2014.04.14
BCN、消費増税による駆込み需要と反動の影響を速報、デジタルカメラは市場構造が変化
http://bcnranking.jp/news/1404/140414_27758.html
BCNに4月10日、全国の家電量販店・ネット販売店の実売データを集計したBCNランキングのデータを分析し、「デジタル家電市場への消費増税の影響――駆け込み需要の概要と増税直後の反動速報」と題した記者会見の記事が掲載されています。
以下、記事抜粋
・レンズ一体型・交換型を合わせたデジタルカメラは、販売台数前年比で102.0%
・平均単価が昨年同月の2万8000円前後から3万6000円前後に上昇
・販売金額前年比133.5%
・レンズ交換型は、販売台数・金額ともに過去最高値をマーク
・平均単価は8万円を超え
・メーカー別では、キヤノンが4割近くのシェア、価格を急速に戻したニコンはシェアを落とし、ソニーがそれを追い上げている
・ミラーレス一眼は一眼レフと比較すると、販売台数が伸びず足踏みしていたが、増税前の駆け込みの影響を色濃く反映し、3月の販売金額前年比で156.9%の大幅に伸長
・レンズ一体型は、3月の販売金額前年比こそ115.5%だが、販売台数では92.7%
・1/1.7インチ以上のセンサをもつ高級モデルは、販売台数・金額ともに伸びている
・1/1.7インチ未満のモデルは低調
・平均単価は画素数と連動しているわけではなく、センサの大きさやズームの倍率が差異化のポイントになっている
「金額構成比で4割を超えた一眼レフの存在感が強く、ミラーレス一眼を加えると、レンズ交換型が7割以上のシェアを占めている。市場構造が大きく変化しつつある」