを認識、ヘルメットを検出するという。
- 複数の車体を検出している場合は、マルチコントローラーで切り替え可能。
- トラッキングの手順は、1点AFやゾーンAFを使って被写体の一部を掴むようにしてAFするだけで、カメラが最適な追尾位置を判断して瞳検出AFや頭部検出AFに移行。
- 引き続き「動物優先」搭載。犬、猫、鳥を対象とした設定、こちらはEOS R5と同性能。
- 開発発表時に話題となった機能「視線入力」。
- 初搭載の「EOS5 QD」(1992年)では5点のAFポイントを選ぶのに使用。
- EOS R3では領域拡大AFやトラッキングとの組み合わせで、複数被写体を素早く切り替えたい場合、AFフレームを頻繁に動かしたい場合に有効。
- 出荷時設定では、視線確定(AF対象の選択)はシャッターボタンの半押しに連動。
- 追尾被写体としたい被写体を注視することでポインタが移動、シャッターボタンの半押しでAFの対象が確定。カメラが最適な追尾を開始するという。
- 視線入力の利用にはキャリブレーションが必要。
- 横位置、縦位置で複数回実施することが推奨、ユーザーごとに番号をつけて登録可能。
- 眼鏡と裸眼を使い分ける場合は、それぞれを異なる番号に登録する必要がある。
- 撮影環境によって瞳孔の状態が変わるため、その場合は同じ番号で再度キャリブレーションすることを推奨。
- サングラスやミラー加工されているレンズ、遠近両用レンズの眼鏡では視線検出ができない場合があるという。
- ハードコンタクトも同様に視線検出できない場合があるとしている。
- EVF約576万ドット。倍率は約0.76倍。アイポイントは約23mm。
- 背面モニター3.2型・約415万ドット。バリアングル式、タッチ操作対応。
- CFexpressスロットとSDカードスロット(UHS-II対応)を1つずつ搭載。
- 動画撮影時には、同一書き込みでのバックアップや「CFexpressにRAW動画、SDカードに4K/FHD動画を同時記録」といった使い方も可能。
- アクセサリーシューは新規格、データ通信や電源供給といった本体との通信機能を拡張。
- 対応製品として、ケーブル接続が不要のデジタルマイク「指向性ステレオマイクロホンDM-E1D」、電池不要で動作する「スピードライトトランスミッターST-E10」
- 外部ケーブル不要で有線接続できるスマートフォンホルダー「スマートフォンリンクアダプターAD-P1」のほか、TEACとの協業によるXLRアダプターが予定。
- 防塵防滴設計の既存アクセサリー(スピードライト上位機など)は、別売の「マルチアクセサリーシューアダプターAD-E1」を介してEOS R3に取り付ける必要がある。
- 本体にモノラルマイク内蔵。外部ステレオマイク端子備える。
- Wi-Fi機能はIEEE 802.11b/g/n/a/acに対応。Bluetoothにも対応。
- EOSミラーレスとして初めて、有線LAN端子も備える。GPS機能も搭載。
- 対応バッテリーパックLP-E19。ACアダプターとDCカプラーを組み合わせてAC駆動も可能。
- 外形寸法は約150.0×142.6×87.2mm。
- 重量は約1,015g(バッテリー、カード込み)、約822g(本体のみ)。
- 高さEOS-1D X Mark III比で約15%低くなっている。
→キヤノン:your EOS.|EOS R3 特長紹介
→撮影領域を拡大するフルサイズミラーレスカメラ“EOS R3”を発売:ニュースリリース|ニュースリリース|企業情報|キヤノンマーケティングジャパングループ
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