パナソニック、ミラーレス一眼デジカメに「SIMフリーモデル」導入:日刊工業新聞
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0320150113bjal.html
- パナソニックは、現在コンパクトデジタルカメラで展開している単体でモバイル通信が可能な「SIMフリーモデル」を、ミラーレス一眼デジカメにも導入。
- 高速通信「LTE」への対応と、クラウドを通じ撮影した写真の編集やSNSの利用などを想定。
- 通信機能を軸にした独自のデジカメ戦略で、カメラ事業の成長路線回帰を目指す。
- ミラーレスの中でも、まずは小型の機種で展開する計画。
- 操作性を考慮し、デザインなどを一新することも検討。
- 投入時期は2015年の後半以降になるとみられる。
- 将来的にはデジカメの全ての機種に同様の機能を盛り込むことも検討している。
- パナソニックはデジカメ事業で苦戦する中、通信機能とカメラ機能の融合で差別化し、事業のテコ入れを図っている。
- 14年11月に、欧州の一部の国でスマートフォン型コンパクトデジカメの「DMC-CM1=写真」を発売。
- CM1は音声通話やデータ通信に必要なSIMカードを差し替えて自由に使える、最初のSIMフリーカメラ。
- 15年の前半には、米国と日本でも発売する計画だ。
- 7日には、米国のクラウドサービス開発ベンチャー、ディーバネットワークスとの提携を発表。
- パナソニックはディーバに約6億円を出資し、デジカメ向けのクラウドサービスや新製品を開発していく計画。
- AVCネットワークス社の杉田卓也副社長は「なるべく早い段階で新しいサービスを提供したい」とし、早ければ1―2カ月程度での実現も視野に入れる。
とのこと
米ディーバ社とデジタルカメラの通信機能の拡充に向け提携 | プレスリリース | ニュース | パナソニック企業情報 | Panasonic
http://news.panasonic.com/press/news/data/2015/01/jn150107-2/jn150107-2.html
米ディーバ社とデジタルカメラの通信機能の拡充に向け提携
パナソニック株式会社は、デジタルカメラの新たな顧客価値創造に向け、クラウドサービス開発のベンチャー会社、ディーバネットワークス社(本社:米国ワイオミング州、以下ディーバ社)と提携し、写真クラウドプラットフォームに関するグローバルな包括的協業を進める。
パナソニックは、ディーバ社に出資し、下記協業内容に取り組む。
1. 写真クラウドサービスの開発とマーケティング活用
ディーバ社は、高画質写真を直感的な操作で簡単に編集や共有ができるクラウドサービスを開発、グローバルに展開予定で、パナソニックはデジタルカメラなどの機器を本サービスと連携させ、機器の使い勝手向上を図るとともに、本サービスを活用したマーケティング活動を推進。
2. 新規商品の開発
ディーバ社のクラウドサービスにおけるノウハウと、パナソニックの技術開発力を掛け合わせ、クラウド時代にふさわしい新たな商品の開発に取組む。
パナソニックは、ディーバ社との提携を通じて、デジタルカメラと通信の融合を一層加速させ、ユーザーの新しい写真体験の創出と、感動の共有体験を提供する魅力ある商品開発につなげていく。
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