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要約

ソニー「α7 V」が「α7 IV」からどう進化したか。PetaPixelは、新開発の部分積層型3,300万画素センサーやBIONZ XR2、全幅4K60p、30コマ/秒、4軸モニター、デュアルUSB-Cなど計15の改良点を詳報した。本稿ではその要点を簡潔に整理する。


Sony a7 V vs a7 IV: The 15 Biggest Improvements | PetaPixel

https://petapixel.com/2025/12/02/sony-a7-v-vs-a7-iv-the-15-biggest-improvements/

ソニー「α7 V」は「α7 IV」からどう変わった? 部分積層センサーやAIなど15の劇的進化。

PetaPixelが、「α7 V」の「α7 IV」からの大きな15の改良点を掲載しています。


1)新開発の部分積層型3300万画素イメージセンサー

  • 画素数は据え置きだが、部分積層型となり読み出し速度が向上

2)Bionz XR2 プロセッサー

  • AI処理ユニットを統合した初のプロセッサーで、処理速度と効率が向上

3)ダイナミックレンジの向上(最大16段)

  • メカシャッター使用時に「α7 IV」より1段広いダイナミックレンジを実現

4)新しい撮影モードの追加

  • ピクセルシフトマルチ撮影、ノイズ低減撮影、HDR合成モードに対応

5)ローリングシャッター歪みの大幅低減

  • 読み出し速度の向上により約15msに短縮され、電子シャッターの実用性が向上

6)最高30コマ/秒の高速連写

  • AF/AE追従で最大30fps。「α7 IV」の10fpsから大幅に進化

7)ブラックアウトフリー撮影

  • EVFの仕様は同じだが、高速化によりブラックアウトのない撮影が可能に

8)AIによるAF性能と被写体認識の向上

  • 人物、動物、鳥、昆虫、乗り物などの追尾に加え、姿勢推定技術も搭載

9)自動被写体検出モード

  • 被写体の種類を手動で切り替える必要がない自動モードを搭載

10)AIを活用したオートホワイトバランス(AWB)の改善

  • 特に肌の色、青空、緑などの色再現性が向上

11)全幅での4K 60p動画記録

  • クロップなしで4K 60pが可能に。「α7 IV」は全幅だと4K 30pまでであった

12)動画機能の強化(手ブレ補正、カスタムLUT、オートフレーミング)

  • より強力な手ブレ補正やカスタムLUTの適用、オートフレーミングに対応

13)4軸マルチアングル液晶モニター

  • 「α7R V」と同様の4軸可動式。3.2型・209万ドットに高精細化

14)デュアルUSB-Cポート

  • ポートが2つになり、充電しながらのデータ転送などが可能に

15)バッテリー寿命の向上

  • 効率化により、EVF使用時630枚/液晶使用時750枚へ撮影可能枚数が増加

とのこと



ACCSOON Toprig NP-FZ100 4チャンネルカメラバッテリー充電器 PD60W急速充電器 バッテリーチャージャー (バッテリー4個まで同時充電可能/USB-C 充電ポート/高速充電/LED数字表示/金メッキ銅ピン バッテリー保護) 、 a9/A9R/9S/a6700/a6600/a7RV/a7IV/A7R3/a7III/a7cなどに対応



先日発表された「α7 IV」の後継機「α7 V」ですが、すでに各所でレビューが上がっており、最もライバルとなるであろうキヤノン「EOS R6 Mark III」との比較記事も登場しています。今回の記事は、その中でも先代「α7 IV」との比較にフォーカスした内容になっていますね。 もちろん大きく進化していることは分かっていましたが、改めて項目ごとに列挙されると、本当にほぼすべての要素に大きく手が入っていると感じます。もはや上位機種クラスのアップグレードと言ってもよさそうですね。

「このカメラはフルサイズボディを手にしたいすべてのユーザー(趣味であれプロ用途であれ)のためのもの」「このカメラは多くのユーザーにとって非常に優れた選択肢」というレビューも出ていますが、これまでのα7シリーズユーザーにとっては、やはり、ややオーバースペック気味にも感じられます。まあ、そういったユーザーには、現在も併売されている「α7 IV」や「α7 III」を選んでください、というメッセージでもあるのかもしれません。

ちなみに、現行ラインナップのフルサイズαで最安は「α7C」で、Amazonでは約18万円となっています。
CAMEOTA
cameota.com管理人
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