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Nikon | 企業情報 | ニコンミュージアム お知らせ 創立100周年記念企画展「植村直己 極地の撮影術」

http://www.nikon.co.jp/profile/museum/

ニコンF2チタンウエムラスペシャル


  • ニコンミュージアムではニコン創立100周年記念企画展を、2017年1月から開催。
  • その第1回「植村直己 極地の撮影術」展。
  • 植村直己氏は日本を代表する登山家、冒険家であり、日本人初のエベレスト登頂、世界初の五大陸最高峰登頂、北極圏12000km犬ぞり単独走破、犬ぞり単独行による北極点到達など、数々の功績を残した。
  • シャッターボタンを押すことさえままならない極寒の極地において、植村氏は、自写像、冒険の記録、氷の世界の風景などの写真を数多く撮影。
  • 本展では、植村氏の撮影術に注目し、1978(昭和53)年の「犬ぞり単独行による北極点到達」「犬ぞりによるグリーンランド単独縦断」で、植村氏が撮影した作品を中心に、写真パネルとプロジェクターの投影により約20点展示。
  • 植村氏の冒険のためにニコンが開発した「ニコンF2チタンウエムラスペシャル」の現物、北極点到達時に立てた日本国旗、グリーンランド縦断に使われた犬ぞり、防寒服、露出計、無線機など冒険に使われた装備品、約20点も展示。
  • 展示期間:2017年1月5日(木)~2017年4月1日(土)
  • 展示作品:写真作品約20点、装備品など約20点

とのこと


週刊 カメラーズ・ハイ! 【アーカイブス】『マッキンリーに眠る ニコンF2 ウエムラスペシャル』マップカメラ

https://news.mapcamera.com/maptimes.php?itemid=24706


マップカメラに、ニコンF2 ウエムラスペシャルの話が掲載されています。


  • 「F2 チタン ウエムラスペシャル」世界に三台しか存在しないF2特別モデル。
  • 植村直己氏がニコンに依頼して特別に製作されたモデルが「ウエムラスペシャル」。
  • 極限状態を想定したボディは、外装にチタンを採用。
  • 厳寒に耐える低粘度オイル、低温時におけるシャッター速度の安定性の向上、各部バネの強化、フィルムの巻き上げを順巻きに改造、巻き戻しクランクの赤色付け、フィルムカウンター「31」以降の数字に赤色付け、凍傷を避けるためにストラップ金具を外し糸で縫いつけなどの特殊改造が行われた。
  • ニコンがチタンを外装に使用したのは、この「ウエムラスペシャル」が最初。
  • このモデルをベースとして、報道用F2チタンがつくられたといわれている。

とのこと



ニコンFシリーズ―ニコンF・F2・F3のすべて 大型本



写真作品も気になりますが、ニコンF2チタンウエムラスペシャルが気になりますねえ。このカメラは世界に三台しかないらしく、一台は板橋区の植村冒険館、もう一台は兵庫県豊岡市の植村直己冒険館にあるそうで、今回はそのどちらかがニコンミュージアムに展示されているようですね。なお、もう一台はマッキンリー冬期単独登頂で消息不明となった植村氏とともに、今もマッキンリーのどこかに眠っているとのことです。
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