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キヤノン「EOS R1」が正式発表…新エンジン&クロスAFで捕捉力UP - デジカメ Watch

https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1608976.html

キヤノンのフラグシップモデル「EOS R1」

デジカメ Watchに、キヤノンがフラグシップモデル「EOS R1」を正式発表のニュースが掲載されています。


  • キヤノンは、EOS Rシリーズで初となるフラッグシッカメラ「EOS R1」を11月に発売。
  • 価格はオープン。キヤノンオンラインショップの参考価格は108万9,000円。
  • 予約開始は7月23日(火)10時00分を予定。
  • 同社フラッグシップモデルを意味する“1”の系譜を継ぐミラーレスカメラ。
  • RFマウントカメラのラインアップにおいて現行で最上位モデルだった「EOS R3」(2021年11月発売)の上位に位置づけられる。
  • “1”の系譜としては、デジタル一眼レフ「EOS-1D X Mark III」(2020年2月発売)以来の登場。
  • フラグシップモデルとして、幅広い撮影をカバーする総合力を謳う。
  • 撮像素子には、自社開発したという35mmフルサイズ裏面照射積層CMOSセンサーを採用。
  • 有効画素数は約2,420万画素。積層構造とすることでデータ処理部と画素部を分離して最適化。
  • 読み出し速度の高速化により、ローリングシャッター歪みを低減。
  • 裏面照射積層CMOSはEOS R3で初めて採用、それをEOS R1向けに最適化。
  • 画像処理エンジンは「DIGIC X」と、新開発の「DIGIC Accelerator」を組み合わせて構成。
  • 「Accelerated Captureシステム」と称し、大量のデータをイメージセンサーから高速に読み出して解析。
  • これまでできなかった高速連続撮影や高速AF処理、ローリングシャッター歪み低減、静止画/動画同時撮影など実現。
  • DIGIC Acceleratorは、主に高度な分析を要するAE/AF検出などの回析処理を担う。
  • ディープラーニング技術を活用した“アップスケーリング”と“ノイズリダクション”機能をカメラ内に備えた。
  • 「Digital Photo Professional」で使える「Neural network Image Processing Tool」に相当する機能。
  • アップスケーリングは縦横の画素数を2倍に拡大して、高解像度の画像を生成する。
  • 画素数は最大9,600万画素となる。カメラ内でトリミングとアップスケーリングを同時に行うことも可能。
  • 外部で高解像度の画像を生成してからトリミングするといった工程よりも処理時間を短縮できる。
  • 生成画像は、解像感を保ちながらも元画像から逸脱した描写とならないようチューニングしている。
  • 同じくカメラ内で可能になったノイズリダクションとあわせ、PCを使わずに画像をブラッシュアップ可能。
  • 画質面ではこのほか、人肌・空・緑色の植物を検出した際のホワイトバランス精度を向上。
  • GD(Gaussian Distribution)ローパスフィルターを採用しており、輝度モアレや偽色を抑制。
  • ボディ内5軸手ブレ補正機構を搭載。
  • メカ機構を新たに設計し、ローリング方向のブレ対応幅をEOS R3の2倍に拡大。
  • 対応レンズとの組み合わせにおいては、画面中心だけでなく、広角特有の画面周辺のブレを抑制する。
  • 補正効果は、対応レンズとの協調制御において最大8.5段分。
  • AFには新たに「Dual Pixel Inteligent AF」を採用。
  • EOS R3/R5/R6で搭載されたデュアルピクセルCMOS AF IIを、Accelerated Captureシステムとディープラーニング技術をベースにさらに進化。
  • ディープラーニング技術をもとに進化させたAFアルゴリズムにより、トラッキング精度が向上。
  • スポーツやワイルドライフといった分野でピント合わせが難しかったシーンにおいても、EOS R3以上の高精度なAF(「掴み」「掴みつづける」)を実現。
  • デュアルピクセルCMOS AFとして初めて「クロスAF」を採用。縦線に加えて、横線検出にも優れる。
  • 例えば柵の向こう側にいる動物を撮影するようなシーンで、従来であればピントが柵の縦線に引っ張られてしまうような場面においても、その向こう側にいる動物を安定してAFできるようになった。
  • スポーツシーンにおいても有用。
  • AFに「アクション優先」機能を追加。
  • サッカー、バスケット、バレーボールの3競技に対応、それぞれの種目で特定のアクションをしている被写体を認識。その被写体にAFフレームを移動させる。
  • 例えばバレーボールでは、スパイク/トス/レシーブ/サーブといったアクションが認識対象。
  • 「登場人物優先AF」機能を搭載。複数の人物の中から、あらかじめ登録した優先被写体を検出して追尾。
  • EOS R3よりも、顔が斜め(両目、鼻、口が見える範囲)に向いた際の追尾性能が向上。
  • 人物の登録方法は「人物を撮影してから登録」もしくは「カード内の画像から人物を登録」の2パターン。登場人物の優先度も設定可能。
  • EVFの視線入力にも対応。EOS R3よりも使いやすさを追求し、精度も向上。
