2015.11.26
マップカメラ | KASYAPA | 328:もう1つのXF35mm『FUJIFILM XF35 F2 R WR』 | Fujifilm
http://news.mapcamera.com/KASYAPA.php?itemid=28990
KASYAPAさんに、富士フイルム「XF35mmF2 R WR」のレビューが掲載されています。
- 「XF35mm F1.4 R」と同じ35mmの新レンズということで、その立ち位置や描写が非常に気になるところ。
- 一般的に言えばレンズが明るいほど高性能で高級というイメージがある。
- それより暗くなると廉価版というイメージがあるが、このXF35mm F2 R WRは少し違う。
- 小型のレンズという事でボディも小型のX-T10を選択。
- 絞りはF5.6。コントラスト・抜けのよさ・発色などいい描写を見せてくれる。
- XF35mm F1.4 Rとは、なんとなく線の出し方が違う印象。
- F35mm F2 R WRの方が太い感じを受ける。
- 感覚的に言うとF1.4 Rが鉛筆でいうHBで、F2 RがBくらいの違い。輪郭線が力強く描写。コントラストが高く明瞭感のある被写体をよりくっきりと見せる事が得意なレンズ。
- ハイライトが当たる部分も滲むことなく、絞り開放から安定した描写を発揮。
- XF35mm F2 R WRを使用してみて感じたのは「コンパクトと堅実性」という事。
- 決してXF35mm F1.4 Rの廉価版レンズという事ではない。
- 小型化と描写のバランスを取った明るさF2のレンズ。
- レンズ自体の作りもかなり凝っている。鏡筒全面に金属を使用した確かな作り込み。
- マニュアル操作を意識したピントリングと絞り環のしっとりと重いトルク感もAFレンズとは思えない完成度の高さ。
- AFスピードはインナーフォーカス採用により最速0.08秒という超高速を実現。
- 防塵・防滴・-10℃の耐低温構造。XF35mm F1.4 Rにはなかった機能も盛り込まれている。
- レンズの明るさというのはカメラ好きにとって魅力的な数値ではある。
- このXF35mm F2 R WRは明るさ以上の魅力が詰まった1本。
- 後ボケも美しい。フジノンレンズらしい繊細さを感じられる描写。
- 最短撮影距離35cm。絞り開放で撮影すればシャープなフォーカス部を出しつつ濃密なボケ味も楽しむことができるレンズ。
- 「XF35mm F2 R WR」の試写を終えた感想は「最高にちょうどいいレンズ」。
- 最近のレンズラインナップ「写りは最高だけど、ちょっと大きくない?」と思っていた。
- かといってレンズの描写にはこだわりたいというジレンマがある。
- しかしXF35mm F2 R WRは他のXレンズと比べても見劣りしない描写力ながらポケットに入りそうなコンパクトサイズ。
- 今回のX-T10との組み合わせはまるでX30を持っているようなサイズ感。
- なのに写りは上位機種に引けを取らない素晴らしいもの。
- スナップ撮影で50mmレンズをメインとしている方にはこの組み合わせは最高だと思う。
- 操作も良く軽快で画質も◎なレンズ。
とのこと
FUJIFILM フジノンレンズ XF35mmF2R WR B (ブラック)
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