ペンタックス・フィルム・プロジェクトから「ESPIO 140」が登場する！？

Is Pentax Film Project about to stage a sensational return? Rumor of new Pentax film camera surfaces | Digital Camera World

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Digital Camera Worldに、新しいペンタックス製フィルムカメラの噂が掲載されています。

• ペンタックス・フィルム・プロジェクトが、2025年3月のリードデザイナー、TKO（鈴木タケオ）氏の突然の退任と、プロジェクトが一時中断されたという不正確な報道を受けて、崖っぷちに立たされているように見えたのは記憶に新しいだろう。
• その後、リコー本社で実際に何が起きているかはともかくとして、プロジェクトの現状に関するニュースはほとんど出てこなかった。
• だからこそ、Pentax & Ricoh Rumorsに掲載された新しいペンタックス製フィルムカメラに関する噂話は、非常にそそられる内容なのである。
• アナログファンがほとんど何も知らされないまま放置されている状況を考えると、噂話であっても「何かしらのニュース」があること自体が歓迎すべきことだと言えるだろう。
• しかしながら、この噂サイトは、やや頼りないプレスリリースの信頼性について、正しくも疑問を投げかけている。
• というのも、そのプレスリリースの日付が11月18日となっており、すでにとうの昔に過ぎ去っているからだ。
• 個人的には、その文章の文体も、いわゆるプレスリリースらしくはあまり感じられない。
• もっとも、翻訳文である可能性もあり、その場合は違和感の一部はそれで説明が付くかもしれないが。
• 未確認のそのプレスリリースは、新しいペンタックス「ESPIO 140」のバージョンに言及しており、「写真愛好家やノスタルジックなユーザーの双方に訴求する」とされている。
• おそらく、1990年代に発売された「140シリーズ」のコンパクトフィルムカメラを覚えているユーザー層を指しているのだろう。
• ポイント＆シュート機らしく、そのソースには内蔵ズームやフラッシュといった機能が記載されている。
• しかし、「新品と中古の両方の状態で提供される」とされている点は、警戒心をかき立てる要素である。
• さらに、「光学系は“ほこりやカビがないと報告されている”」という文言も同様だ。
• こうした記述を踏まえると、この噂についてはかなり多めの「割り引き」が必要だと考えるのが妥当だと思う。
• とはいえ、自分としては、新しいペンタックス製フィルムカメラが本当に登場するのなら、心の底から大喜びするに違いない。
• 個人的には、「PENTAX 17」はとてもすばらしい小さなカメラだと思っているが、ある意味では少々“凝り過ぎた”カメラでもあると感じている。
• 最終的には、それがアナログカメラであり、なおかつハーフ判カメラであるという事実が、このカメラを少しニッチな存在にしているのだと思う。
• さらに、およそ500ドル／500ポンドという価格帯を考えると「PENTAX 17」は、多くの写真家にとって「日常使いの相棒に対する、楽しくてちょっと変わった代替機」としては、かなり本気度の高い投資と言えるだろう。
• 良いニュースとしては、「PENTAX 17」の販売状況が、リコーに対して、これ以上フィルムカメラを出すなというブレーキにはならないだろうと自分は考えている点である。
• より安価なフルサイズフィルムカメラで、ボディに“Pentax”のロゴが入ったモデルであれば、非常によく売れるはずだと今でも思っている。
• そして、それがたまたまペンタックス「140シリーズ」の“再来”のようなカメラだったとしたら、自分は間違いなく飛びつくだろう。

とのこと

PENTAX ESPIO 140M

ペンタックス・フィルム・プロジェクトには、中断の話（噂？）が出ていたんですね。正直、今回初めて知りました。
今回噂に上がったプレスリリース記事については、内容を見るかぎりかなり怪しい印象もあり、実現の可能性はあまり高くないのかなという気もしてしまいます。
ただ、「PENTAX 17」は米TIME誌の「世界で最も画期的な発明品2025」にも選出されていますし、ペンタックスのフィルムへの情熱はしっかり伝わってきましたよね。そう考えると、このままプロジェクトを閉じてしまうのは本当にもったいない気がします。ぜひ今後も新しいフィルムカメラを投入してほしいですね。

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