  • 具体的には撮影者の目の検出可能なエリアを拡大、目の位置がずれた場合や眼鏡装着時の検出安定性を高めている。
  • 新開発の小型光学系の採用と検出アルゴリズムの改善により、EOS R3比で検出フレームレートが約2倍に向上。
  • 電子シャッター時で最高約40コマ/秒の高速連写に対応。メカシャッター時は最高約12コマ/秒。
  • ボタンカスタマイズにより、任意のボタンに異なる連写速度を設定、押している間のみ一時的に連写速度を設定可能。
  • EOS R3は電子シャッター時で最高約30コマ/秒だった。またブラックアウトフリー撮影にも対応。
  • 「静止画プリ連続撮影」機能も搭載。シャッターボタン全押し以前(半押し中)の画像を記録するというもの。
  • 最高約40コマ/秒の連続撮影設定時で、0.5秒さかのぼり20コマのプリ記録が可能。
  • 連続撮影速度を下げると記録時間も延び、約20コマ/秒設定時には1秒さかのぼり20コマのプリ記録可能。
  • 6K 60p(フルサイズ画角)RAWデータのカメラ内記録に対応。
  • 2K-D Fine、2K-D、FHD FineなどEOS R3より記録方式の種類を拡大。
  • ISO感度は常用ISO 32000(動画)に対応。ノイズリダクションのアルゴリズム改善により、EOS R3よりも暗部のノイズを低減。
  • 新イメージセンサーと画像処理エンジンのシステムにより、ローリングシャッター歪みを大幅に低減。
  • こちらもEOS R3比で6K 60p RAW/4K 60p/FHD 240p時で半分以下に、4K 120p時で約53%まで歪みを抑えた。
  • パンニングをするようなシーンでも歪みが目立たない。
  • 「動画撮影中の静止画記録」に対応。FHD 60p動画を記録しながらの、静止画記録(16:9、JPEG、約1,779万画素)が可能。
  • Cinema EOSに搭載された「プレ記録」機能も搭載。RECボタンを押下する3秒/5秒前から記録可能。
  • フォルスカラーやゼブラ表示など、Cinema EOSにも標準で備わる表示機能を実装。
  • 露出状況をデータで正確に把握可能。
  • Cinema EOS以外では初という、「カスタムピクチャー」も搭載。
  • Cinema EOSと共通のカラープリセットで、Canon Log 3やCanon Log 2にも対応。
  • そのほかBT.709ベースの設定やHDR設定も選択可能、Cinema EOSと親和性のある画作りが可能。
  • HDMI経由でRAWデータの外部出力にも対応。ATOMOS社製レコーダーでProRes RAW記録可能。
  • カメラ内には2K DCIのプロキシファイルも記録できるため、編集ワークフローの効率も高められるという。
  • Wi-Fiは6E/6に対応。有線LAN高速規格2.5GBase-Tも搭載。
  • 新アプリ「Content Transfer Professional」(有償)との接続に対応。
  • スチルカメラ用「Mobile File Transfer」とビデオカメラ用「Content Transfer Mobile」を統合したアプリ。
  • 対応スマートフォンを介して静止画・動画を高速で転送可能。
  • グリップには、新たに「クロスパターン」を採用した。従来の1D系の革シボや、EOS R3のディンプルとは異なるパターン。
  • 背面のAF-ONボタンは、EOSで初めて、半押しと全押しの2段階操作に対応。半押しと全押しで別の動作を割り当て可能。
  • 例えば、半押し時に通常のトラッキングを設定しておいて、全押し時には「視線でAFフレーム移動」に変更するといった使い方が可能。
  • EVFは943万ドット、最大倍率0.90倍、120fps駆動。EOS R3との比較で輝度が約3倍に高まっている。
  • ファインダー光学系の一部を密閉構造にすることで、高温多湿条件でも曇りが出にくくなるという防曇構造を採用し。視線入力用のアイカップも用意。
  • バッテリーはLP-E19を採用。
  • EOS-1D Xシリーズと同等の防塵防滴性能を確保。外装にはマグネシウム合金を採用。
  • イメージセンサーからグラファイトシート、アルミプレートを介して外装へ熱を逃がす放熱構造も採用。
  • 外形寸法158×149.2mm。重量は1,025g(本体のみ)。
  • EOS R3は150×142.6mm、822g、EOS-1D X Mark IIIは158×167.6mm。

→プロの高い要求に応える「EOS Rシステム」初のフラッグシップ機“EOS R1”を発売|キヤノンMJグループ

→EOS R1:レンズ交換式カメラ・レンズ|個人|キヤノン

とのこと



【EOS R1】はじまりの"1"。【キヤノン公式】



Canon (キャノン) EOS R3 カメラボディ



5月に開発発表され、その後F1モナコGPで目撃された写真が上がていた「EOS R1」、ついに正式発表されましたね。スペック的には高画素以外は現在のキヤノンが持てる技術を全て詰め込んだようなカメラに仕上がってますね。なおアップスケーリング機能でカメラ内でフォトショのスーパー解像度が使える感じなのである意味、高画素にも対応してるような感じになってますね。あと噂に上がっていた「DGOセンサー」は搭載されなかったようですね。尖った感じはせず質実剛健なカメラに仕上がってる感じがします。そして、価格はついに100万円を超えました。その分性能には期待できるかもですね。各所での実機レビューが上がるのが楽しみです。
CAMEOTA

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