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ライカSL、その名の由来は? - デジカメ Watch

http://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/20151104_728735.html

ライカSL

デジカメ Watchに、ライカのCEOオリバー・カルトナー氏、プロダクトマネージャーのステファン・ダニエル氏のコメントが掲載されています。


  • ユーザーの選択のためにラインナップを増やしてきた。これは市場を取るための重要なやり方。
  • 位置付けは、ライカT(APS-Cミラーレス)とライカM(35mmレンジファインダー)のギャップを埋めるのがライカQ(レンズ固定式フルサイズ)。
  • ライカSLはライカMとライカS(中判)の間を埋める。
  • ライカMに代表されるM型は、補助機能が一切ないスポーツカーのようなもの。
  • 現代的なニーズや撮影シーンにあったパフォーマンスを追求するカメラとしてライカSL。カメラ業界の将来については、飽和しているデジタル一眼レフとコンパクトカメラが今後市場からなくなっていくと予想。
  • カメラが世界的に不調だが、ライカのセールスは上がっていると自信を見せる。

名前の由来は?

  • 「ライカM9」が2009年に登場し、S、X、T、QそしてSLとリリース。
  • いままでの機種は「文字に具体的な意味はない」というのがダニエル氏(ライカ)の回答。
  • しかし、ライカSLに限っては違った。SLとはドイツ語の「Spiegellos」に由来。
  • 鏡を意味するSpiegel(シュピーゲル)と、分離を意味するlos(ロス)から頭文字。ドイツ語で「ミラーレス」。

「ライカLマウント」について

  • ライカSLの「ライカLマウント」が、ライカスクリューマウントの通称“Lマウント”と混同しそう。
  • ダニエル氏の回答「日本ではライカスクリューマウントをそう呼んでいますね」
  • “Lマウント”という呼び方は日本的なもの。
  • 古いから知らなかったわけでも、過去を切り捨てたわけでもない。
  • 世界的に見れば「ライカLマウント」という呼称に違和感がないと判断。
  • ライカLマウントは、先に登場したライカTのライカTマウントとバヨネット形状が同じ。
  • 今後はライカLマウントに対し、フルサイズのSLレンズと、APS-CのTLレンズという図式。
  • なお、ライカLマウントの“L”は特に意味がない。

ボディサイズが大きいわけ

  • ミラーレスでありながらボディが目立って小さくないというのは、日本のユーザーからすると不思議なところ。
  • ライカSLは35mmフルサイズのデジタル一眼レフカメラと背丈はそう変わらない印象。
  • 結論から言うと、これでも中判デジタル一眼レフのライカSよりはだいぶ機動性に優れる。
  • そこの棲み分けを考えればバランス的に十分ということだろう。
  • 同社はそもそも「ミラーレス=小型化」というロジックではない。
  • 「みんなデジタル一眼レフカメラを持ち慣れているから、これぐらいの大きさならよいだろう」という判断。
  • これによって大きなグリップ部に大きなバッテリーが入り、4K動画撮影時の放熱もしやすい、という相互メリットがあった。
  • 肉厚なグリップ部は、国産の小型一眼レフやミラーレスで小指が余ってしまう人もガッチリ持てる。
  • わざわざ指の置き方などを意識しなくてもよい持ち心地は、ミドルクラス以上の一眼レフを手にしている安心感に近い。

ライカQと同じセンサーなのか?

  • ライカSLは、スペック的にはライカQに近い。
  • 公式回答としては、「ライカQのセンサーにとてもよく似ているけど違う」
  • 理由はレンズ固定のライカQに対しレンズ交換式であること。
  • ライカM用のレンズの使用を想定して、マイクロレンズの配置を工夫している。

センサーのサプライヤーはどこか?

  • センサーのサプライヤーが非公表なのはライカQと同じ。
  • ライカM(Typ240)用のCMOSセンサーを供給するCMOSISが作ったものではないという回答


とのこと



LEICA X2 オーナーズガイド



うーむ、Lマウントには意味が無いとの事ですが、だったら、既に使用されているTマウントの方が素直だったような気がしますよねえ。なんか理由あったのかなあ。
あと、確かにミラーレス=小型ボディという図式が出来上がってますが、必ずしもそうする必要は無いんですよね。あと海外では小型カメラよりも大型カメラの方が受けが良いとも聞きますしね。まあ、それにしてもSLは大きくて重すぎる気もしないでもないですがねえ…。
しかし、ライカはこのカメラ不況の中、売り上げが右肩上がりっぽい自信を感じますが、そこまで売れてるですかね。たしかに、ロイヤル・カスタマーはいそうですけどねえ。
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